蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~

「ファイティング・ラブ」



台湾映画「非情城市」の演技で、すっかりトニー・レオンのファンになった私。
この「ファイティング・ラブ」の予告を、別のレンラルビデオで見つけて、見たくてたまらなくなった。
ようやくレンタルしてくる。

おもちゃ会社のOLデボラ(サミー・チェン)は、気の強い性格で社内でも煙たがられていた。
ある日彼女は仕事でのイライラを持ったまま、車を運転していた。
そして接触事故を起こしてしまう。
事故の相手は、これまたイライラしていた牛モツ麺屋の若旦那トンザイ(トニー・レオン)
お互いに自分の非を認めず、あきれた警察官に示談しろと言われる。
話し合いのため、カラオケ屋で落ち合った二人は、つい飲みすぎて一夜を共にしてしまう。
うれしい気分のデボラと、あわてた表情のトンザイ。
彼にはミンディという芸能人の恋人がいた。
日ごろの態度が原因で、会社をクビになったデボラは、ひょんなことからトンザイの家に居候することになる。
彼の家族の非難をよそに、急接近するデボラとトンザイ。
二人の恋の行方はどうなることやら・・・・。

予告で見たとおり、トニーは表情がとてもおちゃめ。
変に気取らず、自然な表情がとても魅力的。
どうして香港の俳優は、2枚目も3枚目もどちらを演じても素敵なんだろう。
怒っても、笑っても、哀しそうでも、ふざけても、どんな表情でもたまらない魅力を感じてしまう。
「ブエノスアイレス」では、クールな男を演じているが、それも違和感がない。
日本の俳優は、演じるキャラが決まってしまうことが多い。
2枚目俳優は、よけいにその傾向がある。
どんな役でもはまり役に演じられるほうが、その人の俳優生命を長くさせると思うのだが。

次はどんな表情のトニー・レオンに会えるのか?
とても楽しみ。




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