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フォルツァの燃料タンクのサビ落としが終わったので、車体に取り付けた。パッキン類と燃料センサーは新品が来てから取り付ける事にする。燃料フィルターと燃料ポンプは圧縮エアーを通した限りでは詰まりはないようだ。燃料ポンプのカプラも繋いで、ポンプから来る燃料パイプの端をペットボトルに突っ込み、ポンプの作動状態を確認するべく、キーをONにするとポコポコポコとポンプが動く音がしてペットボトルの中へ勢い良くガソリンが送られて来る。燃料ポンプはどうやら正常に動いているようだ。燃料パイプをキャブに繋いで、始動を試みる。セルボタンを押してモーターを回すがエンジンは掛からない。何回やっても沈黙したままだ。燃料をキャブ内に強制的に送ってやってもダメである。キャブのドレンを緩めてみると燃料が排出されるのを確認して、再びエアークリナーエレメントを外して挑戦したが惨敗である。燃料は来ている。火花も飛んでいる。空気も一杯入っている。しかし、掛からない。掛かる予兆もない。やはりキャブだろうか?面倒だが再びキャブを取り外し、点検してみるも綺麗なものだ。洗浄しながら考えるが、エンジンが掛からないのはどうもキャブの不良では無いような気がする。プラグを外してセルモーターを回してみたら、プラグホールから液体が勢い良く飛び散った。何だろう。最初に安全のために少量垂らしたエンジンオイルだろうか?それにしては量が多い。キャブを外したインテーク側を懐中電灯で照らしてみると、バルブの端っこに緑色の液体が僅かに残り、バルブ回りがびしょ濡れになっている。オイルでもガソリンでもない。明らかに冷却水だ。ガスケットが抜けて冷却水がエンジン内に流れ込んでいるのだろうか。それしてはリザーブタンクの冷却水は減ってはいるがまだ残っている。エンジンオイルを抜いて確認してみたら、汚れてはいるが、水が混じったような形跡はない。と、言う事は燃焼室から上の位置で冷却水が漏れ出しているのか。PLを見ながらキャブを取り付けていた時のエアーインジェクションからのパイプとラジエターからのパイプを間違っていなかったかと、再確認するも間違いはなかった。そうなると矢張り冷却水漏れだろうか?燃焼室はびしょ濡れか?エンジンを開けてみないと分からないだろうなぁ。もう捨てるしかないかも知れない。燃料タンクと燃料ポンプを取り付けた車体プラグを外したエンジンキャブを外したインテーク水滴が付いている吸気バルブロッド
2020.06.27
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フォルツァの分解をして行く内に、どうしても必要な交換部品が出て来たので、エンジンが掛かれば発注を掛けるべく、パーツリストを探していたら、ヤフオクに沢山出ていた。この車体は書類によると形式はMF06。トランクに貼ってあるシールによると型番はNSS250A2である。この型番に限定すると出品点数は減ってしまうが、それでも送料出品者負担で550円の格安品を見つけた。届いたパーツリストは平成17年発行で、使用感の全くない殆ど新品のように綺麗な物だった。これは有り難い。フォルツァNSS250A2用パーツリスト
2020.06.25
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腐ったガソリンで酷い事になっていた燃料タンクに使い古しの黒く濁ったサビ取り液を入れて2日ほど置いていたが、注文しておいたタンククリーナーが届いたので、中の液を排出した。最後にサビの大きな塊が出て来たので、まだ取り切れていないサビがあるようだ。中を覗いてみると水で洗った時とあまり変わらない状態だ。給油口付近のサビは僅かに取れているようだが、使用後何年も経っている使い古しのタンククリーナーは効果が無かったようである。この結果は折り込み済みで、全然期待はしていなかったので、ショックは無い。今回新たに購入したタンククリーナーはエーゼットの製品だ。以前は花咲Gを愛用しており、その効果は十分満足の行くものだったが、何分高価なので、クラブマンの時にはラベンのタンククリーナーを使用してみた結果、同じような効果が現れた。それならばと今回は1ℓ2,200円という格安のタンククリーナーを使用してみる事にした。希釈倍率や使用法はどれも皆同じなので、遜色はないと思うのだが…..。タンク内のサビが出なくなるまで水洗いしていて、おかしな事に気が付いた。