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The Paris Opera Ballet Japan tour 2006 Index NBS official Related Links l'Opéra National de Paris 2002-2003 “Paquita”(in French) Emmanuel Thibault PREMIER DANSEUR de l'Opéra de Paris 1974年生まれ 現在31か32歳。 2004年5月23日、バスティーユ、バジル役でプリンシパルとして全幕デビュー。相手はドロテ・ジルベール。 2004年12月23日にプルミエに昇格。Stéphane Phavorin PREMIER DANSEUR de l'Opéra de Paris ファヴォランに関しては,検索してもほとんど有用な情報が出てこない。2005年12月の昇進試験について書いてある記事を見つけた。筆者はかなり辛らつであるがファヴォランとデュケーヌに関しては絶賛している。 ほかのヴァラストロについても述べてある。曰く、Concours interne de promotion 2005 December 22nd and 23rd 2005 -ついにスジェのクラスだ。ここまで来ると、プルミエやエトワールの代役を務めることもあるのだから、気弱なやつにはやってられない。半分はダンスール・ノーブル、半分はドゥミ・キャラクテールの試験なのだ。今年の課題はマノンの第1幕のデ・グリューのヴァリアシオンだった。ドゥミ・キャラクテールには不利だ。 ムッシュー・ファヴォランとデュケンヌは2人ともすばらしかった。何か特別なものがあると感じられる二人だ。 今回我々のプルミエ・ダンスールとなったファヴォランは確かに、ちょっと不気味な感じの、18世紀の気品を醸し出した。 しかしながら、ここで男性ダンサーの状況を鑑みるべきだ。ファヴォランもデュケンヌもちょっと残念なことに、もう34歳なのだ。彼らは7、8年前に昇進するべきだったのだ。ここ10年は見た目の良いダンサーを昇進させる傾向にあったからだ。芝居感やテクニカルな側面よりも。 ステファン・ファヴォランは、あまり知られてはいないけれども、常にすごく優雅なダンスール・ノーブルだ。理想的な体型をしていて、私には、ファヴォランはもともとはピアニストを目指していてオーケストラの総譜が読めるとしか思えない。かすかに狂気の影を宿していて、悪役への「転向」ができる。今年の夏の彼のティボルトを見ればそれは明らかだ。 --- ファニー・フィアットについても絶賛している。 曰く。 -「芸術家にとっての試練は、30歳を過ぎてもそれを続けていくのか否かということだ。そしてそうする者たちはこういわれる。夢ばかり見ている人ね、と。」 あえて言わせてもらうなら、それがムシュー・ファヴォランとデュケンヌ、マドモアゼル・ファニー・フィアットがやろうとしてることなのだ。 Dance Cube パリ・オペラ座バレエ進級試験の結果
2006年04月29日
Media this weekOPERA Magazine▼GRAND OPERA 2006 Spring Vol.36(音楽の友社) Japanese magazine,"Grand Opera" lately published in Japan contains the review and several photos of "Don Giovanni",Simon Keenlyside sang the titlerole in Japan last October. Also contains the articles "Best Opera Artists" which was selected by opera critics in Japan. Simon Keenlyside ranks at the 4th of all male singers(includes tenor and bass).Of course he ranks top 1 of all male bariton singers because the top three singers are tenor singers. Simon Keenlysideの、昨秋の「ドン・ジョヴァンニ」日本公演がカラー見開き2ページで載ってます~Classical Music Newspaper Review▼「コンサートを読む ムーティ指揮のヴェルディ『レクイエム』」by梅津時比古 2006年4月26日(水)付 毎日新聞夕刊Ballet Newspaper▼Around the World 『新しい表現を模索するロシア』筆者:関口紘一 2006年4月21日(金)付 朝日新聞夕刊 第6回インターナショナル・バレエ・フェスティバル サンクトペテルブルグ マリインスキー劇場 最終日、ガラ 新作 「スワン家のほうへ」振付:ミロシュニチェンコ 「コンチェルト・グロッソ」振付:シガロワ 音楽:ヘンデル(ゼレンスキー) ディベルティスマン: 「シンデレラ」振付:ラトマンスキー(ヴィシニョーワ、メルクリエフ) 「ドン・キホーテ」(ノヴィコワ、サラファーノフ)
2006年04月29日
The Paris Opera Ballet“Paquita” Second Night in Japan tour 2006 April 28, 2006Tokyo Bunka Kaikan, Ueno Tokyo“Paquita” (2 Acts) Choreography: Pierre Lacottebased on motifs from the 1846 Joseph Mazilier version, and the 1881 Marius Petipa version. Music: Edouard M.E. Deldevez/Leon Minkus, version adapted by David Coleman Scenery/Costumes: Luisa Spinatelli Music: Tokyo City Philharmonic OrchestraPaquita:Clairemarie OstaLucien:Benjamin PechInigo:Stéphane Phavorin Dona Séraphina:RiquéDon Lopez:Laurent Novis Le Comte d'Hervilly:Richard Wilk La Comtesse:Muriel Hallé Act1Pas de trois: Myriam Ould-Braham Fanny Fiat Mallory Gaudion 2 Solistes espagnoles:Aurelia Bellet Laura Hecquet4 Bandits:Audric Bezard Cyril Chokroun Grégory Dominiak Alexis Saramite Act2Les deux officiers: Bruno Bouché Christophe Duquenne Grand PasStéphane Phavorin received first "bravos" of tonight after his solo performance as Inigo for his marvelous and dynamic virtuosity. He was fabulous ! パリ・オペラ座バレエ「パキータ」2日目2006年4月28日(金) 上野 東京文化会館きょうのイニゴはファヴォラン!ファヴォラン、すばらしかったです。踊りも演技も。第1幕だけで終わっちゃうのがほんとに残念。第1幕ファヴォランのイニゴ登場。このイニゴは、顔は怖いけど、リーダーシップがあって、ジプシーたちを仕切ってます! 何もかもうまく行っているのに、うまくいかないのはパキータの心だけ。それでつい、いつも手を上げてしまったりしますが、すぐにパキータに見つめられるとその手を恥じて下ろします。彼が登場してすぐにソロになるのだけれど、すごい華があって、にこやかに楽しそうに踊ります。キレがすごい! シャープです。テクニックも完璧。パケットとは役作りがかなり異なりました。パケットは真逆で、顔は美しいのに、心はすごく荒れている。いつも鬱屈した怒りを抱えている。ぱぁーっと明るいジプシーという感じでは全くない。パケットの「スワンレイク」でのスペインの踊りだった時のものすごい明るいオーラを思うと、パケットもすごい演技派だと思う。しかし演技がオーヴァーすぎるきらいはありますが。ファヴォランのイニゴは、だから悪役に見えない。顔は怖いけど、可哀相になっちゃう。リュシアンが登場。このリュシアンはけっこう貴族という雰囲気。にこにこはしてなくて、厳粛な顔をしている。リュシアン、ドンナ・セラフィナと退場。パキータが登場。オスタのパキータも役作りがオーレリーとまったく違う。すごく知性的。ジプシーの娘のちょっと悲しい雰囲気を漂わせている。イニゴに対する態度もまったく異なる。イニゴに対して弱気に悲しそうに断るんです。オーレリーはかんぜんにコミカルにおちょくってました。パキータがリュシアンと出会う。パキータは一瞬で態度を変える。実に誘惑するような眼差しで、リュシアンを見つめて踊るのです。うわ、女だ、という感じ。当然リュシアンは即、ノックアウト。イニゴは「やべ~また身の上話を始めるぞ!」とパキータのロケットを取り上げる。探すパキータ。知ら~ん顔のファヴォランの演技がコミカル。ちょっと得意そう。俺が知るかっという態度。がっかりしているパキータを慰めるリュシアン。「踊りましょう!」パ・ド・トロワ。きょうはティボーが降り番で、ゴディオンでした。彼もすごくきれいに踊ります。ヴァリアシオン、ザンレールの正回転逆回転を繰り返す6回連続の超絶技巧、そしてピルエット3回回って空中で2回転膝を付いて着地。最後のピルエットは3,3,4で、4回目はぎりぎり。女性の2人目がお待ちかねのミリアム! すばらしかったです。美しい踊り。イニゴは踊りを仕切っている。子ども達がパキータに群がっている。パキータは人気者。イニゴは八つ当たり。「おうおう、ガキの相手なんかすんじゃねえ。商売だぜ。」イニゴはパキータに占いをさせる。自分もやってる。人々が日暮れになり、家に帰る。暗い中、パキータは物思いに耽る。イニゴがやってくるがイニゴは相手にされない。イニゴはテントの端をつかみパキータを振り返る。淋しく退場。同時にリュシアンがやってくる。舞台上手手前のパキータのところへ行って、ひざまずく。「愛しています!」パキータに結婚を誓おうとするリュシアン。パキータは身分違いなので断る。リュシアンは、「心配しないで。」とパキータの額にキス。「ではその花を下さい。」「いけませんわ。」「では、失礼いたします。」軍人なのできっちりあいさつしてすたすた帰る。パキータは追いかける。リュシアンが立ち止まる。ここがオーレリー組とまったく違う。オスタはアニエスの方に近い。オーレリーはここもすごくコミカルで、まるで違う話になってたもの。第2場 ジプシーの家パキータは家具の陰に隠れる。イニゴがメンドーサを連れてくる。なんかコミカルなファヴォラン。さっそく悪巧みを説明する。「この酒には眠り薬が入っています。これを飲ませて酔いつぶします。そこで俺がこいつで…!」