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2006.02.01

『フライトプラン』は「プラン」負け。

テーマ：映画館で観た映画(8789)

カテゴリ：映画関連鑑賞記

サービスデーの２本目は 『フライトプラン』 です。
話題作でご覧になった方も多いのではないでしょうか？

主演はジョディ・フォスター、 「ジョディと言えば、カフェラッテ。」です。（古）

ストーリの導入だけ書きますと・・・

ドイツで夫を事故でなくし、１人娘とともに実家のアメリカへ帰る決意をする妻（ジョディ・フォスター）。
妻は夫の棺と娘とともにアメリカ行きの飛行機に搭乗。
出発後一眠りすると・・・隣にいたはずの娘がいなくなってしまった！
密室のジャンボジェット機、娘は一体どこに消えてしまったのか？

・・・というお話なんです。

ここまで聞くと、なぜか 『フォーガットン』 を思い出される方が多いようで。（私は思いませんでしたが。）
そうなると とんでもない駄作か？ と思われるかもしれませんが、あそこまでひどくはありませんでしたよ。（何）

その狂気を伴ってくるジョディ・フォスターの演技はすばらしいし、ジョディ自身もインタビューで言っていた 「９・１１後の状勢をうまく捉えた作品」 というのは言い得て妙なのですが・・・
いかんせんオチがいただけない。

「え？そんなことで娘は消えたん？（実は「夫の死」もこのオチには少し絡んでいて）そんなことで夫は死んだの？」というオチで、さらに１時間半あまりほとんど飛行機内でのお話で終わってしまう作品なので、 「え？これで終わり？」 と、私はあ然とした作品でした。

構想と脚本と役者の想いが、かみ合わなかった作品ですね。
実に残念。

＜自己評点＝６．５　（１０点満点＋α）＞

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