古いタンククリーナーを入れた時に燃料ゲージと給油口の蓋は閉めたが、燃料パイプは栓をするのを忘れていたのだが液漏れは無かった。燃料パイプは給油口より少し低い位置にあるので、液漏れをしなければならない筈である。もしやと思って不要品のワイヤを突っ込んでみると20cmほど入る。息を吹き掛けてみると貫通していないようなので、パイプにエアーガンの先を突っ込みコンプレッサーの圧縮エアーを吹いてみると「ボン」という音と共に何かがタンクの中に落ちた。たぶんガソリンが腐った不純物とサビがパイプを塞いでいたのだろう。危ない!危ない!燃料パイプの貫通を見落とす所だった。タンククリーナーを50°のお湯で20倍希釈にして、タンク内を満たす。燃料パイプにはビニールホースを繋いで反対側の口を給油口より上にしておき、2日間ほど放置してキャップを開けてみると、クリーナー液が見えない。タンクキャップも給油口付近も赤サビのままだ。液が何処からか抜けているので探してみると、燃料センサーの取付付近が濡れている。パッキンがダメのようなので、今度は給油口を下にして放置した。2日程放置して中のサビ取り液を抜いてみると、黒ずんだ液に変色している。サビの塊も少し出て来た。燃料センサーの穴から懐中電灯を突っ込み、給油口から竹ベラを使って入り組んだ所にある見える範囲の小さなサビを落として、サビ片が出なくなるまで水洗いを繰り返す。中を覗いてみると鉄の地肌が綺麗に見えている。最後にタンククリーナーの原液を3倍に薄めてリンスをして、内部をドライヤーで乾かす。最初はどうなるかと心配したが、思ったより綺麗にサビ落としが出来たので良しとしよう。エーゼットも遜色無く使える事が分かった。エーゼットのタンククリーナーサビ取り中のタンクサビ取りが終わった給油口付近燃料センサー口から見た内部の様子燃料センサーと給油キャップ
2020.06.23
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タンクのサビ落としが手間取っているので、セルも回るようになった事だし、エンジンを始動してみる事にした。プラグを外して確認してみると焼け具合は良好のようだ。セルを回してみて火花も勢い良く飛んでいるのを確認した。取り外しにも手間取ったが、取付はもっと大変だったキャブをやっと取り付け、燃料パイプをサブタンクに繋いでガソリンを入れてみる。エアークリーナーはケースだけで中身は外している。キャブのドレンボルトを少し緩めて、ドレンパイプから燃料が出て来るのを確認して、セルボタンを押してみる。が、掛からない。セルをいくら回しても掛かる気配もないし初爆もない。何故だ?キャブのクリーニングが甘かったか?エアークリーナーを外しているからなのか?それとも燃料ポンプを外しているからなのか?燃料回りの配線を外しているからなのか?分からない。キャブを外すのは面倒なので、怪しい箇所を潰して行くしかないだろう。試しにエアークリーナーケースからパーツクリナーを吹き込んで、始動を試みたがダメだったので、エアークリーナーを取り付け、ケースを組み立てて試したがこれもダメだった。プラグを外して確認してみると少し濡れていたので、ガソリンは来ているようだ。次は、燃料タンクを取り付け、配線を元に戻してから、始動を試みてみよう。ダメだったら面倒だがキャブを外すしか無いだろう。取り付けに手間取ったキャブサブタンクに燃料パイプを繋いで始動を試みる火花は問題無いプラグ
2020.06.21
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フォルツァのセルモーターが動かないので、取り外してみる事にした。セルモーターはエアークリナーケースを取り外した奥に2本のボルトで固定されており、片方のボルトには太いアース線が共締めされている。上部のゴムキャップをめくると電源線を留めているナットがある。ボルトを外してモーターを引っ張るとギアから外れて抜ける。小さなギアが付いた軸を指で回してみると抵抗なく回る。バッテリーに直付けして繋いでみると問題無く回るので、モーターの故障ではないようだ。再び、モーターとバッテリーを車体に取り付けて、セルボタンを押すと、バッテリー脇にあるスターターリレーからカチカチカチと音がするもセルが回る気配がない。スターターリレーが動いていてセルモーターが動かない原因の殆どはバッテリーの電圧不足らしいので、フル充電して再びセルボタンを押してみたら、モーターが少し回って止まった。やっぱりバッテリーだった。このバッテリーは3年程放っておいた物を充電しては使っているので、寿命が過ぎていて、何回充電しても直ぐに電圧が下がってしまう代物だが、原因究明に何とか役に立った。セルモーターが回らないのはバッテリーを新品にすれば解決する事が分かったので、YTZ12S互換BMZ12S(3,444円)をamazonで購入した。取り付けてセルボタンをを押してみると当然の如くセルモーターは勢い良く回った。何処も壊れていなかったのね。バッテリーに繋いで作動テストを行うセルモーターYTZ12S互換BMZ12Sバッテリー