イニゴがナイフをダン!とテーブルに突き刺す。パキータはこの謀略でびっくりして音を立ててしまう。はっとマスクをするメンドーサ。金を支払わせ、山賊を呼び込む。パキータがその間に玄関の近くに戻り、椅子を音を立てて蹴倒す。同時に、時計が鳴る、6回。6時だと思うでしょ?これが9時なんです。きのうもおかしいなあ、と思ってた。「今帰ったのか?」「そうよ」リュシアンがやってくる。ここのリュシアンとパキータのマイム、きのうはものすごくコミカルだったが、この2人だとけっこうまじ。ファヴォランがコミカルで、ペッシュ、オスタはまじ。パケットはまじでルグリ、オーレリーはコミカル。「さあ、踊れ!」イニゴはパキータに扇子を渡す。皿を投げつけてイニゴをごまかしてその隙にグラスを取り替えて知らん顔。パキータはぱっ!と扇子を開く。リュシアンは酒を飲む。イニゴも何も知らずに飲む。そして扇子を使った踊り。ピケピルエットとシェネ、シャープ。すばらしい。オーレリーもここはきのうはよかったです。踊りながらリュシアンに悪巧みを話す。そしてまた踊りだす。イニゴが踊りだす。イニゴはリュシアンが眠り込むのを待っている。ここのファヴォランがまた絶品でした。酔っ払いのダンスなの。ふらふら、ふらふら、すごくうま~い。汗が出てきてハンカチで拭う。その時にポケットに入れていたパキータのロケットが落ちる。拾うパキータ。パキータは何食わぬ顔でイニゴと踊り続ける。ファヴォランは最後に寝込むところもすごく自然。ほんとコミカル。きのうのオーレリーはイニゴがナイフを振り上げると、はらはらしながら見守っていて可愛かった。イニゴはぐーぐー幸せそうな顔で寝ている。なんか可愛い。もうすぐ12時。山賊がやってくる時間だ。あせる2人。ようやく逃げ出す。第1幕了第2幕2人の将校はきのうと同じで、すばらしかったです。パドドゥ最初のパドドゥ。プレパラシオン、アン・オー。アダージョ。ペッシュがオスタの手を上で握って回す。4回転するところで2回転で止まり、オスタはペッシュの胸に手を付いてしまった。やはりきのうのルグリはサポートはスーパー完璧だった。ルグリはオーレリーに張り付くようにサポートしていたもの。リュシアンのヴァリアシオン、ブリゼ・ボレはここでした。この技はお得意のペッシュ。オスタのヴァリアシオン。オスタはうまい!ワルツポロネーズやはりきょうも圧巻でした!グラン・パ女性ダンサーの踊りパキータ。アダージョ。衣装替えした二人。女性ダンサーの踊りパキータのソロリュシアンのソロ足を大きく前に投げ出すもの。アントルシャ&2回転のザンレール、このコンビネーション。完璧ですばらしい。コーダオスタのフェッテは入りだけダブルであとは全部シングルだった。ペッシュのザンレールは着地が微動だにしない。すばらしい。回してリフトしてポーズ。フィナーレすごいシェネ、ペッシュもやってた。すごい。パキータの変速フェッテ。階段を上がって大団円。カーテンコール
2006年04月28日
「パキータ」第2幕デルヴィイー伯爵の邸宅宴会場将校たち、ロングドレスの淑女達。メンドーサと娘。2人の将校はブシェとデュケーヌ。デュケーヌは抜群でした~ 男性的で力強く、完璧なテクニック。身体が細いのでフォルムも美しい。面構えは不敵な感じ。(役作り) 最初の登場シーンのソロの最後でぐらっと来たのはご愛嬌。カドリーユマズルカ伯爵と伯爵夫人と全員のダンスデルヴィイー伯爵は息子の到着を待っている。時計を見る。しかし息子は現れない。将校が告げる。「どこにもいません!」遅いから…「踊りましょうか。」ギャロップ全員のダンスやっと到着するリュシアンとパキータ。パキータは悪党の正体をばらす。リュシアンは結婚を申し込むが、パキータは身分違いを気にする。そこにあった肖像画に目を留める。「これは、お父様!」「なんだって!」べザールとマニュネが気を失うパキータを抱きとめる、役得。マニュネ、すごい芝居してて可愛い~。2人は結婚することになり、女性たちがパキータに純白のドレスを持ってきて着替えさせる。これはジプシーのしがない娘から、出自がわかって貴族に戻ったという、いわばシンデレラストーリー。純白のドレスに変えることでそれを表している。パキータとリュシアンのパドドゥアダージョ。白いドレスのオーレリーとリュシアンのパドドゥ。2人並んでプレパラシオン。アン・オーの後に、手のひらを上に向けてポーズするのが特徴的でノーブル。オーレリーはルグリの中指だけを掴んで頭の上でくるくる回してもらう。ルグリはオーレリーに吸い付くようなサポート。オーレリーがアラスゴンドで回るとき、ルグリは足が当たらないように後ろに下がる。手は握ったまま。そしてオーレリーは45度前を向きアティチュードで手を離してポワントでバランス。そのあと足を伸ばして、アラベスク・パンシェを2方向で繰り返す。すごく難しい。2人の将校が出てきて楽しい音楽で軽やかなステップ。すぐにリュシアンが上手(かみて)奥から出てきて、ブリゼ・ボレ。すごいスピード。大拍手。続いてパキータのソロ。リュシアンのソロ。2人並んで同じ振りを踊る。ワルツ(コールドの群舞)ポロネーズ男性たちの踊り。これが最高! かっこいい。2人の将校とゴディオン、ヴァラストロほかの6人の軍服の男性、そしてコールドの男性(マニュネ、べザールほか)と繰り広げるダンス。ここ圧巻! すばらしかった。特にデュケーヌです。すばらしい。これはもともとは子ども達のダンスで、プティパの振付だったが、今回はこの男性ヴァージョンに変わっていた。グラン・パここからまさにめくるめくプティパのクラシック・バレエの世界が始まります。黄金のチュチュのパキータと白い軍服に金の縫い取りのリュシアンが入場。えんじ色のチュチュの女性ダンサー8人が4人ずつ登場する。今度は青いチュチュの、2人ずつ3組登場する女性6人、1組目の左のローラ・エケがうまい。ローラ・エケはフルステといっしょに番組「明日のエトワール」に出ていた子。2組目の左がフルステー。可愛くって細い。フランス人形みたい。パキータのソロ。足を前に振り上げるジャンプ。左右に小さくバットゥリー。女性ダンサーたち。パキータのソロ。パキータと女性ダンサーがいっしょになって同じ振りを踊る。圧巻。リュシアンが入場。パキータとリュシアンのアダージョ。プレパラシオン。アラベスクパンシェ。美しい音楽。緊張感。ものすごくすばらしい。ここは陶酔しました~パッセから足を前に出す、2回。今度はパッセからピルエット。リフト。二人で背中を合わせるようにして腰に手を置いてポーズ。「パキータ」のポーズだ。リフト。また「パキータ」のポーズ。パキータは後ろにジュテ・アントルラセ。ピルエット。くるくるくるくる。ポワントでアラベスク。リフト。プレパラシオン。リフト。最後は肩に乗せてポーズ。アダージョ終了。大拍手。女性ダンサーの踊り。青いチュチュの1組目。すごくシャープ。この日はエケがちょっと早め。2日目は死ぬほどぴったり揃ってた。2組目、フルステー。3組目。女性8人のダンス。パキータのヴァリアシオン。グランジュテ。ジュテ・アントルラセ。アラベスクでくるくる回る。ピケ・ピルエットとグランジュテのコンビネーションで舞台を斜めに。拍手。リュシアンのヴァリアシオン。ルグリは舞台下手奥から斜めに上手の手前まで舞台を横切る大きな足を前に投げ出すジュテ。今度は上手奥から下手手前へ。アラベスク、ザンレール。ものすごい難しいコンビネーションのプティパの振付。ピルエットから足を伸ばす。くるくる足を伸ばして回る。アントルシャ&グランジュテのセットを2回。センターで舞台奥から手前に向けて進む。これがすごかった。涙。ブラヴォー! アントルシャ・シスを4回連続、を間にジュテを挟んで2回ですから。ルグリのすばらしく美しいアントルシャ。目に焼き付けたい。ここ、2夜目のペッシュはDVDのジョゼと同じでアントルシャの間の技はザンレールだった。2回目のアントルシャ4回の後にはザンレール、ピルエット、ザンレールでポーズ。コーダ女性ダンサーの踊り。パキータ、コーダのソロ。オーレリーのグラン・フェッテ。3回に1回ダブルを入れる。しかし回転はゆっくり。大拍手。女性ダンサーの踊り。リュシアン、コーダのソロ。今度はトゥール・ザンレール。3回続けるがルグリは2回目で着地が乱れそうになるとすかさずもう1回回って美しくまとめる。さすがだなあ。グランジュテ。シェネ。ジャンプして膝を付きポーズ。拍手。パキータ、ピケターンで一直線に駆け抜けていく。最後はパキータをぐるぐると4回転回してパキータが後ろを向いちゃったので慌てて半回転させる。さすがルグリ。リフトで終了。レベランス。拍手。フィナーレまだまだ続く!男性ダンサー達の群舞。ルグリは上手から下手へものすごいスピードでのシェネ。8回転ぐらいした。これは超人技。ここがDVDと異なっていた。DVDでは舞台中央で踊るが、ルグリは上手から出てきた。舞台の奥行きがないせいか。このあとも難しいコンビネーション。アチチュードで3回転し、ザンレール、ジュテアントルラセ。オーレリーは変則的フェッテ。これも超絶技巧ぽい。二人は階段を上がっていく。大団円。全幕了。カーテンコールラコットさんが出てきて、ルグリとオーレリーに花を渡して、むぎゅっと引っ付ける。こういうお茶目なところがあるラコットさん。コッペリアでも芸達者でしたものね~ルグリはそこまでがんばらなくてもいいのに…と心配するぐらい完璧にやろうとしていた。頭が下がるとはこのこと。どんなパも手を抜かないのだ。力を加減していない。それにサポートに関しても完璧で、常に自分のこと以外のこともすべて考えているのが痛いほどわかった。第1幕のジュテでは、やはり踏み切り足でないほうの足が地面と並行には上がらなくなっている。これは昨年の『眠り』でも最後のほうでそういう傾向が見られた。それでもルグリは全力でやっている。第2幕のシェネは稲妻のように早い。アントルシャ・シスもすごい。ほかのどんな若手のエトワールよりもピルエットやアントルシャなどの足裁きの細かさ、ステップの美しさでは今でもかなわないだろう。そして美しく見せる術を知っている。だからミスはミスに見えない。パートナーシップに関して言えば、オーレリーはおきゃんでルグリは大人。精神性は違いすぎる。まあこの作品はドンキのような、コメディと言えばそれまでなんですが。東京バレエ団の小出さんとの幻影のパドドゥでは、精神性までぴったり波長があっていた。ルグリほどの高みにいるダンサーには精神性でも同じレベルの女性ダンサーと組んでもらいたい。もちろんそれはテクニックの上に更にある精神性。
2006年04月27日
