笏取り虫
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今年最後になるであろう笏取り虫ツーリングが11月5日(金)仏滅の良き日に華々しく執行されたのであるが、皆さん忙しい日にあたり、参加者は岡さんハーレー、入さんBMWとV7ドンキーの3名だけになってしまった。県南からはV7ドンキーのみの参加なので、高速クルージング道路の予定を変更して、集合場所である蒜山の鬼女台展望駐車場までの最短ルートをGoogleMapで調べてみたら予想外の結果となった。中庄から総社を抜けR180を少し走り日羽から県道57、78を繋ぎ巨瀬からR313を少し走り多和山トンネルを抜けて再び県道78で豊永へ、山を下って県道320で満奇洞を通って北上、豊永赤馬から大佐に抜け、県道58を更に北上、坂路峠を越え新庄でR181を少し走り再び県道58を北上、野土路トンネルを抜け蒜山へ、蒜山大山スカイラインで鬼女台展望駐車場というルートだ。最短ルートは何と新見市大佐を通るルートで、今まで考えもしなかったこのルートを地図上で見ると見事に蒜山まで一直線となっているではないか。しかし、目的地までの距離は高速を使うルートが123㎞に対して最短ルートは120㎞、僅か3㎞の差でしかない。時間にすると高速が1時間41分で最短ルートが2時間50分と出た。やはり最短ルートは細いクネクネ道も入っているので、距離も伸びるし時間もかかるようであるが、どんな道なのか面白そうだし、体験してみたくなって最短ルートで決行する事とした。GoogleMapの時間では2時間50分となっているが、朝の渋滞を予想し少し余裕をみて7時45分に出発した。抜け道を通った事もあり朝の渋滞は殆ど関係なく、日羽の県道57へ分岐して快適なワインディングを楽しみながらも、少し抑え気味に走る。日羽谷川添いのモミジの紅葉が始まりかけており、見事な赤に染まりつつある景色を眺めつつ北上する。県道78から巨瀬に向けて下って行くと、前方に真っ白な霧が立ち込めている。間も無くその霧の中に突入、とたんにヘルメットのシールドが曇って前が見にくい。手袋で曇りを拭きつつR313を北上。多和山トンネルに差し掛かる頃には霧も晴れ、再び新見方面へ向かう県道78へ分岐。この道は初めてだったが以外と広く豊永までは走りやすい。この頃になると手が冷たくなり、エンジンを触って暖を取りながら走る。冬用手袋にしておけば良かったと後悔。高地の豊永からの下りは狭路となり県道320へ分岐する。この道沿いには満奇洞があり、県内では井倉洞と共に有名な鍾乳洞であるため、道路や駐車場も整備されているが、満奇洞を過ぎると道は極端に細くなり、スマホナビはUターンを指示しだす始末。休憩を兼ねてエンジンを停止し、地図でルートの確認をするが、地図上では大佐に抜ける道に繋がっているようだが、細い道が細かく分岐していて、どの道を通って良いのか判断に苦しむ。ナビの指示通りにUターンも視野に考えていると、前方からシニアカーに乗った耳の遠そうなノーマスクの「爺さま」がやって来たので、大佐への道を尋ねると、谷に沿って上れば行けるとの明確な回答を得た。クルマがやっと通れる程の田舎道の険道(県道)を進み、大字の地名が書いてある看板を勘で選びながら誰もいない山中をゆっくりと走るのは不安であったが、やがて大佐に繋がる県道58に出た。道路も広くなったので刑部まで一気に下り、姫新線の踏切を越えれば見慣れた大佐の町に到着だ。集合時間にはまだ1時間30分もあるので、大佐神社に参拝して旅の安全を祈り、たまたま居合わせた宮司の奥さんに新庄に抜ける県道58の坂路峠の冬季閉鎖の情報を尋ねるが通った事が無いとのこと。県道58を暫く走ると新庄への標識が出た。小さな橋を渡ると、いきなり険道(県道)の始まりである。舗装はされているが、クルマ一台がやっと通れる程の道には至る所に落ち葉や苔があり滑りやすいので、自然とスローペースになるのは仕方がない。坂路峠の頂上には県道58の標識が新見市側と新庄村側に2つ設置されていたが、これって無駄じゃね。新庄に下ると道幅が広くなり、R181の道の駅がいせん桜新庄宿に出る。直ぐに県道58を蒜山方面に分岐して野土路トンネルを抜けると蒜山三座が見渡せる蒜山高原へ到着である。数十年前未だ蒜山が開発されていない頃は、茅が沢山生えていた事から茅部野と言っていたと聞いている。トンネルを抜けた場所はその話しを具現化するかのように夥しい茅の群生地となっており、白い穂が風に靡く風景は独特のものがある。坂を下って集落のある付近に徳山神社が見える。境内のイチョウの黄とモミジの赤のコントラストが俄然目を引く。帰着してテレビを見ていたら丁度、徳山神社の紅葉を放送していたので、今日はNHKも取材に来ていたのだろう。集合時間には少し早いので、道の駅風の家でトイレ休憩としたのだが、駐車場にはクルマが満車状態で、観光客は名物の蒜山大根を買って帰っている。