2020.06.19
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フォルツァの燃料タンクを苦労して取り外したので、剥き出しになったエンジンを点検して見るも、オイル漏れの箇所は見当たらない。外側から見えるガスケットも綺麗な薄グリーン色がそのまま残っている。エンジンは大丈夫のようなので、次はキャブだ。外装に守られていたので一見綺麗に見えるが、燃料タンクの状態からして、分解清掃は必須だろう。取り外しは上から抜き取る方法だと思うが、平成14式の私にとっては最新式のバイクのキャブは覗いただけで、非常に難解だ。何本ものパイプが連結されキャブの回りをのたくっており、電気配線も2箇所程ある。何が何なのかさっぱり分からない状態である。取り敢えず車体側からキャブに取り付けられているパイプ全てとアクセルワイヤホルダを外す。正攻法でエアークリーナーケースの取り外しから行うべく分解を始めると、真っ黒に汚れたエアークリーナーエレメントが出て来た。恐らく新車で購入してから一度も交換した事がないのだろう。インシュレーターバンドを外緩め、エンジン側も緩めようとしたが、こちらは幅広バンドで2本のビスで留められている。一本は緩める事が出来たが、もう一本はキャブのステーに取り付けてあるカプラーが邪魔で、どうやってもドライバーが挿し込めない。カプラーを外しての作業だろうが、ステーからカプラーの外し方が分からない。カプラーにマイナスドライバーを挿し込んでロックを解除すれば外れるのだろうが、どうやっても外れないので、マニホールドごと外して車体から抜き取る。初期型クラブマンのツインキャブを外すのが面倒くさいと言い続けて来たが、フォルツァの方がもっと面倒くさい。このキャブは負圧式のCVキャブレターだ。電気式のオートチョークが仕込まれており、アクセルワイヤに繋がるバタフライの反対側にも配線が繋がっているがこれが何かは分からない。一番ビックリしたのはキャブにエンジン冷却水の配管が繋がっていた事である。何のため?キャブを冷却するため?いや、逆か、寒冷時に冷却水の湯で温めるのか?良く分からないが、初めて見る機構だ。高性能とか排ガス対策とか燃費向上とかメーカーに与えれる試練は多伎に亘り、その1つ1つを創意と工夫で乗り越えて行くには、機構が段々と複雑になって行く事は否めないが、その分だけ素人の手出しが難しくなって行くのであろう。概ね平成10年以降のバイクは年々複雑さが増しているようだ。どうしても外せなかったカプラーは手元でドライバーを挿し込むと直ぐに外れた。取付はバンドを締めてから、カプラーを挿すだけで良い。フロートチャンバーを開けて、中のジェット類を確認すると、どれも酷い事になっていた。タンクと一緒で綺麗に見えるのは外側だけだった。全てのジェット類を外してキャブクリーナーに漬け込む。負圧ピストンも固着して動かないのでキャブクリーナーをタップリと吹き掛けて置く。スロットルワイヤのブラケットは動くには動くが固いので、CRCを吹いて、何回も回して置く。エアー吸い込み装置やオートチョークも外して洗浄、穴の貫通を確かめるて、本体の掃除をしていると、スローパイプが詰まっている事に気が付いた。キャブクリーナーに漬けたり、高圧エアーを吹いたり、細針金でつついたりしてやっと貫通した。ジェット類を掃除し、ボンスターで磨いて洗浄の後組み付け、負圧ピストンをドライバーの先で押し上げてみると、キャブクリーナーのお蔭か、固着は直ぐに解けたのでダイヤフラムを外して全て洗浄。スロットルワイヤのブラケットも軽く動くようになった。ガソリンに浸かっていなかった場所は綺麗だったので、洗浄が上手く出来ていれば、大丈夫な筈である。さて、どうなるか?シート下の点検口から見たキャブ真っ黒に汚れたエアーエレメントスロットルの反対側に付いた電気配線固着して動かないピストンダイヤフラムフロートチャンバーを外したキャブ内電気式オートチョークエアーダイヤフラム?
