こんにちは♪ ス~ジ~です♪ 

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南の島のコンフォートルーム



Comfort Roomとは、トイレのこと。南の島のトイレにつ
いて、2~3のガイドブックがふれているので、私もひと
こと、ふれざるをえません。

ガイドブックが指摘している事実のひとつは、南の島のト
イレの便器は、いわゆる洋式なのですが、便器のうえにあ
るはずの便座と蓋がないということです。もちろん、旅行
者が出入りする高級ホテルや高級レストランのトイレの便
器には、便座も蓋もついています。私も、利用したすべて
の店のトイレをチェックしたわけではありませんが、すく
なくとも、私の友人の家のトイレや、昨年の夏、避暑地に
むかう途中によったガソリンスタンドのトイレや、プール
のトイレの便器には、便座も蓋もついていませんでした。
ガイドブックが指摘しているとおり、南の島では、便器の
うえの便座や蓋は不要とみなされているようなのです。

それでは、このような便器で、どのように用をたすのでし
ょうか? もちろん、便座のない便器にこしかけて用をた
すのです。便器がよごれている場合は、便器のうえに両足
をのせてかがんだり、中腰でしゃがんだりして、よごれた
便器におしりがふれないスタイルで、用をたします。

先日、私は、友人とロビンソンズ・ギャレリアでバスタオ
ルをさがしていて、偶然みつけました、便座と蓋を! な
んと便座と蓋だけを売っていたのです。しかも、それはク
ッションのような素材でできていて、かるくて、やわらか
くて、色はパステルカラーで、たしかmade in koreaの
表示があったとおもいます。さすが韓国! でも、私の友
人は、なんの関心もしめさずに、その売場のまえをとおり
すぎていきました。

ガイドブックが指摘している事実のふたつめは、南の島で
は、トイレットペーパーは使わないということです。便器
の横の壁には水道の蛇口があり、その蛇口の下には水をみ
たしたおおきなバケツがおいてあり、そのバケツのなかに
は「ひしゃく」がういています。つまり、そのひしゃくで
水をくんで、水をながしながら、指で局部をあらうのです
。元祖ウォシュレットです。

ロビンソンズ・ギャレリアのスーパーマーケットでは、ト
イレットペーパーを売っていました。でも、みんなトイレ
ットペーパーを使っていません。経済的な事情もあるので
しょうが、私も、自分の局部を毎回、水であらってみて、
とてもきもちがよく、清潔なかんじをもちました。

ちなみに、南の島のシャワーは、お湯は出ません。水だけ
です。でも、昼間、気温が30℃くらいのときに、水のシ
ャワーで髪やからだをあらっていると、はじめはすこし冷
たいけれど、だんだんきもちがよくなってきます。からだ
がほてってきます。南の島で元祖ウォシュレットが好まれ
ているのも、この島の気候にあっているからなのかもしれ
ません。

ところで、この1月17日で、阪神大震災から7年がたち
ました。私は昨年12月6日~7日に神戸市をたずね、当
時の話をうかがってきたばかりでしたので、1月17日の
マスメディアの報道もみぢかにかんじられました。神戸市
できいたいろいろな話のなかで、私は、水にこまった話が
印象にのこっています。震災で分断された水道が復旧する
まで、4か月かかったそうです。その間、市民はトイレに
苦労されたということでした。

南の島の友人の家は、高台にあるせいか、深夜~早朝は断
水します。友人は、おおきなバケツに水をいっぱいためて
いました。私も、東海地震にそなえて、20リットルのポ
リタンクとペットボトル数本に水をためました。

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