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2008.02.22
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カテゴリ: ポタリング
 GPSもろくに見ず、闇雲に謎の獣道を上るとそこは畑だったわけですが、幸いにして自動車一台がなんとか通れる道路もありました。しかも左手に白亜の灯台が見えます。

剱崎灯台

 電柱が邪魔ですが、暗い所から出てきただけに、これを見た瞬間は感動。

剱崎灯台付近からの眺望

 灯台に通ずる私道?を上ると、太平洋が広がっています。眩しすぎる。時刻は13:30。

剱崎灯台

 もう少し高い位置が確保できれば海もよく写ったんですが… 右側に見える石碑は皇太后陛下行啓記念碑でした。

剱崎灯台

 地面に寝転がって撮影。アラーキーみたい(笑)。

 残念ながらこの剱崎灯台には登ることができません。しかしここは主要道の上宮田金田三崎港線と離れていますし、自動車で来るには狭い道路を通らねばならないという辺鄙な場所。その為観光地化されておらず、とても雰囲気が良いです。極少ない観光客と、海辺に釣り人がいるだけ。今回ここが一番お気に入りです。

剱崎灯台からの眺望(サムネール)
(クリックで拡大)

 灯台に登れば更に絶景なのでしょうが、登らずともかなり展望が開けていて気分良し。対岸の房総半島が見えます。

鋸山?

 上記写真の左端の方に尖った山があるので拡大してみました。鋸山なのかな? 格好良いです。ここはいつか行ってみたいところ。

剱崎



 せっかくなので、自転車を停めて海岸を歩いてみました。ここはハイキングコースになっているらしいのですが、山でいう踏み跡がないです(笑)。一箇所だけ明らかに歩く為に岩を削った跡がわかる場所こそありましたが、他は海に落ちない様に注意して適当に歩くだけ。

剱崎の祠

 剱崎灯台直下にある祠。

高台の剱崎灯台

 海に出っ張った岩場をギリギリまで歩いて撮影。地層が斜めになっていますね。

剱崎灯台アップ

 18倍ズームの威力(笑)。

剱崎の海

 海が青々しています。まだ海は冷たそうですが、とても綺麗な色です。

剱崎灯台からの眺望(eyevio高画質版)
剱崎灯台からの眺望(youtube低画質版)
Yahoo!動画による剱崎灯台

 ここで剱崎の由来by環境省、神奈川県の看板より。

 剱崎の名の起こりは、徳川時代の萬治年間であるといわれている。徳川幕府の官材を積んだ五百石船が、この沖で暴風のため難破し、木材もろとも舟は海底に沈んだ。そこで海南神社の神主が海に剣を投じて龍神の怒りを鎮めてもらおうと祈ると、すぐに風波が静まり、沈んだ官の材木がことごとく浮び出たという。それをくり舟で磯に運んだという。これにより、この地を剱崎というようになったと伝えられている。
 また、断崖の上に立つ灯台は、明治4年に点灯、震災で破損後、大正15年に再建され、千葉県野島崎灯台とともに東京湾の重要な灯台です。



 閑話休題

 正直、この日のポタリングはここでお腹一杯(笑)。観音崎と剱崎の絶景が楽しめただけでもう十分という感じ。お腹も空いたし、景色の良い剱崎でうどんを煮て食べて、ちょっと昼寝でもできればもういいやという感じになっていました。時刻も14:30で、お昼をとっくに過ぎていますし。しかしここまで来たら初心貫徹せねばと再出発。ここから先、毘沙門バイパスや風車、椿の御所など観光と撮影スポットはあったのですが、とにかく三崎に着くのが優先と、全てスルー。

 15:10頃、三崎港到着。北條湾近くの商店街へ。駄菓子屋があったりして、如何にも昭和という街並みです。ここもじっくり撮影すべきでした。時間に余裕がないとダメですね。ここで問題がひとつ。時間的に飲食店の多くが準備中でしたorz 一軒、外に行列ができているお店もありましたが、この手の店は避けたい。そんなわけで結局三崎港近くまで歩いてしまい、商工会議所側のちりとてちんというお店に入りました。