2020.06.17
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数年前から工作車(ボンゴフレンディー)のハンドルが中の芯とウレタンが剥離して、握るとグニュグニュして気持ち悪いし、外の表皮だけ握って中の芯がついて来ないのは危険さえある。次男の引っ越し時、妻に風の強い高速を運転させたら、「このハンドルはどうなっとるん!」「新しいのと変えないと危ない!」と言って、あれから一度も運転しなくなった。何とかしないとなぁ。と思いながらも日にちがどんどん過ぎて行ったある日、昼飯のラーメンを啜っていたら、妻が唐突に「ハンドルはどうするん!」と切り出して来た。早く新しいのに変えないのなら、娘に見積を取らすという所まで話しが進んだので、本格的に検討する事にした。純正ハンドルはエアバッグ付きなので、全て替えるとなるとたぶん大金がかかる。エアバッグは使えるので、マツダでハンドルだけ見積を出して貰い、その金額を見て検討する事にしたのだが、その金額が何と32,087円と出た。秘密の割引を使っても2万円は有に超えるのだ。同じ金額を出すなら社外の恰好良いステアリングが買える事を思うと、どうしてもそちらへ傾く。調べて見ると車検はエアバッグを取り外していても、警告灯さえ点かなかったら通るそうである。後は任意保険だけだ。これで決まった。最初に調べたのがボスである。折角、社外ステアリングを買っても、古い工作車に適合するボスが無かったら、この計画は灰燼に帰してしまうのである。ネットで検索してみると、日本のメーカーでHKBスポーツ(東栄産業株式会社)がフレンディーのエアバッグ車用ボスを販売していたが、配線の仕様によって3種類あり、型番で問い合わせるも現物を見ないと分からないとの事なので、バッテリーケーブルを外して、エアバッグを取り外す。エアバッグはハンドルの裏側にある4本のボルトで固定されているだけなので直ぐに外せる。配線の種類と色を確認するとORー205が適合する事が分かった。ORー205はRXー7にも適合するようである。しかし、高い。送料込みだと8千円以上もするのでアウトレット品の送料込み7,400円で妥協した。しかも、年末に事務所の備品を購入して溜まっていた楽天ポイントを使ったので、0円だ。次はステアリングだが、社外品は大昔にカローラDX1800ディーゼルバンに乗っていた時に、小径ウッドステアリングを付けて以来だ。あの時は、径が小さ過ぎて挙動がタイトになっていたので、それも考慮しながら、憧れのナルディーかMOMO中から選ぶ事にしたのだが、ナルディーは高価なので無難なMOMOにした。工作車のハンドル径は38∅だが、MOMOはラインアップの殆どが35∅となっている。3cm小径となるが問題無い範囲である。本当は牛革が欲しかったが、値段で妥協した。届いたボスは実に安っぽい。警告灯キャンセル用の配線なども同梱されていたが、ボスのブーツは薄いプラ製で高級感がまるで無い。ホーン金具はステアリング同梱を使用せずボス同梱の安っぽい方を使用する。取り付けた感じは、35∅に小径となったが、メーターパネルの視認性は変わらない。握りはハンドル上部が純正より細いが、形状は良いし握りやすい。ブラック仕様でMOMOのロゴも小さく目立たないが、内側の赤いステッチがスポーティー感を醸し出している。(工作車にスポーティー感は必要無いのだが…..。)運転した感じは、ややタイトだが、問題ないレベル。小径な分乗り降り時に足に余裕が生まれた。初めて取り付けた憧れのイタリア製の17,553円のMOMOステは実によろしい。エアバッグにアクセスするには裏側にある4つのメクラ蓋を外しボルトを外すだけハンドルから外したエアバッグホーン金具が分からず仮付けしたハンドル取付が完了した憧れのMOMOステ
2020.06.15
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フォルツァの給油口を開けて恐ろしい光景を目の当たりにしたので、先ずここからやっつける事にして、外装を剥いで行くのだが、手順が分からずあっちを緩めたり、こっちを外したりでなかなか進まない。スクーターの外装は大きくそれを留めている物はボルト、ビス、プッシュターンリベットと様々であり、数が多い。しかも、よく見えない箇所に隠すように仕込まれており、下手に力を加えると破損してしまう危険性大なので、慎重にならざるを得ない。これだから、全体を安っぽいプラで覆われたスクーターは好きになれないのだ。最初は両サイドのスカートを外し、邪魔になる大型シートを外し、リアと一体となったサイドカバーを外そうと試みたが、左右の分離が難しそうだ。無理して外しても復元が難しそうなので、左右繋がったまま後方へずらせる事にした。要は燃料タンクとキャブを取り出し、エンジン回りの点検をしたいだけなので無駄な分解はしない。サイドカバーが後方へ動いたので、股の部分からフロントパネルに繋がるカバーをやっと外す事が出来た。普通のバイクに比べスクーターは機関部を全て大型外装で隠しているので、点検や修理を行うには、大変な労力を有するので、普通の人は先ずやらないであろう。