The Paris Opera Ballet“Paquita” Opening Night in Japan tour 2006 April 27, 2006 (Thursday) Tokyo Bunka Kaikan “Paquita” (2 Acts) Choreography: Pierre Lacottebased on motifs from the 1846 Joseph Mazilier version, and the 1881 Marius Petipa version. The Act 1 Pas de Trois and the Act 2 “Polonaise” of the children and the Grand Pas are choreographies of Petipa ※in this Japan tour,children's dance“Polonaise”was replaced by the one's of male dancers.it was fabulous! I suppose it was choreographed by Pierre Lacotte. Music: Edouard M.E. Deldevez/Leon Minkus, version adapted by David Coleman Scenery/Costumes: Luisa Spinatelli Music: Tokyo City Philharmonic OrchestraPaquita: Aurélie Dupont Lucien: Manuel LegrisInigo:Karl Paquette Dona Séraphina:Isabelle Ciaravola Don Lopez:Laurent Novis Le Comte d'Hervilly:Richard Wilk La Comtesse:Muriel Hallé Act1Pas de trois:Mélanie Hurel Nolwenn Daniel Emmanuel Thibault 2 Solistes espagnoles:Aurelia Bellet Fanny Fiat4 Bandits:Audric Bezard Cyril Chokroun Grégory Dominiak Alexis Saramite Act2Les deux officiers: Bruno Bouché Christophe Duquenne Grand Pas パリ・オペラ座バレエ「パキータ」初日2006年4月27日(木) 上野 東京文化会館まずはよかった点から。第1幕でパ・ド・トロワを踊ったエマニュエル・ティボー!!!すっばらしかったです。あらゆる意味において。ただしDVDほど完璧ではありませんでしたが。それから第2幕の将校の、クリストフ・デュケーヌ。言うまでもなくルグリ! すごい人です。作品的に言うと、1幕はドタバタコメディ、2幕は絢爛たるプティパの世界。ストーリーとしては、あってないようなものなので、お決まりの展開に超絶技巧のグラン・パ・ドゥ・ドゥという古典クラシック・バレエの王道。これは「白鳥の湖」と公演の順番を逆にすべきでした。あの濃厚な世界を見てしまった後で、この作品では弱すぎる。ラコットさんに遠慮したのかルフェーブルさん。ロイヤルだって、「シンデレラ」の後に「マノン」だったのに。第1幕フランス占領下のスペイントゥロー渓谷。石碑を刻む石工。パイプをくゆらしたマニュネくん! 青少年が喫煙してる(笑)男達がやってくる。ゴディオン!デルヴィイー伯爵が妻と息子のリュシアン・デルヴィイー(マニュエル・ルグリ)を伴ってやってくる。(拍手)母は息子に早く、ドン・ロペス・デ・メンドーサの娘、ドンナ・セラフィナ(イザベル・シアラヴォラ)と婚約するように言う。リュシアンは気が進まない。でも紳士なので礼儀正しくドンナ・セラフィナと踊る。人々がいなくなると、地元のジプシーたちが現れる。ジプシーの首領、イニゴ。カール・パケットはまた悪役を演じています。いきなりすごい存在感。さすが。イニゴのソロ。悪役っぽく踊ります。彼は表情も手先も悪役になりきっています。イニゴが一方的に思いを寄せているパキータ(オーレリー・デュポン)が登場。拍手。舞台がぱぁぁぁっ!と明るくなる。オーレリーのパキータは、勝気でおきゃんで、めっちゃ可愛い! 見ているだけで微笑んでしまう。パキータはイニゴを軽くあしらう。イニゴはパキータに懇願して恋人になってくれと頼むが、パキータは冗談めかして断る。アニエスとはまったく違うキャラ。まさにオーレリーだなあ…イニゴはデルヴィイー一行を案内する。踊りを見せて人々の金を巻き上げる。パキータも踊る。一目で心を奪われるリュシアン。タンバリンにお金を入れる間もじーっとパキータを見つめている。うさんくさそうに見ているイニゴ。イニゴは金を見て、「こんなもんか!」と毒づく。パキータが口答えすると、手を振り上げる。その手を押さえるリュシアン。イニゴは激怒するが、将校さんなので一応へいこらする。パキータの肩を抱き、親の方へ連れて行こうとするリュシアン。イニゴはパキータが肌身放さず持っているロケットをくすねる。リュシアンはイニゴに、「この方を紹介していただけませんか?」イニゴ「俺のオンナに決まってんだろ!」パキータ「とんでもない、違うわ。私は…」とロケットを探す。「あれ?ないわ、ない! みんな知らない?」半泣きのパキータ。踊りを披露するパキータ、応えて踊るリュシアン。イニゴはパキータをテントに戻らせる。闘牛士の踊り。踊り子達の踊り。パ・ド・トロワ。きた~!!!もう、ティボーに釘付け。ジュテ・アントルラセの美しいこと。高いこと。ふわっとまるで空気の妖精のように軽く見えるジャンプ。ソロでは左右にアラベスク、これがまた美しい~~~ 極めてもの哀しい音楽にのって、情緒的連続6回のトゥール・ザンレール、スゴイ!そのあとピルエット3回回って、飛んで2回転して膝を付いてポーズのはずが、最後のジャンプは1回転(だったと思う。)大拍手。コーダでは女性たちを左右に置いて、くるくる4回転のピルエットを3回するのですが、惜しいかな、きょうは3,3,4だった。彼もそうとう疲れているのだろう。でもとにかく、ここでこの舞台が終わってもいいくらいのすごい踊りだった。まさにショウ・ストッパー。子ども達の踊り。のはずがソリストは大人だった。人々は解散する。パキータが一人佇んでいる。イニゴが、来るが相手にされないので怒って帰る。下手からやってくるリュシアン。リュシアンはパキータに懇願する。「あなたを好きです!」パキータとリュシアンは踊る。リュシアンはパキータの額に口づけする。パキータは胸に付けた大きな花を落す。リュシアンは拾おうとする。「この花を下さい。愛の証に。」パキータ「ダメよ。」リュシアンは「では。」と恭しく去る。パキータは思わず花を持って追いかける。ぴたっと立ち止まり振り向くリュシアン。パキータは知らん顔。それを繰り返す。ここが何ともユーモラスで、何より必死なパキータが可愛くて可愛くて!メンドーサはリュシアンが憎くてたまらず、イニゴにあいつを殺せと命令する。その気になるイニゴ。メンドーサはパキータの花を、リュシアンに人づてで渡させる。「あの人からよ!」パキータからの花、と思い込んだリュシアンは有頂天になり、マントを羽織って、ジプシーの家に急ぐ。第1場了。第2場 ジプシーの家もう、可愛いんです。オーレリーちゃんが。オーレリー、窓を開けると黒いマスクをした男がやってくる。「まあ、何かしら。怖いわ。」パキータは家具の陰に隠れる。イニゴとメンドーサが悪巧みをしている。イニゴは「この酒を飲ませればおねんねさ。それで、俺がナイフでダンンンッ!と…」とナイフをテーブルに突き刺す。その音にびっくりして思わずマスクをするメンドーサ(笑)。「なんだ、びっくりさせんなよ。」イニゴがメンドーサに手を出すと、握手するメンドーサ。ここが面白い。「そうじゃねえだろ。」「え?」「金だよ。金貨だよ」金を渡すメンドーサ。イニゴは悪い仲間を呼んで、金を渡し、死体を処理するよう命令する。その間にパキータは今帰って来た振りをする。リュシアンがやってくる。時計が鳴る。パキータはイニゴのたくらみを教える。パキータは思いっきりお皿を割って、(可愛い)その隙にリュシアンの眠り薬の入ったグラスをイニゴのと取り替える。笑える~イニゴと踊るパキータ。リュシアンに、「ほら、寝てる振りして!」イニゴは寝込んだと思ってナイフを出して近付くが倒れて寝てしまう。パケット、テンション高い演技だよ~二人は逃げようとする。「ダメなのよお!イニゴが全部鍵をかけちゃったのよお~」と焦るパキータ。「それなら!」と棚から、しまってあった自分の剣を取り出すリュシアン。自信たっぷりだが開かない(笑)。「もうすぐ悪いやつらが来るわ!」ますますあせるパキータ。時計を指す。二人はマントをかぶって、暖炉の隠し扉から脱出する。悪いやつらがやってくる。殺そうとして、「おい違うぜ、よく見ろよ、イニゴじゃんか。」イニゴをそのままにして去る悪党達。眠り続けるイニゴ。第1幕了。Part 2 へ続く
2006年04月27日
Matthew Bourne's Swan Lake North American tour 2006 The last performance in Boston 20-23 Apr. 2006 Colonial Theatre, Boston,MA ※※※またまた asuko さまからレポをいただきましたので、ご許可を得ましてこちらに転載させていただきます。大変感謝です!(Sheva)※※※ボストンでついにホセを見た! 以降はキャンセルになり、ここがツアー自体の千秋楽。ボストンにして、よかった。初ホセ、柔らかいのにぴっくり。あんなに大きいのに。よくしなうこと。でも、今回はニール王子にノックアウトされました。動きが優美なだけでなくダイナミックで、二幕のパドドゥではホセのまわりに大きなスペースを作って、伸び伸び踊らせているように見えました。ニールのサポートで羽を広げたホセが飛んだ高さといったら、大きいだけに息を呑む迫力。スワンが殺されるとき、ニールの悲痛な絶叫が客席に響き渡り、首藤さんが言ったとおり、これは王子の物語なのだと実感しました。一年強のツアーの最後、ビッグスワンの気合いもすごかった。それにしても、すごい振り付けだ。二幕すんだところでバレエを冒涜していると怒って帰った人もいたけど、わたしはこんなに美しい振り付けはないと思います。次はパリとロンドンですって? また行くぞ。 サイモンもアランもパリで見たときよりずっと個性を出していて、ホセ、ニールとの違いも明らか。アランが出た昼公演は白髪のばあさんが客の七割を占めましたが、マッチョなアランに大喜び。ばあさん総立ちのスタオベでした。サイモンはタンゴでストレンジャーに思い切り振り回され、どんなときもきれいな線がくずれないニールには逆にできない哀れなバタバタぶりに、可哀想さが募りました。四幕ではスワンの襲来に「怖いよお」と、お母さんの胸に顔を埋める子供のように傷ついたスワンの太股に顔をくっつけて、いたいけ! この場面、ニールは反応が大人で、ベッドに現れたスワンが瀕死なのを見て「ああ、こんなことになって」と気遣う感じで手をさしのべる。スワンが背中を向けると「きみが見られたくないのなら」とばかり、引き下がり、呼ばれると「もう二度と離れたくない」としがみつくのよね。そのぶん、引き裂かれる哀しみにのたうちまわり、ステージから落ちそうになったのです。ツアーのラストのせいか、特別出演がありました。わたしはメインキャスト以外わからないので、誰か不明だけど、背の高い茶色のちぢれっ毛の男性が、貴賓席の女王にメモを渡すメッセンジャー、帽子をかぶり、レインコートをはおってスワンクバーに入り込むアル中ホームレス、舞踏会に行くガールフレンドのまわりをヘアスプレー持って飛び回るオカマのヘアメイクとして三度登場しました。ひょっとして、ドミニク? カーテンコールでは、昼公演のメンバーも私服で登場。全員でお別れしました。コーディ(彼はわかる)はキャスケットをかぶって、可愛かったです。夜の客は男女半々。日本と比べて年齢層が高いです。でも、どこでも日本人女性は必ずいますね。日本人ほど、この作品を愛している客はいないのかも。 asukoposted 26 Apr. ほんとうに感謝です。ラストならではの特別な演出もあり、みなで別れを惜しんだのですね!
