アメリカ人て、どあまいケーキ好き?


お友達が日本から遊びに来ていて、
おみやげのおすそ分けをいただいた。
なんと、ペイストリー「Kihachi」の
クッキーなんて、超ラッキー。
(いい年こいて、低次元のダジャレ)

クッキーなのにこう言うのも変だけど、
甘くなくておいしいの!
しかも、口の中でとろけるこの感触を
すっかり忘れていたわ。

アメリカには何でもあるけど、
日本にはあって、ここに無いものが2つ。
「香りとコクのあるコーヒー」と
「上品な甘さのおいしいケーキ」。

これだけは、私がMissするNipponの味。
もう何年も遠ざかっているから、ホントにそれらを
心ゆくまで堪能できるなら、航空券も惜しくない。
(と、本気で考えるほど、事態は緊迫している)

見てごらん、
スーパーに行けば、色とりどりのアイシングで着色された
Cakeという名のそれは砂糖のかたまり。
第一、どうしてホイップクリームじゃないのさ。
一口食べただけで、「もういいですぅ。」と謙虚に
ならざるを得ない。

バースディパーティなんかで、大きく切り分けて
お皿いっぱい食べろなんていうのは、私にはもう拷問。

日本じゃ、
ホテルのケーキバイキングをはしごしてたこの私がよ、
なにが悲しくてケーキにお金をつぎ込めないのかしら?

コーヒーもそう。
あれは、Coffeeという名の「黒い水」。
入れたてなのに、コーヒーの香りがしないんだな。
うぅっ、悲しすぎる・・・。

今は、薄いコーヒーの代名詞アメリカンコーヒーとは
対極の「スターバックス」なんかの濃いコーヒーも
あるけれど、別に格別おいしいとは思わない。

コーヒーフリークの友人は、まるで湯水を飲むがごとく
朝から晩までガブガブ飲んじゃってるけど、
私があんなにアメリカのコーヒーを飲んだら、きっと、
いや、絶対胸焼けする。

~ここからは、私のたわいのない空想物語です~
  (どうぞ、読み流してくださいまし)

ああ、私がミリオネアだったら、
日本からおいしいコーヒーを直輸入して、
(っていうか、サウスアメリカから直輸入したほうが
 近くないか?)
そいでもって、TVチャンピオンに出てくるような
パティシエさんもご招待しちゃって、
私は、執事のセバスチャンに言いつけるの。
「セバスチャン、今日はアフタヌーンティパーティの
 用意をお願いね。」

ああ、こんなくだらないことに夢はどこまでも広がる。

ああ、考えてたら無性に食べたくなってきたぁ。

ああ、でも現実はツラすぎるぅ。

PS後記
うちの夫は日本に行ったとき、出かけるたびにケーキ屋さんを
チェックしていた。
彼は、決して甘い物好きではない。その証拠にここではケーキ
などの甘いものを食べたのを見たことが無い。
うちの夫が好きなくらいだから、よっぽどおいしかったんだと
思うね。




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