壊れるまで乗って、いざ修理となると巨額な費用が必要になるので廃棄する。これがスクーターの運命のような気がする。一人でブツブツ言っている内に、やっとタンクの全貌が見えた。ボルト6本でガッチリ留められているのは良いが、フレームの間のタイトな隙間にギリギリで納まっている。外し方を暫し考えたが、冷却水のリザーブタンクを外せば何とかなると思えたので、外しに掛かるが、フロントパネルが邪魔になってアクセスする所が正面の隙間しか無い。これ以上パネル類を外したくないので、スパナで取り付けボルトを1/4回転ずつ緩めやっと外した。タンクを留めている最後のボルトは先程外したリザーブタンクのボルトの直ぐ隣だが、スパナは掛からないので、ユニバーサルジョイントを咬ませたソケットレンチで何とか外せた。外してみるとリザーブタンクと同じステーで留められていた。最初からこのボルトを外せばリザーブタンクも外せたのね。これでやっとタンクを外せると思いきや、フロントパネルが邪魔になってどうやっても外れない事が分かった。あと少しの所なので、クリア出来る様に設計したら良いのに。スクーターはこういう所にもスタイル優先の弊害が現れる。1つ部品を外すのに関連する物を全て外さないとアクセス出来ないのである。フロントパネルを留めているビスを全て外して引っ張ってみると、パネルが緩んで大きく曲げる事が出来る様になったので、タンクの接触箇所を逃がして、外しに掛かるが、今度は両サイドのサブフレームが邪魔になるのでそれも外す。それでもタンクは外せない。タンクの形状からして車体の右側には外せない。必ず左側からだが、その外し方が分からない。もしかしてアンダーカウルを外さないとダメなのか。しかし、タンクを外すのにそれ程難しい構造にしてあるとは思えないし、取り付けてあるので必ず外せる筈であると思いながら、知恵の輪を解くように試行錯誤を重ねてタンクを斜めにして行くと突然外れた。やはり左側からだった。やれやれ。タンクを外すだけで一体何個のパーツを外し何本のビスやボルトを外した事か。普通のバイクなら燃料パイプを抜いて、タンクを留めているボルト1本を外すだけだ。ものの1分も掛からないのになぁ。さて、苦労して外したタンクであるが、結構重い。10年物のガソリンがかなり詰まっているようだ。燃料ゲージを外してみるとサビの塊となっていた。4ℓのオイル缶に腐って変色したガソリンを入れてみると、満杯と少しで、最後はサビの塊も一緒に出て来た。鉄棒を突っ込み底の方を探るとペースト状の感覚が手に伝わって来る。厄介な事になるような予感を感じつつ、タンクの内壁をゴリゴリやって、台所用洗剤と水を入れてシェイクしながら排出すると、水と一緒にてんこ盛りの大きなサビと団子状になったガソリンの末路のペーストがボタボタと出て来た。洗剤と水を入れてシェイクを数度繰り返し中を覗いてみると、サビが剥がされて金属の地肌が見えている。これだけでかなりのサビが落ちたようなので、後はタンククリーナーでトドメを刺すべく使い古しのクリーナーを入れて暫く放置してみる事にする。シート裏のカバーを外すとバッテリーとキャブの点検口が現れるカバーを剥いだ右側燃料ポンプと思われる物が取り付けてある左側苦労して取り出したタンクタンクを外した車体/アンダーカウルの上に小石が溜まっている燃料ゲージとタンク
2020.06.13
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先月、馴染みの造園屋が「10年以上不動となっているスクーターに、また乗りたいので、修理して貰えないか。」と依頼があった。丁度手が空いたのか、6月8日唐突にラダーを取りに来て夕刻、軽トラに乗せて持って来たが、運悪く私はツーリングに出掛けた日で留守。一人で大汗をかきながらドンキーベースの入口まで引っ張って来ていた。ツーリングから帰ってスクーターをドンキーベースに格納し、大雑把に点検してみる。このバイクはHONDA FORZA(フォルツァ)MF06/250ccのスクーターだ。スクーターは嫌いなので、散髪屋のオヤジが形見にくれた初期型タクト1台しか持っていない。ニーグリップが出来ない乗車姿勢とプラスチックの塊のような外装はどうも好きになれないのだ。しかし、今回は他人のバイクで、「直らなかったら捨てる」との事と、ミドルスクーターの構造を見てみたくて引き受けたのである。現車は倉庫に保管していたので、状態は悪くはない。バッテリーは当然死んでいるので、手持ちのバッテリーに繋いで保安部品の確認を行う。ウインカー、ストップランプ、ライト、テールライト、ホーン全て問題無く作動する。エンジンを掛けてみようとセルボタンを押すがリレーの音だけでセルが回らない。セルが壊れているのだろうか。セルは後回しにして、アクセルを捻ってみると、重いが何とか動く。ピストンの固着は無いようだ。フロントパネルの右側に見慣れないレバーが付いている何のレバーだろうかと操作してみたら、リアのパーキングブレーキだった。それに見慣れないスイッチもある。