紅葉シーズンとは言え平日を狙って来たのに、予想外の人出の多さに閉口気味である。少し早いが、集合場所の鬼女台展望駐車場に向かう事にして、蒜山大山スカイラインに入ると黄色く色づいたブナ林に歓迎を受けたのだが、空の雲行きが怪しい。真っ黒な雲が行く手を覆っている。まさかの雨か?今日は絶対に降らないと思いカッパは家に置いて来てしまっているのだ。雨が降り出したら何処に避難しようかと考えながら、鬼女台展望駐車場に近づくも何とか大丈夫のようだ。それよりも駐車場への道がクルマで渋滞している。やはり今日は何処も人が多い。15分前に無事到着となったが、ハーレーと地元のBMWは既に到着していて、バイク専用にエリア分けされた駐車場で談笑していた。集合場所までの距離と時間が長く、かなり走った感があったが、さあ、これからがツーリングの始まりである。予定では関金町の「いわなや」でいわな定食の昼食をとって大山を一周する事になっていたが、地元の入さんが雲の様子を見て、「いわなや」方面は雨との予知で計画を変更する事にした。何でも山陰方面が降水確率30%以上の時の大山は殆ど雨が降るそうだ。流石西日本最高峰の大山、天気は常に急変するのだ。その後もBMWのアクスルシャフトの交換だの、ハーレーの大きなモニターにはナビが表示出来ないだの、うだうだ話しながら、入さんに地元の混んでいなくて美味しい店を予約してもらい、蒜山にUターンする事となった。入さん行きつけの店はR482沿いの高原亭だ。名物の蒜山焼きそばから、ジンギスカン、ラーメンまで何でも揃う食堂だ。蒜山焼きそばを食す事に決めていたのだが、焼き台のある個室に通されたので、注文したのはジンギスカン定食だった。サービスのコーヒーを飲んで腹も膨れたので大山にアタックする事にしたのだが、雨を警戒してR482を江府町方面に走り県道315に分岐し、奥大山スキー場を通って西側から鍵掛峠を目指す事にした。大山環状道路に入ると通行量が増え小さなパーキングは何処も飽和状態である。見事に黄色く染まったブナのトンネルは圧巻だ。手にカメラを持った中年や老人ばかりがやたらと目に付く。鍵掛峠の手前まで来たら渋滞が発生していた。鍵掛峠は大山を撮影する一番の人気スポットなので、紅葉を愛でに来た人は必ず寄りたいパーキングであるが、如何せんトリッキーな峠にあるので駐車場が狭くどうにもならない。道幅も狭いので路駐も出来ないので諦めて通過するクルマも多い。それを見越して空き地にバイクを駐めて鍵掛峠まで歩いたのは正解。クルマどころか、バイク1台駐める隙間もない位混んでいたが、ガスや雲に隠れる事なく荒々しい大山の南壁が迫り、紅葉は過ぎたようだったが、葉の落ちた広葉樹との一体感が見る者を魅了する絶景が楽しめた。この時点でまだ14時過ぎであったが、これから大山を一周するとなると時間切れとなるので、次回の楽しみに取って置き、引き返して鏡ヶ成でコーヒータイムとする事にした。今日はBMWを先頭にして撮影スポットでは次を走るV7がホーンを鳴らして停車するという事を繰り返していたが、何時もいきなり止まるので、最後尾のハーレーは大変だったようだ。ハーレーは乗った事がないので分からないが、400㎏を越えるような巨体は駐める場所を選ばないと、身動き出来なくなるようで、特に前下がりの場所や狭い所は気を付けなければならないらしい。知らない者はバックギアが付いているのでバックすれば良いではないかと思うのだが、ハーレーのバックギアはクルマのようにシフトレバーで操作するだけではなく、ミッションに別体のバックギアを噛み合わせるために、複数の複雑な操作が必要で、慣れないとまともにバックする事すら難しいようである。クルマで例えるならV7がカローラでハーレーは10屯ダンプのようなものだ。しかし、ハーレーの良さはその辺りの操作感や重量感にあるのかも知れない。鏡ヶ成で入さんの奢りの缶コーヒーを3人揃って飲みながら、笏取り虫の由来や、1泊ツーリングの実施ついても話しが及び、長々とダラダラと16時近くまで話しが続き、来年はハーレー岡さんがテントを買って飲酒宴会キャンプツーリングをする事でお開きとなった。ハーレーは一般道、V7は蒜山ICまでBMWの先導を受け、米子道、中国道、岡山道、山陽道と乗り継ぎ、17時20分頃には無事帰着と相成った。帰りは早い。県道58号の坂路峠に向かうV7ドンキー野土路トンネルを抜けると一面のススキが目を奪うススキ野から紅葉した蒜山三座を望む鬼女台展望駐車場に駐めたV7、BMW、ハーレー今にも泣き出しそうな「いわなや」方面高原亭でのジンギスカン県道315号から大山を望むBMW越しのブナ林ハーレーとブナ林紅葉と烏ヶ山渋滞中の鍵掛峠パーキング迫力のある大山南壁紅葉と大山牧歌的雰囲気の鏡ヶ成
2021.11.06
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