2006年04月26日
ジダン引退スポニチ
2006年04月26日
you さま、sachikom さま、maddieさま、ダブルのショックでおかしくなりそうです。イルジ退団…ですか???来シーズンはドレスデン…そんなまさか…まだ見てないのに、、イルジのアルマンの全幕を…Parting from the over fatherafter 13 years leaves Jiri Bubenicek, first soloist with John Neumeier, the Hanseatic city. To the Dresdner Semperoper it looks for new challengesOne year ago the internal voice announced itself for the first time since then Jiri Bubenicek considered whether going would not be better than a remaining. Now it decided for going - heavy heart, light heart, how like that is, if after a parting a safe new beginning follows. And it is an important parting: In the summer the first soloist will say Hamburg of the Balletts after 13 years of the city and the Compagnie adieu, the twin brother petrol and the Mentor John new Meier, and spatially it will continue to itself remove still from its love, because of Dresden the airplanes not as often go to Paris as from Hamburg.I would have pulled immediately to it to Paris ", confess Jiri Bubenicek. But to the Opéra de Paris, where its dearest Marie Agnès Gillot ballet triumphs celebrates, it would have had to begin still times completely down, and does not go naturally, if one is already at one of the first houses of the world for many years the star.and MORE--Excerpt from WELT am SONNTAGHuge Thanks to Sachikom and SilviaPlease refer to "Falling in Love with Hamburg Ballet"
2006年04月25日
Review Ballet ▼「白鳥の湖(パリ・オペラ座バレエ団) 王子の悪夢 濃厚な情感で」 評者:祐成秀樹 2006年4月21日(金)初日 2006年4月25日(火)付 読売新聞夕刊 Opera ▼「二期会 皇帝ティトの慈悲」 演出:コンヴィチュニー 2006年4月25日(火)付 毎日新聞夕刊
2006年04月25日
パリオペ、ジロ降板なんか大変なことになったみたいで、ほんとにショックです。舞台にアクシデントはつきものとはいえ… きょうは電車がとまるし、不思議な日でした。アンヘルの日の地震を思い出します。ほんとに残念です。もしご迷惑をおかけしたとしたらほんとに申し訳ありません。
2006年04月24日
Paquita"Musik"Edouard-Marie-Ernest Deldevez und Ludwig Minkus "Tänzer"Paquita: Agnes LetestuLucien d'Hervilly: Jose Martinez Inigo: Karl PaquetteComte d'Hervilly: Richard Wilk La Comtesse: Celine TalonDona Serafina: Beatrice Martel Don Lopez de Mendoza: Jean-Marie DidiereLes Etoiles de l'Opera National de Paris Les Premiers Danseurs de l'Opera National de ParisLe Corps de Ballet de l'Opera National de Paris"Choreografie"Pierre Lacotte nach Joseph Mazilier und Marius PetipaPierre Lacotte's reconstruction of the complete two-act balletand incorporating the familiar Petipa choreography at the end of act II. "Musiker"L'Orchestre de l'Opera National de Paris Leitung: Hugues R. Gall "Video-Regie" Denis Caiozzi "Aufnahme" 2003 - Opera National de ParisRecorded at the Palais Garnier in January 2003パキータDVD 版DVD 版ではパ・ド・トロワにエマニュエル・ティボーが出ている。実に驚異的にうまい。ティボーは今回の来日公演のパ・ド・トロワもファースト・キャストになっているので、ルグリの日に登板するのだろう。楽しみだ。ティボーが踊る音楽はドン・キホーテで使われている音楽にすごく似ている。錯覚してしまいそうになるぐらいだ。やっぱミンクス、そう引き出しがあるわけじゃない。またパ・ド・トロワにミリアムの名前があるが、どうだろう。彼女はまだ出ていないようなので来日してないような気もするが。 Many thanks to ShioDVD 版では、2人の将校の主に下手(しもて)のパートがステファン・ファヴォラン。抜群にキレがあってうまい。1幕では小芝居もかましている。彼は今回の「パキータ」では重要な役、ジプシーの首領、イニゴにキャスティングされている。しかしセカンド・キャストだからルグリの日には出ないだろう。ペッシュと組むだろうから、ベランガールの回はイニゴはパケットということになるのか。まあ単なる予測でしかない。となるとパケットだけでなくファヴォランのイニゴを見るにはペッシュの日も見ないといけないのかな。だいたいフランス占領下のスペインが舞台で、スペイン人のジョゼが、支配階級であるフランス人の伯爵の息子役だよ。う~ん。それにリュシアンはパキータの従兄弟じゃないか! リュシアンは伯爵の妻の連れ子とかにしないとまずいのではない? まあ昔なら当然なのかもしれないが。作品自体はおもしろくない。ノイマイヤーやクランコやマクミランを見ている私たちが、ラコットの新古典とも言うべき復元版を見ても、何も新しさは感じない。えんえん退屈なだけだ(言い過ぎ?)ラコットの「ラ・シルフィード」も悪いがそうだった。でも多分、これをルグリが踊ると違うのだろう。そこにはクラシック・バレエの究極の世界があることだろう。(今から入れ込みすぎ?)だって、ルグリはルグリだもの。余談。パリオペをレアル・マドリードにたとえると、ニコラがロナウドジョゼがラウールイレールさまがフィーゴルグリがジダンマチューがベッカムエルヴェがグティロモリがエルゲラカルボネがロベカルペッシュがロビーニョかしらん。きゃ~怒らないで~
2006年04月23日
ジョゼとジロのスワンレイク Part 2第3幕宮廷の舞踏会。入場する各国の人々。チャルダッシュスペイン。これキャスト表は男性2人がノヴィ、マニュネになってましたが、マニュネではなかった。もしかして私が勘違いしているかもしれませんが…。上手(かみて)の男性は抜群だった。ナポリ。ユレルの相手役のヴァラストロ、すばらしかった。よかった~マズルカ。マニュネはこっちではなかった? 違ったらごめんなさい。花嫁候補達。下手から3人目が美人。王妃は王子に花嫁を選ぶように迫るが王子は最初はやんわりと拒否。しかしなおも食い下がる王妃に王子は決然と拒否の意思を示す。王妃は「じゃあ自分で言いなさい。」王子は花嫁候補達のところへ行き、断りを入れる。表情には苦しみが浮かんでいる。自分だってこうやって人を傷つけたくはないのに、どうしてこうなってしまうのだ…ファンファーレが鳴り新たなお客が。ヴォルフガングが現れる。舞台の奥からオディールが現れる。パ・ド・トロワが始まる。王子はオディールと手をつなぐ。ヴォルフガングは大きな袖のマントを広げて二人を隠すように立ち、有名なグランパドドゥの音楽が派手に始まるタイミングでばっとマントを翻してはける。すごくかっこいい。ジロのオディールは、意地悪なオディールじゃない。少なくとも王子の前では、美しい普通の女性だ。魔女ではない。オディールは先ほどの2幕で王子と踊ったようにアラベスク・パンシェし、ポワントでアチチュード、その腰を王子が支えて揺らすというまったく同じように踊ってみせる。王子は確信し始める。これはあの人。肝心なところに近付こうとするとヴォルフガングが割って入るのでなかなか確信がもてない。舞台奥にオデットが現れると、王子の気をそらすヴォルフガング。オディールは背後を向いてオデットをにらみつける。そして王子を鋭い目でぱっと一瞥し様子を伺う。また元の表情に戻りパドドゥを続ける。ひれ伏して、王子が起こそうと差し出す手を拒否する。王子が再度出した手を握るオディール。最後はポワントでアラスゴンド。すぐに王子のソロ。王子は後ろに足を伸ばして飛んで、今度は前に足を出してバットゥリー、その繰り返し、そしてトゥール・ザン・レールの連続。ロットバルトはその間中、マントを広げてオデットを何故か覆い隠している。オデットのヴァリアシオン。後ろにアチチュードで2回転し、パッセしながら回る。くるくる舞台中をシェネでマネージュする。拍手。ヴォルフガングのソロ。ヴォルフガングは邪魔なマントを脱いで袖から出てくる。ここの振付、やはり昨日のとはかなり違った。パケットは気合入りまくり。トゥール・ザンレールの、途中に別のものが挟まらない連続のものを2回繰り返す。これはすごいです。もちろんファヴォランもパリではやっていたと思う。きょうのマチネでもやったのでしょうか。そしてパケット、そものすごいスピードで複雑なマネージュ。でも私がパリで見たファヴォランのここのマネージュもすごかった。拍手。コーダ。王子はグラン・ジュテを3回。そしてジュテ・アントルラセして後ろで足を打ち鳴らすバットゥリーを2回。そしてピルエット。ジョゼはすぐにジロの方をどうぞという仕種。オディールの32回転が始まる。ダブルで入り、3回転に1回ダブルを入れてきた。これがすごいスピードで淀みがない。すばらしいグラン・フェッテ・アントゥールナン。しかし最後の最後でぐらついたがご愛嬌。今度はジョゼが足をアラスゴンドで回るグランフェッテ。すばらしい。王子は王妃に結婚の承諾を得る。ヴォルフガングのここの演技もすごかったよ~ ヴォルフガングは王子をバカにするように「じゃあ誓うのか?」「誓いますとも。」誓った瞬間に、「このバカ!」と王子を突き飛ばす。そこにはオデットが苦しむ姿が。ここの演技がジョゼはニコラとまったく異なった。ジョゼはオデットを見て凍りつく。奥まで走っていくが、そのあと正面を向いて茫然としている。人々が慌てふためいて走り回る中、たった一人、じっとしている。スポットが彼に当たっている。そして自分が結婚の誓いをした手を振り上げ、この手がこの手が!ともう片方の手でその手を引き下ろし、床に突っ伏して号泣する。なんて悲しいのでしょうか。王子は床に倒れてそのまま気絶する。第3幕了。第4幕。王子が気絶している。王子はまた夢を見ている。悲しむ白鳥たちの夢だ。森で白鳥に変えられた人間達が多数悲しんでいる。自分が不甲斐なかったために永遠の苦しみを背負うことになった人々。王子ははっと目を醒ます。森だ! 森に行かなくては。王子は走り去る。ここは不思議だったのは、今までのスワンレイクでは、第3幕で王子は森に行くために走り去って終わるのだが、ヌレエフ版では王子が森に行かないで倒れてしまうことだった。しかしきょうやっと疑問が氷解した。王子はまたまどろんでいたのだ。