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ぴのきち1283

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カテゴリ: カテゴリ未分類
東京タワー

リリー・フランキーさんの小説
「東京タワー」
を読んだ

小説も何も実話なんだけど
いつだったか
何かのインタビューで読んだ
「この小説はオカンの葬式のつもりで書いた」
まさに
その言葉通りだと思った


なにより 文章が美しい



人によっては
少々 読み難い部分があるかもしれないけど

ああいう
描写の数々がなければ
私は
本を読んだくらいで号泣といっていいほど
泣いたりしないと思う

うまいですね
じゃなく
美しいですねって言われる文章

付箋とか貼っておいて



どこかが響いてくる文章


その美しい文章の額縁の中に
真摯な言葉が
びっくりするくらい素直な感情が
この




安直にお涙頂戴にならないのもいい
あくまで
小説は
まるで日記のように
回想録のように
淡々と進んでいく

目の前の出来事のように感じさせる

その
日常の先にある
誰しも必ず平等に訪れるもの

それがこの小説のテーマになっている




でもなんで大切な人のことを思うていかんのやろか?
何で好きな人のことを話して気持ち悪いと言われんといけんのやろうか。





オカンの死後
彼は
そう 呟く

いや 確かな声で そう書いている

私は
この言葉に強く胸を揺さぶられた



義父のことを思い出した



私が中学二年の時
母親が再婚した相手

育ての親

中学二年にもなると
体は
俄然 女になってくる

女の匂いが否応なしにしはじめる

けれど
私の心は
そんなん御構いなしもいいところで
ガキ
そのものだった


新しいお父さんが出来て嬉しかった
新しいお父さんを「お父さん」と呼んだ


受け入れて欲しかった


けれど
周囲はそれを嫌がった

私にとって
性(せい)は
自ら自覚したものではなく


周囲の言葉と視線で
意識させられたものだった


心がガキなだけに
そこら辺の詳しい大人達の感情に
どーしても疎く

無理やり罪悪感を持たされたような
そんな感じだった

納得しないと
テコでも動かない頑固さを持った私は
純粋に「お父さん」と思う気持ちの何がいけない
と
ずっと思ってた



今でも
一日で良いから
思う存分
「お父さん」と呼んで義父に甘えたい

ウザくなるまで
いかに義父を父親だと思っていたかを
直接
本人に話したい



昨日
「東京タワー」を読んで興奮した挙句
ABと電話をしていて
頭を撫でてもらいたいとか
膝の上にだっこしてもらいたい
なんて
ファザコンまるだしの発言をしたけれど



それはいい

よくよく考えたら
ひざの上にだっことかって

生理的にキモい・・・orz



嗚呼
心が14歳のガキだ



愚直なほど
ちゅうがくにねんせい
で
止まってしまっている



けれども
もし
リリーさんのように
素直にいう事が出来たら



何か 変わるかもしれない



私はファザコンです



だけど親をどう愛したらいいか 分からんのです
どうすれば
この この胸の中のものを伝えられるのか分からんのです



・・・・



私は
東京タワーに
特に
なんの思い入れもないけれど

東京タワーの見える場所で
少し
これからのこととか考えたいと思った



でもなんで大切な人のことを思うていかんのやろか?
何で好きな人のことを話して気持ち悪いと言われんといけんのやろうか。




ホント そのとおりだよね









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Last updated  2006.01.31 13:07:08


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