Shiny Night

Shiny Night

2007.11.06
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カテゴリ: 映画関連鑑賞記
今日は時間があったんでちょっと気になってた 『クワイエットルームへようこそ』 を観てきました。



<ストーリー>
28歳でバツイチの明日香(内田有紀)はフリーライターとしての仕事に行き詰まり、同棲相とのすれ違いの日々が続いたことから現実逃避として薬を過剰摂取し昏睡状態になる。
次に気がついた時には、「クワイエットルーム」と呼ばれる閉鎖病棟の一室にいた・・・。


劇団「大人計画」を主宰する松尾スズキが自身の原作を監督した作品。
前の 『恋の門』 の時はいまいちパッと感じなかったけど、今回はまさに「閉鎖」病棟という空間をうまく「劇場」の空間に置き換えて 作品を面白く表現することに成功しているのではないだろうか。

主人公・明日香がクワイエットルームに隔離されたことで自分の過去と向き合い見つめ直し自分を再生していく過程を、クワイエットルームというその不思議な空間での「日常」が生々しく描かれている背景とともにうまくまとめていて、なかなか「生きること」の余韻を感じられる作品でした。 特に女性の方がより作品を楽しめるかと。
またその展開を支えた豪華な出演陣がそれぞれ個性的で、タンカが映える内田有紀に小心者の同棲相手官藤官九郎、そして蒼井優も相変わらずの存在感なのですが・・・ 「心に闇を抱える女」を演じさせたら日本で大竹しのぶの右に出る者はいないと再認識。
やっぱり壊れた大竹しのぶはすごいよ・・・。

平岩紙の看護婦にはちょっと萌えた のと、 こんな所で油売ってないでちゃんとエヴァ制作しとけ庵野 って感じでした。

<自己評点=8.0  (10点満点+α)>






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Last updated  2007.12.11 01:40:05
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