アイドリングストップスイッチだ。平成14年頃のスクーターにはもうこんな省エネ機構が備わっていたのには感心する。勿論ABSも付いていた。パワーもまずまずで、高速にも乗れ、ゆったりとした乗車姿勢で楽に乗れるこんなバイクが売れるのも分かる気がするが、私は絶対に買わないだろう。燃料タンクとコックが気になって探したが見当たらない。色々といじくり回しているとフロントパネル下の蓋を開けると給油口とラジエターのリザーブタンクがあった。と言うことはフォルツァは水冷エンジンなのね。スクーターの事は良く分からないので、ネットで調べてみたら、エンジンを掛けるには左のリアブレーキレバーを強く握ったまま、セルボタンを押すと、へッドライトが消灯してエンジンが掛かるようである。ブレーキレバーの握りが甘かったり、サイドスタンドが出いてもエンジンは掛からない仕組みになっているようである。安全対策とは言え何と面倒くさい機構なのだろう。早速、説明書通りの手順でセルボタンを押すも、セルは回らない。セルモーターの点検をする必要があるようだ。ついでに燃料タンクのキャップを鍵を使って開けて見ると…..。恐ろしい物を見てしまった。給油口の縁まで真っ赤な錆が迫っており、中を懐中電灯で照らしてみると奥まで恐ろしい程の赤サビが蔓延しているではないか。10年以上とは言え、倉庫保管なのでそんなに酷い状態ではないだろうと思い、安請け合いをしたのだが、えらいバイクを掴まされたと半分後悔したが、これも向学のため、コロナによる外出自粛協力のためと思う事にして何とか復活させてやりたいと思う梅雨入りの日であった。走行8244kmてんこ盛りのタンク内のサビ
2020.06.11
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コロナも小康状態ということで皆さんムズムズしている所へ福さんからツーリングの提案があった。すると仕事が無く暇なのか参加者が10人にもなったので3密を避けるため温泉は入らない。食事は分散。田舎道を走る。の誓いを立てての開催と相成った。今回の参加車はハーレー4台、デアベル、側車付きゴールドウイング、ゼファー750、BMW、YZF-R6、V7の10台だ。行き先は玉造温泉近くの道端にある「おもじろ釜温泉」である。この釜に持参した玉子を浸けて温泉玉子にして食すためだけに、大の大人が方々から集まり、片道220キロも掛けてのツーリングである。最初の集合場所はR313沿いのJA晴れの国岡山神楽の里だ。1時間半もあれば、十分だろうとのんびり支度をしていたら、出発が大幅に遅れてしまった。R180までは裏道を通って予定通りだったが、高梁へ向かうR180は遅いトラックで思うように走れず時間だけが過ぎて行く。辛抱出来ないので、玉川から成羽へ迂回する山道に入ったが、ナビの到達時間が逆に増えてしまった。どうやら近道ではなく遠回りになったらしい。その分信号もクルマも居ないので、スピードでカバーする事にしたのだが、到着予定より7分遅れとなってしまった。当然皆さんお揃いであった。ゼファーが途中でエンジン不調につき、リタイアだそうだ。車検を受けたばかりなのにどうした事だろう?デアベルが先頭でYZF-R6、V7、ハーレー、ゴールドウイングと続き気持ちの良いワインディングを新見まで走る。主要国道は信号が多いのでストレスが溜まるばかりであるが、こんな道は爽快そのものである。次の集合場所ローソン新見高尾店ではハーレー3台と復調したゼファーが高速を使って先回り到着していた。何でも、プラグキャップが緩んでいて失火をしていたらしい。デアベルが先頭で8台を引っ張るが、伯備線沿いの山道では残念ながらハーレーはついてこれない。神郷から鳥取県の日南町に抜け、最後の合流地点「道の駅にちなん日野川の郷」に到着。BMWと合流して山陰道の安来ICを目指す。雲一つ無い青空が広がり、目映いばかりの新緑の道を疾走するのは本当に気持ちが良い。エンジンも快調に回っているようだ。安来ICからは宍道の「しじみラーメン」組と松江の「うなぎ」組に分かれてそれぞれの最寄りインターに向かう。途中の料金所でシートベルトの検問をやっていたが、バイクは関係ないので、当然スルーだ。宍道ICから直ぐのR9沿いにしじみラーメンを喰わせる「かみあり製麺」がある。昼少し前だが、満員だ。しじみラーメン増し増しの食券を買う。増し増しは普通のしじみラーメンにしじみのカゴが更に2つ付く、しじみてんこ盛りラーメンなのだ。ラーメン自体は塩ラーメンなのだが、しじみのダシが良く効いて美味い。少し物足りない方は替え玉も用意されているのが有り難い。名物ラーメンを食べたところで、R9を松江方面に引き返す。今日の目的の「おもじろ釜温泉」は玉造温泉街の入口近くの道路沿いにポツンとある。直径1m程の円筒形の石釜の中央から温泉が流れ出ており、釜にはステンレスのフック付きの桟が渡してある。このフックに卵を入れたネットを吊って温泉玉子を作るという塩梅だ。湯の温度は70°位なので20分程で硬めの温泉玉子が出来上がる。2つ作ったが熱くて食べられないので持って帰る事にした。