第1幕の最初に悪夢を見たように、また悪夢の続きを気絶しながら見たのだ。そして悪夢が現実のものだとわかり、森に行くのだ。勝ち目のない戦いに。スワンたちの悲しみの踊り。オデットが現れる。オデットはマイムをする。私は泣いている… 誓いは無になり、永遠に呪いが解けないと分かってしまった。スワンたちは事情を聞いてオデットに同情する。ロットバルトが現れる。テンペスト。嵐が起こる。激しい嵐に苦しむスワンたち。しかし音楽が変わり、王子がやっと森に到着する。王子は愛する姫を探している。そしてようやく見つけた、僕の愛しい人。オデット。オデットは王子と再会する。しかしそれは悲しみに満ちたもの。はなはなさんも書いていてなるほど!と思ったのだが、二人は手をつなぎ身体を寄せ合うしかし次の瞬間、まったく反対方向を向いてポーズする。二人の気持ちが引き裂かれたことの体現のよう。これは、話がそれるがシュトゥットガルト歌劇場の「ワルキューレ」で、第1幕の終わりでジークムントとジークリンデがとるポーズと非常に良く似ているのである。愛しているのに悲劇を迎えるしかない2人の象徴のようなポーズだ。そして二人はフーガのように同じ踊りを時間をずらして踊る。そしてユニゾンで踊る。二人の苦しみ悲しみが表現しつくされている振付。すばらしかった。これぞ究極の悲しみのパドドゥだ。オデットはもう分かっている。達観している。あなたは私とは結ばれない運命なのです。あなたは誓いを破った。あなたは約束を守らなかった。たとえ騙されたとはいえ、この呪いはもう一生解けないのよ。ロットバルトが現れ、二人を引き裂こうとする。オデットを肩に担いで運んでいく。王子は手をつないだまま。またパドトロワになる。ついにオデットは彼から引き離される。王子はくるくるシェネする。しかし悲しみの感情がこもっている。ニコラのは怒りの感情が入ったシェネだった。このように2人の表現は違うので興味深い。ロットバルトと王子の戦い。ここはノイマイヤーの最後の場面と非常に似ています。ノイマイヤー版は王と影の戦い、でしたが、同じように、王子がロットバルトの身体に飛び込んでいき、ロットバルトが抱きかかえるというのがある。ロットバルトは激しくグランジュテする王子を追いかけてグランジュテする。この関係性は1幕と逆なのである。これが不思議。なぜ逆にしたのか。また1幕においてヴォルフガングと王子が踊ったように、軸を外して2人が手をつないでぐるぐる回るというまるでフィギュアスケートの技のような振付も繰り返される。これはロットバルトがヴォルフガングに化けていたことを証明するものである。ロットバルトはついに王子を床に引き倒す。ロットバルトは王子の身体を踏みつけるように越えていく。空に文字通り舞い上がっていくロットバルトと白鳥になってしまったオデット。王子は倒れながら手を伸ばすがとどくはずもない。ドライアイスのスモークで王子の腕しか見えない。腕が床に落ちる。王子は絶望の中絶命する。カーテンコール。すばらしい舞台をありがとうございました。
2006年04月22日
Le Ballet de l'Opéra de ParisJapan tour 2006“Swan Lake” (staged by Rudolf Nureyev) April 22, 2006 (Friday) Tokyo Bunka KaikanSoiree Odette/Odile: Marie-Agnès Gillot The Prince: José Martinez Rothbart: Karl Paquette キャストパリ・オペラ座バレエ団 2005年日本公演『白鳥の湖』全4幕2006年4月22日(土) ソワレ東京・上野 東京文化会館 振付・演出:ルドルフ・ヌレエフ (マリウス・プティパとレイ・イワーノフに基づく)音楽:ピョートル・I.チャイコフスキーキャストオデット/オディール:マリ=アニエス・ジロージークフリート王子:ジョゼ・マルティネス家庭教師ヴォルフガング/ロットバルト:カール・パケット第1幕女王:ナタリー・オーバンパ・ド・トロワ:エミリー・コゼットドロテ・ジルベールエマニュエル・ティボー第2幕-4羽の大きい白鳥:エミリー・コゼット、オーレリア・ベレ、ローラ・エッケ、ローレンス・ラフォン4羽の小さい白鳥:ファニー・フィアット、マチルド・フルステージェラルディーヌ・ウィアール、ミュリエル・ズスペルギー第3幕チャルダッシュ:ノルウェン・ダニエル、ブリュノ・ブシェスペインの踊り:ミュリエル・アレ、ローレンス・ラフォンローラン・ノヴィ、クリストフ・デュケーヌナポリの踊り:メラニー・ユレル、シモン・ヴァラストロきょうは世界最高のバレエ団の、掛け値なしの世界最高レベルのステージを見た。そして初めて、少しヌレエフの描きたかったスワンレイクの世界がわかった。今までのいわゆるクラシック・バレエの「スワン・レイク」でこんなに感動したのは初めてだし、ヌレエフのすごさがわかり、何にもまして主役の2人が筆舌に尽くしがたくよかった。ジョゼ・マルティネス、ダンスール・ノーブルとはこの人のような人のことを言うのだろう。気品があって、内省的で、おとなでした~。彼は苦しんで苦しんで心の中で泣いて王子を演じていた。パケットは金髪を封印し、難しいこの2役をこなしていた。演技が濃いし、うまい。何よりもすばらしかったのはやはりマリー=アニエス・ジロ。完璧な踊り、それ以上に彼女は見事にヌレエフの思い描いたオデット・オディールになりきっていたのではないか。2幕で泣けてきたのは初めてだし、心を揺さぶられる舞台だった。今までのいわゆるクラシック・バレエの「スワン・レイク」は、ノイマイヤー版は除外して、超絶技巧の競演以上でも以下でもないものであった。しかしこの作品はそれ以上のものを希求していた。人間の生き方や悲劇性を描いている。おとぎ話でなく、リアルに感動してしまう。客席にはお歴々がずらーっ。パトリス・バール、ローラン・イレール、ブリジット・ルフェーブル、ピエール・ラコット。きょうのイレール様は昨日と違うベージュのジャケット。にこやかにオーラを発しまくりでした。序曲が始まる。すぐ幕が開く。下手の椅子で眠る王子。悪夢を見ている。美しい王女がいる。王女は凛としている。気品がある。消える。ロットバルトが現れ、すーと舞台をすべるように動き、下手に消えていく。大きなマントを翻しているので脚の動きが見えないので滑っているよう。王女が現れ、ロットバルトによって鳥に変えられてしまう。1幕明るくなり、人々が王子の眠る広間にやってくる。女性4人組は王子の取り巻き。「起きないわ。」楽しく踊り続ける人々。家庭教師のヴォルフガングは王子を起こす。ぱっと目を開ける王子。王子は悪夢を見ていたことを表に出さず、穏やかな笑みを浮かべて、女性2人をエスコートする。舞台中央で女性2人と手をつなぎ立つ。そしてすぐに男性ダンサー4人と共にダイナミックに踊る。しかしすぐにまた席に戻る。ワルツ。コールドは踊り続ける。今度は女性たちと踊る。王子の取り巻きの友人達は実はヴォルフガングが大嫌い。女性たちにヴォルフガングが手を差し出してもいつも見事無視される。宮廷の人間の一人がヴォルフガングにもうすぐ王妃がお出ましだと告げる。「そうか。」ヴォルフガングに告げた男は友人達に「言えたじゃない」とからかわれる。これはヴォルフガングが嫌われつつ怖れられていることを示す。王妃が入場する。王妃は王子に告げる。「あなたは世継ぎの君です。あなたに冠を授けましょう。あなたはもうすぐ王です。私は譲位いたします。でもその代わり后を娶るのです。約束してください。いつまでもこうしてはいられませんよ。」王子は感動しつつも少し重荷に感じている。楽しい女友達ならともかく、后とは…。パ・ド・トロワが始まる。エミリー・コゼット、ドロテ・ジルベール、エマニュエル・ティボー。ティボーのソロは、驚異的な技は、正回転のトゥール・ザンレール、逆回転のトゥール・ザンレール、そしてまた正回転のトゥール・ザンレールでした。きょうも絶好調のティボー。見事です。拍手。王子はエミリー・コゼットがコーダでソロを踊り始めるといなくなる。ステージ上はコーダで佳境に入っているので人々は気にも留めない。終わってはっと気が付くと王子は舞台の中央奥で外を眺めている。女性がヴォルフガングに促す。「王子様はどうされたのかしら。きょうはいっしょに楽しまれないのね。」ヴォルフガングはいかにもバカにしたようにマイムする。「ちょっとぼーっとされているようだ。ほっておきなさい。」ヴォルフガングは女性たちを解散させる。ヴォルフガングと王子。ヴォルフガングは王子の腕を掴み、自分の踊りを真似するよう強制する。ヴォルフガングが踊ったように王子は踊る。そして手をつなぎ、重心をお互いに後ろ目に倒して遊園地の遊具のようにぐるぐる回る。これはヌレエフがこだわった軸を外した回転。普通クラシック・バレエの回転軸は普段は天井から操り人形の糸を垂らしたようにまっすぐであるべきだが、ヌレエフはモダン・ダンスの世界から軸を外した回転も取り入れた。これは服部有吉なんかも意識してやっているようなところがあるが、服部は一人でそれをやっちゃうのですごいのだが、ここではヴォルフガングがかなり斜めになったまま回る。そうとう怖そう。すぐ倒れる恐怖がある。その後、王子はうってかわったように軽やかに一人で踊る。男性の友人達は、王子を楽しませようと踊りに誘う。王子は「気持ちはうれしいが…僕はいい。どうぞやってくれ。」「それでは。」乾杯の踊りの音楽で踊る男達。男達は去っていく。王子のソロ。アラベスクが美しい! ジョゼはここの踊りが得意。まえブノワ賞の授賞式で映像で見た。とてもここのソロの意味を理解している。見ているだけで胸が締め付けられる。王子は孤独。すべて持っているようで実は本当に彼のほしいものは何一つ持っていない。誰も本当の彼を理解していない。ヴォルフガングはクロスボウを王子に渡す。王子はヴォルフガングの背中にもたれるようにして踊る。場面が転換する前、王子はくるくる回る美しいソロを見せる。第2幕 森。何かが動いた。クロスボウをかまえる王子。ロットバルトが現れて消える。今度は上手から何かが現れる。白い…人だ。王子は消える。ジロ。毛づくろいするような動きを見せる。オデットの登場だ。王子が現れ、オデットは震える。弓を置いた王子。オデットは身の上話をする。しかしロットバルトが現れる。オデットは下手に消える。上手からやってくるスワンたちの群れ。王子はスワンたちの群れにオデットを探す。列の中央奥にオデットが現れる。王子は近付こうとするが忠実なオデットの部下達に阻止される。オデットは上手に消える。スワンたちが踊る。オデットが現れる。アダージョ。甘美なヴァイオリンのメロディ。王子はオデットと踊る。オデットは頭を真下に下げるアラベスク・パンシェ。王子がオデットの背中をホールドする。オデットは片足で立つ。この振りはあとで黒鳥によって第3幕で繰り返されることになる。ジロはすばらしい。ジロは苦悩を浮かべている。とてもこのオデットは苦しんでいる。悲しんでいる。役作りが見事だ。人々の心を捉える悲しみだ。一方王子は自分の心の苦しみを鏡に映したようなこの女性に強く魅かれる。王子はきわめて優しく、大きな包容力でこの苦しんでいる女性を包み込もうとしている。そこには穏やかな愛がある。拍手。4羽の小さな白鳥。4羽の大きな白鳥。王子のソロ。これはヌレエフ版で追加されているもの。アントルシャ。大きなソテ。パ・ドゥ・シャ。軽やかなソロ。オデットのヴァリアシオン。これを見ているとなぜかわからないが泣けてきた。オデットの悲しみが伝わってきたのか。ジロのためがすごい。アラベスクしながら上体を後ろに倒すあのポーズでたっぷり4秒キープ。オーケストラの速度がぐん、と遅くなる。2回めはためなかった。ジロの白鳥は完全に静止する瞬間が多い。これがクラシックバレエの真骨頂なのだ。コーダ。オデットがポワントで足を後ろに45度上げて両手アン・オーで手を放してキープする。6秒。すばらしい。最後にオデットは白鳥たち全員の先頭に立って同じ踊りを踊る。これ、ヌレエフが好きなパターン。大団円を主役にコールドと同じ振りを踊らせるの。王子が来て、ポワントでアラベスクしたオデットをよいしょと持ち上げる。拍手。しかしロットバルトが現れ、魔法でオデットを連れ去ろうとする。王子は引きとめようとするが、オデットは別れを悲しみながら、去らねばならない運命を分かっている。そして鳥に変えられて去っていってしまう。王子は正面を向き、すこし歩いてから、床にへなへなと崩れる。運命を嘆く。なんという運命なのだろう。第2幕了。
2006年04月22日