 本来、ここで「こんな旨いもの喰ったぞー」的な写真があるべきですし、なんかコメントで期待されていましたが(笑)、実はありません。カウンター席に着いたのですが、混んでいて撮影する雰囲気じゃありませんでしたorz だから観光地は嫌いなんだ… 注文したのはビントロ丼1470円、マグロの血合い竜田揚げ525円。ビントロ丼は値段が高いですけど、マグロの枚数は結構ありました。醤油ベースのタレに胡麻を散らしていて香りも良かったです。血合い竜田揚げは血に漬けた肉ですかねぇ。色的にそんな感じ。ほくほく揚がっていて美味。「デザート」が小ぶりのみかん一個なのが苦笑。やっぱり観光地価格ですかねぇ。接客でもお客さんを外に待たせたりして(店内にいても邪魔にならないのに)、ちょっと配慮が足らない気がします。次は観光地からちょっと外れた所で地味にやっている様なお店で食事したいところ。

 15:45、城ヶ島に向けて走行再開。

城ヶ島大橋



 城ヶ島は東に城ヶ島公園、西にホテルや飲食店があります。もう時間的に厳しいので、西の城ヶ島灯台だけ見ることに決定。途中のお土産屋でとろまん250円を購入。今、食事したばかりなのに(笑)。三崎港の飲食街でもとろまんを大々的に売っていましたが、食べてみるとどこがトロなのという感じ(^^;。にんにくを抜いた餃子みたいでした。味に迫力がないです。このお店でお土産にマグロ煮500円を購入。

 城ヶ島灯台に向う道は軽自動車が通れるかどうかという狭いもの。その両側にお土産屋さんが軒を連ねていました。この時期の夕方ですが人も結構多かったです。そして城ヶ島灯台への階段発見。しかし自転車を停める場所がないんですけど… 狭い道路に停めたら迷惑ですし、さすがに自転車を担いでいくパワーは既になく、海岸に向いました。城ヶ島一周の周遊船なんかが出ていて、もう少し暖かくなったら乗ると楽しそう。

城ヶ島灯台

 廃業したらしい旅館の上に見える城ヶ島灯台。今回はこれで勘弁してやろう(笑)。

 長津呂崎とか灘ヶ崎等にも歩いて行きたかったのですが、時間に余裕がありませんでした。城ヶ島大橋へ引き返しながら東側も見てみるとかと公園の方に向いましたが、ハイキングコースは通行止めになっていました。残念。やむなく三崎口へ向います。

城ヶ島大橋から下を見ると線路らしきものが

 城ヶ島大橋を渡っている時、ふと下を見てみました。三浦半島側に、海に沈んでいく線路が見えます。なんだこりゃと疑問に思って撮影。帰宅して調べてみると、ここには三崎船舶という会社があり、線路に見えたのは船のドックみたいです。

 城ヶ島大橋を過ぎると横須賀三崎線を北上。道路脇には大根を売るお店を見かけます。太くて大きな大根が2本300円とか。残念ながら1本でも持ち帰れません(笑)。それにしてもこの道路は三浦縦貫道路に繋がるせいか、結構な混雑。自動車が動きません。道路脇をスイスイ走れる自転車最高(笑)。しかしオフシーズンからこの混雑ぶりでは真夏には来たくないなぁ。

横須賀三崎線からの夕陽

 横須賀三崎線から見る小網代湾に沈む夕陽。ここは湾から1km以上内陸なんですが、標高80mくらいなので見通しが良いみたいです。そう言われてみれば、城ヶ島から上り一方だった気が(笑)。

 ここからわずか1.5km程走り、17:20頃、終点の三崎口に到着。駅前ロータリーがあって普通の駅ですねぇ。さすが観光地と言ったところですか。自転車を畳み、特急電車に乗るとあっという間に寝入ってしまいました。自転車以外でも海岸を歩いたりしたので疲れていたみたいです。品川から再び自走しましたが、東京タワーを撮影したりして、21:20頃無事帰宅。

 帰宅してズボンを脱ぐと、こんな状態になっていました。

擦り切れたズボン

 恥ずかしー。輪行専用チノパンですが、昨年8月からの激走に遂に破けたのでした(笑)。安らかに眠ってもらいましょう。お疲れさまでした。

 例によって最後はポタリングもレポートも駆け足(笑)。走行時間と観光時間のバランスが難しいです。それでも今回は観音崎、剱崎共に満足な観光ができました。穏やかな起伏の美しい海岸道路、海を見下ろせる鄙びた農道、謎の獣道と、走る方も大満足。三浦半島まで足を延ばした甲斐のあるポタリングとなりました。

参考データ
 観音崎灯台見学料 200円
 品川→汐入 620円(品川→浦賀760円)
 三崎口→品川 900円


 尚、今回の画像にはEXIFが付いています。カシミール3D他の地図ソフトに画像をドロップすると、誤差はありますがだいたいの位置がわかります。





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最終更新日  2008.02.23 00:00:38
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