実は温泉玉子はあまり好きではないのだ。ここでハーレー3台とBMWの県北組と分かれて帰路につく。玉造温泉から横田町を抜けておろちループまではYZF-R6がスマホナビで道案内。途中で給油も済ませたので安心して道の駅奥出雲おろちループに到着。建物内はマスク着用でないと入れないとの事、お蔭で建物内の土産物売り場は来店者0人。街中でもマスクをしていない人が増えているのに、こんな奥出雲の山中でコロナ対策が徹底している事がある意味凄いと感じた。駐車場で出雲に帰る途中のW650さんと少し話しをして、今度はV7が先導し、東城ICで中国自動車道に乗り、大佐SAで休憩。北房JCTから岡山道を経由し、日没時間が長くなった岡山路を少しオーバー気味で走るが、賀陽ICを過ぎたあたりから、ディアベルが辛抱出来なくなり、飛び出す。間髪を入れずにYZF-R6が猛追する。何時もの流れ解散で今回のツーリングは無事幕を閉じた。ローソン駐車場にてかみあり製麺の店構えしじみラーメン増し増しおもじろ釜温泉ツーリングの車列
2020.06.09
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GB250クラブマンのエンジンを掛けてみようと燃料コックをONにしたら右のキャブからガソリンが漏れて来た。それもかなりの漏れ方だ。キャブのどの辺りだろうかとコックのON、OFFを繰り返しながら調べて行くと、フロートチャンバーの繋ぎ目から流れ出ているように見える。フロートチャンバーのガスケットは車体の組み立てが終わった後に燃料漏れを起こしたので、左右共新品に交換している。しかも3年前の話だ。たった3年でガスケットが劣化するとは考えにくいが、前回はキャブを外さずに、セルモーターとブリーザーケースだけ外して、フロートチャンバーのビスに短いドライバーを挿し込んでガスケットを何とか交換した。小さなドライバーで、しかも下側から上にあるビスを締めたので、力が掛からずビスが緩んだのかも知れないと思い、セルモーターとブリーザーケースを外して短いドライバーで締めてみるが、緩んではいないようだ。ガスケットの交換時にゴミでも嚙んだかも知れないので、フロートチャンバーを外してみるが合わせ目は綺麗なものだ。チャンバーのガスケットはまだ弾力があり、フワフワしている。そうなると、やはりチャンバーを締め付ける力が弱いのだろうと考え、M4のキャップボルトを買ってきて、スプリングワッシャを取り付けて六角レンチで締め付けてみた。これなら大丈夫だろうと燃料コックをONにすると、ダダ漏れである。全く何も変わっていない。もうこうなったらキャブを外して確かめるしかないのだが、初期型クラブマンのツインキャブを外すのは超面倒くさいので、出来る事ならやりたくないのが本音であるが、致し方ない。キャブを外すには、バッテリーケースを外し、エアークリナーケースのボルトを全て緩め、リアフェンダーに繋がっている金具やボルトを全て外さないと辿り付けないのだ。オマケにタイトなフレームにパイプ類や配線がごちゃごちゃしているので、分解も組み立ても順番通りにやらないと、やり直しになるのだ。やっとキャブを外して燃料パイプを繋いでガソリンを送ってみると、チャンバーの継ぎ目のように見えるが、よく見ると違った。左右のキャブを繋ぐパイプから漏れているようだ。このパイプの位置はエアークリーナー側、つまり、キャブの後ろ側なので車体に付けた状態では死角になって見えない場所だ。そこから漏れたガソリンがチャンバーを伝って滴っていたのだろう。短い連結パイプを抜いてみたら、両サイドに小さなOリングが嵌まっていた。どうやら漏れの原因はこのOリングの劣化が濃厚のようだ。Oリングは偶然にもTYのキャブのドレンボルトのOリングを交換しようとして、先月amazonで18種類225ヶセットを447円で買っていたので適合するサイズを探してみると太さが僅か足らないが5ミリ径が嵌まった。中華製だが材質もNBR(耐油)なので大丈夫だろう。接続パイプから古いOリングを外そうと精密ドライバーで抉ったら2つとも砕けた。もうガソリン止めの要を果たしていない。キャブに新しいOリングを嵌めた接続パイプを取り付け、燃料を流してみると漏れない。見事に燃料漏れは収まっている。やはり接続パイプのOリングの不良だったようだ。キャブを取り付け、全ての物を元に戻す面倒くさい作業を終え、エンジンを掛けてみる。チョークもキッチリと機能しており、ウインカー、ストップ、灯火類も問題無い。左のリアウインカーレンズを留めるビスが無くなっていたので、補充して、チェーンのサビ落としを行い、注油して今回の整備は終了である。特定できた燃料漏れの場所中華Oリングセット中華Oリングを取り付けた連結パイプと砕けたOリング組み付けが完了したキャブ整備が終了したGB250クラブマン
2020.06.04