パリオペ初日 Part 2 第3幕さぁ、この演目のもっとも山場なシーンがやってきます。いよいよ第3幕。各国のお客さまたちが入場。金髪で派手に目立つカール・パケット。さあさ、どんどん踊ります。チャルダッシュ、ノルウェン・ダニエル、ブリュノ・ブシェスペインの踊りナタリー・リケ、ナタリー・オーバンカール・パケット、クリストフ・デュケーヌナポリの踊りメラニー・ユレル、マロリー・ゴディオンマズルカマニュネほか。目立ちまくりのパケット君が、マズルカの時、フルステー(超かわい子ちゃん)にちょっかいを出してました~ 演技しまくりは相変わらずのパケット君でした。一方ジークフリートは「ボーッ」。花嫁候補達の踊り。踊り終わってママの王妃が、「さあさ息子や、花嫁を選ぶのです。」「花嫁を? いや…できません。」気弱に後ろに下がる王子。ママは食い下がる。「わがままもいい加減にしなさい。あなたには責務があるのです。さあどうなの? 姫君たちの顔ぐらい見なさいと失礼ですよ。」今度はママにむかついて反抗する王子。「できません! そうですか。では僕からはっきり言いましょう。」王子は姫君たちに近付くと一人一人駄目出しする。そこへまたファンファーレが。奥の一段高いところに上手から現れたオディール(黒鳥)。王子は気づかない。すかさずヴォルフガングが王子に寄っていく。ヴォルフガングは王子に何事か囁く。王子はびっくりして振り返る。そこにはあの白鳥がいた!オディール、王子、ヴォルフガングのパ・ドゥ・トロワ。これは普通のものでなく、ストーリーが織り込まれている。王子が後ろを向いているすきに背後の幕の後ろではオデットが泣き叫んでいる。ヴォルフガングは王子を巧みに誘導し気づかせまいとする。オディールと王子のアダージョ、オディールがピケ・アラベスクを左右にするところで王子もアテールでアラベスクしている。こういうところが実にヌレエフらしい。王子のソロ。すばらしい。ジャンプジャンプ、足を後ろに今度は前に出してバットゥリー、トゥール・ザンレールの連発。だんだん本調子のニコラが炸裂開始です。ヴォルフガングのソロ。ロモリはやはり寄る年波には勝てない。ここはバスティーユでファボランで見たときはすごい出来だった。まるで振付が違った。連続のマネージュがものすごい迫力だったのに。音楽が別のところものを持ってきています。オディールのソロ。いつものあの不思議なメロディーのもの。くるくる足を後ろに伸ばしてまわって、足をパッセしながら回るの、アニエスちょっとぐらついた。どうもまだ時差ぼけらしい。コーダ、ものすごいニコラのグランジュテ! 会場がどよめいた。グランジュテ4回連発、ダイナミックで高さが高い! そして今度はジュテ・アントルラセで後ろにバットゥリー。これがまた高くてすごかった。すごいすごいニコラ!そして最後はピルエットで締め。アニエスが出てきて32回転のグランフェッテ・アントゥールナンを開始する。3回に1回、4回に1回はダブルのピルエット。回転の速度は遅いが確実に回りきる。アニエスさすが。ニコラがアラスゴンドのフェッテ。ヴォルフガングもでてきて、3人で踊る。複雑に入り乱れる。片足けんけん。最後は3人で並んで立って、上手のアニエスはポワントでアラスゴンド。下手のニコラは5番ポジション。大拍手。王子は有頂天になって王妃に結婚をお願いしに行く。ここのニコラが少年のように可愛いお願いモードですてき。ニコラも超絶技巧の山場を乗り切ったのでここからはなぜか演技がのりのりになる。ヴォルフガングは王子に結婚を誓わせる。左手の薬指を指し示し、その手を上に上げて誓う。その手を押さえるヴォルフガング。彼は王子を後ろに突き飛ばす。そこには苦しむオデットの幻影が。驚愕して階段を上がって倒れる王子。泣き出す。ニコラ号泣。感情の吐露がすごい。ママの王妃に泣いて泣きじゃくって取りすがる。倒れ伏す王子。第3幕了。第4幕倒れている王子。白鳥達が現れる。王子は目を醒まし去っていく。白鳥は悲しみの踊りを踊る。オデットが現れる。ロットバルトが現れる。そしてついに王子がやってくる。王子は顔を伏せる白鳥達を全て探してついにオデットを見つける。白鳥たちはいなくなる。2人のパドドゥ。ここがすごくよかった。二人で横に並んで踊る。これはヌレエフのお得意の振付です。横に並んで同じ振りを踊るということはバレエに置いて男女が同じ位置に立っているということ。これが多分ヌレエフの理想だったのではないかな。何かを希求するように、王子が立つとオデットがしゃがみ、王子がしゃがむとオデットが立ち。これが音楽に合っている。とても哲学的な振付だ。できればルグリとオーレリー、イレールとモニーク・ルディエールでもこれを見たかったものだ。永遠に失われた過去の瞬間だからこそ美しいとも言えるが。ロットバルトが現れる。王子とロットバルトの戦い。王子は自分を騙したヴォルフガングに化けていたロットバルトに戦いを挑む。ここがまた1幕の逆パターンになっている。今度は王子がジュテするとロットバルトがジュテする、というように、二人の立場が逆だが同じ振りをフーガ、輪唱のように繰り返す。ニコラは下手方向にピケで両足で回転しながら移動し、最後はぐるぐるぐるぐるものすごいシェネ。すごい~ 超絶技巧出た~。ついに王子はロットバルトに倒される。踏みつけられる。ロットバルトはオデットを連れてまた空に舞い上がっていく。王子は手を差し伸べるが届くはずもない。王子は絶命する。全幕了。カーテンコール笑顔のニコラとロモリとアニエス。お疲れさまでした。
2006年04月21日
Le Ballet de l'Opéra de ParisJapan tour 2006“Swan Lake” (staged by Rudolf Nureyev) April 21, 2006 (Friday) Tokyo Bunka Kaikan Odette/Odile: Agnès Letestu The Prince: Nicolas Le Riche Rothbart: Wilfried Romoli パリ・オペラ座バレエ団 2005年日本公演『白鳥の湖』全4幕2006年4月21日(金) 東京・上野 東京文化会館 振付・演出:ルドルフ・ヌレエフ (マリウス・プティパとレイ・イワーノフに基づく)音楽:ピョートル・I.チャイコフスキーキャストオデット/オディール:アニエス・ルテステュジークフリート王子:ニコラ・ル・リッシュ家庭教師ヴォルフガング/ロットバルト:ウィルフリード・ロモリ第1幕女王:ミュリエル・アレパ・ド・トロワ: ノルウェン・ダニエル ドロテ・ジルベール エマニュエル・ティボー第2幕4羽の大きい白鳥エミリー・コゼット、オーレリア・ベレ、ローラ・エッケ、ローレンス・ラフォン4羽の小さい白鳥ファニー・フィアット、マチルド・フルステージェラルディーヌ・ウィアール、ミュリエル・ズスペルギー第3幕チャルダッシュノルウェン・ダニエル、ブリュノ・ブシェスペインの踊りナタリー・リケ、ナタリー・オーバンカール・パケット、クリストフ・デュケーヌナポリの踊りメラニー・ユレル、マロリー・ゴティオン **** **** **** **** **** **** **** **** **** ****きょうは、パリ・オペラ座バレエ団日本公演の初日。初日のキャストはニコラとアニエス。ニコラ、やつれてた~頬がげっそりこけてて。何か悪いものでも食べたのか。この人は見るたびに体型が変わる方ですね。信じられない。ぷくぷくしてたかと思うと筋肉ムキーッだったり、こんなにやせちゃったり。ニコラ、体力は大丈夫かしらと思いながら見ていたが杞憂だった。3幕のニコラ、ものすごかったです~~後述。会場入り口には「大入」の張り紙。さすがニコラ人気はすさまじい。そしてそして会場にイレールさまが! 夫君ニコラを見つめるオスタさんの隣で。ものすごくかっこいい…。うわーん。同じ会場にニコラとイレールさまがいるなんて。う、うそ~。ちょっとカールした黒髪、黒いシャツに黒いジャケットを引っ掛けて。「僕の席はどこ?」と通路をうろつくので目立つ目立つ。結局小柄なオスタの隣に座る。ヌレエフ版なので、伝統版とはものすごく違います。序曲。幕はすぐ開く。下手の椅子で寝ているジークフリート王子(ニコラ・ル・リッシュ)。うわーんやせてる。どうしたの? 王子は悪夢を見ている。美しい姫君が悪魔に襲われ、鳥に変えられてしまう悪夢だ。うなされている。第1幕宮廷の人々、眠っている王子の周りに集まるが王子は起きない。コールドは踊りまくっている。そう、ヌレエフの白鳥の湖は芝居すらもほとんどなく、ひたすら踊りが展開される。とてもめまぐるしく、見ているだけでどっと疲れる演目なのだ。しかもコールドの踊りはいろんな組を変え、手を変え品を変え、さざ波のように変化しながら続いていくので、切れ目がない~。私はこのあいだ「シルヴィア」の時にはなはなさまに名前を教えていただいたフロリアン・マニュネ君を探す。あ~いました。背の高い子です。水色、グレーっぽい衣装を着ている。背の高さではオドリック・べザールの次ぐらいに高い。でもなんか「シルヴィア」の時のように可愛らしいイメージでなく、幾分男っぽくなっていた。王子の家庭教師はロットバルトとの二役のウィルフリード・ロモリ。存在感はさすがです。王子を起こす。王子は所在無さげな存在感なさそうな演技。やつれているので余計そう見える。王子は女の子達に手を取られて3ショットでちょこっと踊ってみせる。いや~さすがです。踊りだすと死ぬほど美しい。足をちょこっとロンドゥ・ジャンブ・アンーレールしただけでもため息の出る美しさだ。足の運びがなんともいえず美しい。運動神経を感じる足さばき。ポール・ド・ブラもめちゃ美しい~~さすがパリオペのナンバーワンエトワール。華(はな)がある!これが大事なのです。マチューも華だけはすごいもの。しかし王子はすぐに踊りをやめて椅子に座ってしまう。また誘われる。女の子4人に囲まれて相好を崩すところはニコラらしい~と思った。とてももてもてのニコラ。でも内省的なジークフリートのこのキャラはほんとはニコラ向きじゃない。王妃(ミュリエル・アレ)が現れる。王妃は王子をひざまずかせて剣を両肩に当てて祝福する。そして王冠をかぶせて、黄金の弓(クロスボウ)をプレゼントする。王子はそれを家庭教師ヴォルフガングに見せる。パドトロワが始まる。エミリー・コゼット、ドロテ・ジルベール、エマニュエル・ティボー。私がバスティーユで今年の1月にこの演目を見たときは、ティボーの役がアレッシオ・カルボネだったのです。カルボネがすごく良かったので、あれでしたけど。この人もめちゃうまでした~ すごい拍手もらってました。エマニュエル・ティボーはソロでものすごく高くジャンプして客の度肝を抜いていた。優しい雰囲気の人です。ソロではトゥール・ザンレールの正回転、逆回転、正回転がある。めちゃ難しいだろうが難なくこなしていた。ドロテはやはり踊りに癖があるなあ~相変わらず美人で華はあるんだけど。ちょっと気になる。終了し客は大拍手。やはり客は派手なヴィルトオーゾには食いつきがよい。それはパリと同じだ。しかしジークフリート王子はコーダに入るとふい、といなくなる。下手(しもて)の袖に消える。気づくとぼけーっと外を眺めている。ヴォルフガングが王子を教育する。ヴォルフガングは自分の踊ったように王子を踊らせる。これがおもしろい。ロモリが踊ったパをニコラが繰り返すと、すごくニコラのほうが美しいのだ。こういう振付、ヌレエフは後のほうでもやっている。ヴォルフガングは王子を支配している、しかし不思議だ。パリでペッシュとファボランを見たときは、すごくヴォルフガングが王子を精神的にも肉体的にも支配しているなと感じたが、きょうはまったくそうは感じなかった。やはり踊り手によってまったく受け取る方のイメージが変わるものなのですね。男性陣は王子を元気付けようと踊ろうと申し出る。「いいよ、やってくれ。僕はいいから。」乾杯の踊り。杯はない。見ているだけで疲れる踊り。フーガ。どんどん続いていく踊り。人々はいなくなる。王子は「行ってしまうのか…」とちょっと追いかけようとするが思いとどまる。そしてお待ちかねの王子のソロ。これはゆっくりゆっくり踊るものなので非常に難しい。ニコラ、最初の足を後ろにアチチュードでの2回転、着地がぐらつく。ニコラ、3回転すると着地が乱れる。やはり本調子じゃないのか… 危惧する。しかしこれはまだエンジンがかかっていないだけだったんですね。拍手もそうない。ここは非常にメンタルなソロなのだと私は思う。これがルグリだったらまったく違う踊りになるだろうし、ジョゼでもそうだろう。第2幕森にやってきた王子。ロットバルトが現れる。上手(かみて)からオデットが現れる。びっくりして下手に走り去るジークフリート。アニエスは背が高くて細い。オデットの前に王子が現れる。オデットは弓を怖がる。王子は優しくクロスボウを袖の側に置く。ここでマイム。「私は王女です。」「王女様ですか。」恭しく礼する王子。「でもこの湖に来たら、悪魔に呪いをかけられ、この姿に変えられてしまったのです。」「昼は白鳥、夜の間だけ人間に戻るのです。」「呪いを解くには、真実の愛を誓っていただくしかありません。」「真実の愛ですか?こうですか?」「やめて、ロットバルトが見ているわ。」ロットバルトが現れ、オデットは上手に逃げる。王子は追っていく。コールドが現れる。足音がすごい。オーケストラの音より足音の方が大きいのでびっくりだ。やはりフランス人女性は体格が良いからかしら。オデットが現れる。アダージョ。パドドゥ。この二人のこのシーンにあまり愛は感じられないな~ アニエスはトゥで立つとニコラより背が高くなっちゃう。ニコラがドゥミ・ポワントでやっとトゥで立ったアニエスと同じぐらい。やはりほんとはアニエスは同じようにやせててアニエスより背が高いジョゼと組むのがおさまりがよい。(そうでもなきゃウヴァーロフさんととか。)しかしジョゼと組むと今度は、今回の日本公演ではジロの相手がいなくなってしまうものね。4羽の小さな白鳥。4羽の大きな白鳥。ここで王子のソロがあるのだ。驚き。さすがヌレエフ版。しかしここもまだ超絶技巧のソロではない。ラインの美しさを見せるようなソロ。もちろんニコラのは美しい。そしてオデットのソロ。ほとんど完璧なアニエス。でもなんとなくアニエスはオデットよりもオディールだったかな~ オデットには儚さ(はかなさ)、弱々しさの中の強さ、屈辱の中のプライドといった要素が必要だがアニエスはキャラ的に真逆なんだもの。コーダ。最後に王子が上手から出てきてオデットをリフトする。オデットはアラベスクそれをぐぃっと真上に持ち上げる。大拍手。ニコラはゆっくりゆっくりアニエスを下に下ろす。偉い。ロットバルトが現れ、白鳥たちは消える。王子は引き止めるが、オデットもロットバルトの魔法で無表情になってパドブレで上手袖に消えていく。第2幕了。Part2 に続く
2006年04月21日
きのう、ビリャゾンとネトレブコの『椿姫』をようやく昨夜ちゃんと見ました。あぁ、すばらしい傑作です。演出家はウィリー・デッカー、彼はサイモン・キーンリーサイドが昨年ウィーンでやった方の『ビリー・バッド』の演出家で、サイモン・キーンリーサイドは演出を気に入っていなかったのですが、これはん~非常に現代的で、とてもとてもスタイリッシュだと思いました。何よりネトレプコとビリャゾンという2人にぴったりあっています。真っ白に円形にカーブした壁。セットはありません。ボール紙のようなドアがついているだけ。でて来る女声合唱はすべて男装している。フローラさえ男装。そしてビリャゾン~ すっかりファンになってしまいました。よく言われることですが、ミスター・ビーンをハンサムにしたような顔で、声もすばらしいし、演技力がすごい。濃い濃い濃い。これは恋~ 長く長く歌ってぶちゅ~っと口付け。大丈夫?酸素は足りてますか? と思わず心配しちゃう。椿姫だけはだめなのよ、主役2人がビジュアル系じゃないと~ しかも歌も最高。ネトレプコはもうアイドル! アイドルのように可愛い。2幕の冒頭でアルフレードと戯れるとこなんか少女のようで、くらくらしてしまいます。1幕真っ赤なソファ。真っ赤なドレスのヴィオレッタ。ヴィオレッタは真っ白なカメリアをアルフレードに差し出します。ペルケー?「その花がしおれたら来て」「じゃ明日!(ドマーニ)」「明日ね」「ぼくぁなんて幸せなんだ イオ・フェリーチェ!」クアンドクアンド幸せに酔いしれるアルフレード。アルフレードは辞去する。一人で「バカねバカね…私ったら」と歌うヴィオレッタ。遠くで幸せに酔いしれて歌うアルフレードの声が聞こえる。アルフレードは幻影でなく現実の存在、走りこんできてヴィオレッタを抱きしめる。第2幕いくつか点在するソファにはすべてカラフルな大きな花の模様のカヴァーがかかっている。二人が着ているガウンもお揃い。派手な花柄のガウン。アルフレードは上はワイシャツ、ボタンをはずしていて胸がはだけている。下はトランクス! ヴィオレッタはサテンの真っ白な下着。ジェルモン(パパ)がやってくる。トマス・ハンプスンは声が高いバリトンで、やっぱり、非常に、うまい! とても声が美しい。バス・バリトンも好きだけど、こういうリリカルで高いバリトンもやはり美しい。この役にはあっている声。とりもなおさず、ハイ・バリトンのサイモン・キーンリーサイドにもこの役は合うということだ。彼自身も今後やりたい役として語っていた。このハンプスンのジェルモンは誠実には程遠い。狡猾でしかも尊大。人に命令するのに慣れている。会社の社長? とても感情移入できない、悪役。おまいの娘より、自分の社会的地位を心配してるんでしょ?本音は!と言いたくなる。それほど役作りがうまいということです。
2006年04月18日
パリ・オペラ座バレエ『エア』勅使川原三郎(2003)Saburo Teshigawara: Air 音楽:ジョン・ケージ出演:ジェレミー・ベランガール ミテキ・クドー パリ・オペラ座バレエ団他振付・美術・衣裳・照明:勅使川原三郎音楽:ジョン・ケージ収録:2003年2~3月 パリ・オペラ座ガルニエ宮 約45分放送:2006年04月16日 クラシカジャパン
2006年04月16日
NHK教育 NHK芸術劇場2006年4月16日(日)放送海外情報コーナー≫ モーツァルトの「レクイエム」、バレエ化に挑む(プラハ/チェコ) 新作バレエ「レクイエム」 モーツァルト「レクイエム」・シャール・レンツ補完 プラハ国民劇場バレエ団芸術監督ペートル・ズズカ振付 特集≫「フィギュアスケート 栄光を支える音楽の力」
2006年04月16日
Debussy"Pelleas et Melisande"on webradio part4Sir Simon Rattle talked about Debussy "Pelleas et Melisande"014910 Talks of Keenlyside and Kirchschlager for Jugendlich workshop (in German)0600AK: --- challenge.SK: hmm--AK:, to be good in something you don't like (in English)MC: ---015400 0647SK: Pelleas,von Tenor,Ich bin bariton---Aber Simon Rattle, Dirigent --"MUSIC015550 0822 Sir Simon Rattle talks about Debussy and this production(in English) SR: The meaning, and a morta-ble (notable) meanings are very clear, he chose his words as symbols in the way later James Joyce was to used pounds(?), but actually it is very clear that music makes it only clearer, what is sometimes confusing for people is that just sheer headachstic perfumed beauty of the music, but this doesn't mean that is not dramatic as it tells you every moment what people are feeling even they don't know themselves.MC: 015705SR: Yes, I think it is, I think they can appear like in verdablitz(?) some kind of giant squeezed without bone, They must be born (bones) within a beauty.They must be great clarity, and in fact,it is one of the most dramatic,certainly the most upsetting operas, one of the most powerfully dramatic operas. The fact is that people sing a lot of the time in the kind of the rhythm which they speak,it moves up the speed of theatre.In phyco ??? piece you should take a theatre lover to see, exactly the problem theater lovers half of the opera, it is everything stops of a big aria.it doesn't happen here, it moves up the speed at the speed of thought, course of the moves, inexorably it doesn't have enormous arch once the fourth act begins, no one can have any doubt,any more, what is gonna happen the spar-row(?) of this.MC:015848SR: I saw this piece when I was fifteen, with Elizabeth ?? and George Shirly, I've never heard it before, I played a lot of Debussey on piano and I heard quite a lot in concert, I've almost --(giggle)-- first for bars and beginning of the fifth bar, I fell off my seat, it was one of the most ravishing things I've ever heard. As I was always powerfully attracted by forest of all kinds ,and the complexity of this is always had, powerful very very powerful power for me. And of course Debussey said, he want Melisande to die among the forest of violins just it remind us the fact that orchestra is the forest ,the orchestra is where they live, and the orchestra is the much dra,- part of the drama anything else. So I came from that- I was first persuaded as it happens rather sweet by Robert Lloyd when we did "Pelleas et Melisande" he was Arkel, I see he will be now, he is the person who said,"You know,Simon, if you can conduct this, you can conduct "Parsifal".Will you please conduct it ,will you please do go on a month with me, All of which happens, So in fact my first stage Wagner, "Pelleas et Melisande" led me to. MC:020120SR: Everybody always had difficulty with the idea of symbolistic drama, you know in fact the leaflet presented at the first performnace satirising a plot already,I see, my favourite qualified Saint-Saëns said, "I'm gonna staying Paris during this just the sheer pleasure saying I had to think about "Pelleas et Melisande"" Everybody had trouble doing this. In terms of what is historycal, it is