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セローのフロントブレーキは2ポットキャリパーではあるが、シングルなので、至って単純である。従ってエアー抜きも簡単な部類に入るであろう。クラブマンもTLM220もRH250も注射器を使ってキャリパー側からフルードを逆流さすとエアーは簡単に抜けた。一番手こずったのはゼファーのWディスクだが、遊びが少し大きいものの、制動に問題無い所まで何とか持って行けた。セローも同じ方法でキャリパーのブリーダーバルブから注射器でフルードを押し込むと、かなりの抵抗がある。カップの底の小さな穴を良く見てみると詰まっているようにも見えるので、細い針金で穴を通すが良く分からない。更にフルードを押し込むとマスターカップに出て来たので、カップが一杯になるまでフルードを押し込んだ。もうタッチは戻っている筈であると思い、ブレーキレバーを握るとスカスカである。何で?エアーは嚙んでいない筈である。レバーを握って通常のエアー抜きを行うもエアーは出て来ない。カップの中を覗くと底の方に汚れが見えるし、フルードを吹き出す小さな穴の状態が気になる。キャリパーは掃除をして新品シールを入れたので、不具合は無いと思う。バンジョーボルトの銅ワッシャーも確認して取り付けたので、残るはマスターシリンダーだ。しかし、シリンダーからはオイル漏れは確認できない。オイル漏れも無いのに不具合が起こるものだろうか。不思議だが、何かの原因が潜んでいるかも知れないと思いマスターシリンダーを分解する事にした。ピストンを押さえているスナップリングを外すのが大変なのでやりたくはないのだが仕方が無い。ホームセンターで買ったスナップリングプライヤーは先が短いので狭いシリンダーの中に入れずらいのだ。ゼファーでも苦労した記憶がある。悪戦苦闘の末やっと外す事が出来、中を確認するも汚れも無く綺麗なものだ。ゴムのパッキン類の劣化も無い。何処にも異常は見当たらない。カップの小さな穴に極細の針金を通し貫通を確認し、洗浄の後組み立てる。SMにはスナップリングは再使用不可となっているが、変に曲げたりしていないので大丈夫と思い再使用した。もう一度キャリパー側からフルードを注入し、マスターのエアー抜きを行うもタッチは戻らない。何処でエアーが嚙んでいるのか分からない。キャリパーのピストンかも知れないと思い、外して確認するもフルードの漏れは無く、動きも正常だ。バンジョーボルトに空気溜まりが有るのかも知れないので、レバーを握って一瞬だけボルトを緩めるもエアーは出て来ない。押してもダメなら引いてみる事にした。カップにフルードを満杯にして注射器のホースをブリーダーバルブに取り付け、中のフルードを吸い出した。カップ2杯分ほど吸い出したのでこれで大丈夫と思い、レバーを握ってみるとやはりスカスカだ。分からない。暗礁に乗り上げてしまった。エアーは何処にいるのか。それとも致命的なミスに気づいていないだけなのか?車体からブレーキラインを全て取り外し、水に沈めてみようかとも考えたが、後が大変なので思い直して、ブレーキホースを眺めていると曲がりが気になった。早速、留めている3箇所のクリップを外し、ホースを真っ直ぐに伸ばして、更にそのホースを叩いてみる。暫く放置して、レバーを握ったままマスター側のバンジョーボルトを一瞬緩めてみる。するとシュッという音と共にエアーが抜け、タッチが戻った。やっとエアーの隠れ家を突き止めた。エアーはホースの曲がりに潜んでいたのだ。そう言えばセローは他のバイクに比べてホースの曲がりが大きいので、押したり引いたりしても、気泡が少し移動するだけで、ホースの中に残ってしまう事があるのだろう。カンシャクを起こして叩き壊してやろうかという衝動に駆られたが、また一つ良い勉強になった。ブレーキのエアー抜きをナメてはいけないのだ。しかし、保管していて突然ブレーキのタッチが無くなる原因は分からず仕舞だ。トラックのアルミ荷台の中に保管していたために、夏の高温で、フルードが急激に劣化したか、フルードが湿気を吸って劣化したか。しかし何処も液漏れしておらず、フルードもタップリ入っていたブレーキラインにどうやって空気が混入したかは説明できない。それでも長いトンネルを抜けたので気を良くして、3年前から買ってある新品のリアのブレーキパッドを取り付けて、フルードを入れ替えた。ピストンをを外してのオーバーホールはフロントブレーキのトラウマがあるので、今回はやらない臆病者の私がいる。フロントの新旧ブレーキパッド通常のエアー抜きを行うも気泡が出て来ないフロントブレーキキャリパー分解したマスターシリンダーマスターシリンダーカップの底にある2つの穴/右側の小さな穴が詰まりやすい注射器を使ってのフルード注入も効果無し3箇所の留め金具を外したブレーキホース一瞬緩めたらエアーが抜けたマスター側のバンジョーボルトエアー抜きが完了したフロントブレーキ/磨きが終わったディスクカバーを装着3年前に買っておいたリアブレーキパッドスパナを挿し込んで容易に押し戻す事ができるリアブレーキピストンリアブレーキに取り付けた新品パッド赤サビが出ていたナンバープレートステーを塗装前後のブレーキ修理を終えたセロー225
2020.06.02
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