very interesting cause actually one of the first works of which we have really many recordings of people who sang extraordinary Golaud's first performance not Pelleas', but actually Debussy favourite Pelleas who sang it in The first World War time, you have many documents also that show and what is very interesting is although, many of the sound are not to work taste of sheer sounds of singing, clarity and the meanings of the text are not anything vague at all,this Debussey who loved "Musiks" (giggle) is very much there, this actually helps us to know. I think what's important is people have the patience to enter this world that is a problem about time with all 19th century's art. 020300MC:(Deutsch)020322SR:We've played lots of Debussy and Ravel in the last years, some pieces very many times,and of course they have although they have never performed "Pelleas et Melisande" they made one of the greatest recordings of all times of any opera with Karajan, it was unbelievably only in sessions,they never played more than ten minutes a day,but still a lot of the players remember what it was to like work on the sound. 020730 End of Rattle's talk SR: (原作者のメーテルリンクの)書こうとした意図は非常に明確だ。彼はジェームズ・ジョイスが後に??で使おうとした手法のように、言葉を象徴として使っている。でもまた(ドビュッシーの)音楽だけが彼の言葉をより明確にできることも明らかで、(ドビュッシーの)音楽は美しすぎて、しばしばきつすぎる香水のように人の頭をくらくらさせる。でもだからといって、ドラマチックな音楽ではないというわけではない。人々は自覚しないままにいつも(ドビュッシーの)音楽からドラマチックさを感じ取っているのだ。MC:SR: ---この作品はとてもドラマチックで、すごく激しく心をかき乱す作品です。登場人物はしゃべるスピードで歌うので、舞台の進行も早くなります。こういう心理的な作品にはオペラ好きを連れて行くべきです。オペラ好きの人間の半分は有名なアリアの後で(拍手で)舞台を止めてしまうので、これが頭の痛い問題です。でもこの作品ではそんなことは起こりません。考えて行動するそのスピードで舞台がどんどん容赦なく進みます。ゆがみ停滞はありません。第4幕が始まったら皆何が起こるのかわかっています。MC:SR: 私がこの作品を初めて見たのは15歳の時で、エリザベス??とジョージ・シャーリーが出てました。その時初めて聴いたのです。ドビュッシーのほかの作品はいろいろ、ピアノで弾いたり、コンサートで聴いたりしていたのですが、もう(思い出し笑い)5小節目に入るところで椅子から落っこちそうになりました。こんなに魅惑的でうっとりするものには初めてお目にかかりました。僕はあらゆる意味で森というものに強く魅かれるのです。この集大成のような作品はすごくすごく強いパワーで僕を惹きつけました。ドビュッシーがいみじくも言ったように、彼はヴァイオリンの森の中でメリザンドを死なせたかったのです。オーケストラこそが森そのものだという事実を私たちは知るのです。オーケストラという森の中で、登場人物は生きているのです。オーケストラこそがドラマの一部分なのです。そういう結論に達したんです。僕が以前『ペレアスとメリザンド』を振る時に、ロバート・ロイドにこう言われて説得されたんですが、彼はその時キング・アルケルの役で今度もそうなんですが、「ねぇ、サイモン、『ペレアス』が振れたら、『パルジファル』だって振れるよ。だからやってくれないか?僕とひと月べったりで。」そういうわけで、僕の最初のワーグナーは『ペレアスとメリザンド』が導いてくれたようなものなのです。SR: このような象徴主義的作品には(作曲家は)誰もが手を焼いていました。ご存知のように初演の時のプロットを揶揄するような小冊子も既にあったぐらいです。私の好きな作曲家のサン・サーンスもこう言っています。「私がパリにいるのは、その間『ペレアスとメリザンド』のことを考えなくていいからだ。」皆、頭を悩ましていたわけです。歴史的な観点で興味深いのは、初演時の録音がたくさん残っていることです。すばらしいゴローの初演もあります。ペレアスのはないんですが、ドビュッシーのお気に入りだったペレアスの録音は第一次世界大戦中のものがあります。資料だっていっぱい残っています。しかしおもしろいのは、歌の録音の明瞭さ、台本の意味、それらがまったく曖昧模糊としてはいないことです。「ムジーク」(くすっと笑う)を愛したドビュッシーがそこにいます。これは我々の大いに助けになります。大事なのは忍耐を持ってこの世界に分け入ることだと思います。これは19世紀の芸術すべてに関してつきまとう問題です。SR: ベルリンフィルとここ数年ドビュッシーとラヴェルの作品を多数演奏してきました。中には大変多く演奏した曲もあります。ベルリンフィルは『ペレアスとメリザンド』は演奏したことがなかったのですが、それでもカラヤンと共にさまざまなオペラの録音をし、常に傑作ばかり残してきました。驚くべきことは、それが舞台ではなくセッションのみで行われたということです。ベルリンフィルとカラヤンは一日に10分以上は録音しませんでした。それでも多くのBPOの団員は、録音することがどういうことなのかよく覚えています。to be continued
2006年04月15日
BBC radio3 Stage and ScreenDmitri HvorostovskyEdward Seckerson talks to Russian baritone Dmitri Hvorostovsky, recorded in front of a live audience at the Royal Opera House in Covent Garden.Duration:1 hourBroadcasted Monday 10th April 2006Playlist1.Don Carlo (Verdi) "O Carlok ascolta...."Dmitri Hvorostovsky, The Orchestra of the Royal Opera House, Covent Garden,Cond, Bernard Haitink2.Bel Canto Arias "Ah! Per Sempre io ti perdei" from I Puritani (Bellini)Dmitri Hvorostovsky, Philharmonia Orchestra,Cond: Ion Marin3.Queen of Spades (Tchaikovsky)Yelstsky's Aria, "Ya Vas Lyublyu"Boston Symphony OrchestraCond: Seiji Ozawa4.Russian Folk Songs "Dark Eyes"Ossipov Russion Folk OrchestraCond: Nikolai Kalinin5.Don Giovanni - Leporello's Revenge (Mozart)(Film SoundtrackTr11. "La Ci Darem La Mano"Zerlina: Krisztina Szabo6.Songs and Dances of Death"The Field Marshall " (Mussorgsky)Kirov Orchestra, Gergiev7.Arie AnticheTr.6: "Orribile Lo Scempio" (from Vivaldi's Tito Manlio)Academy of St Martin in the FieldsCond: Sir Neville Marriner8.Verdi: Arias"Cortigiani, Vil Raza Dannata (from Rigoletto)Philharmonia of RussiaCond: Mario Bernardi9.Eugene Onegin (Tchaikovsky)"Kogda Bi Zhizn Domashnim KrugomTatiana: Nuccia FocileSt.Petersburg Chamber Choir, ORchestre De Paris,Cond: Semyon BychkovAbout Onegin:5220 song endMC:Again what are those last notes! DH:Thank you.---(people laughing)--(About Jago)MC:I know that your debut is DH: I think it is the main role of baritone,and maybe one of DH: Well,particularly Onegin has been role of my life, I've grown alone of this image particularly here in Covent Garden,I sang this production twice, I did first production Onegin was 1993,Joe ??'s production.I'm back for new production Onegin here for satisfied a lot and I'm so happy about that because audience can see me growth, can see me my prime, I was saying, singing this role, probably one of the last time of my life,because I don't think I should keep on singing young twenty-six years old Onegin for the rest of my life,MC: ----.DH: He is absolutely enigma to most of the people, all the people still don't know who Onegin is. Is he a ambulant? Is he a bad boy? they do want to know what's gonna happen to him ,let's say, after, you know,he's been rejected by Tatiana, MC: Particularly you meet Tatiana in this production we first see you in a dark wig,and-- (people laughing) when you come back after your years of traveling you grow, round(?) behold this,-HvorostovskyDH: it does work. Mc: works beautifully.DH: I think it does.Mc: It's Terrific.You get real ripples of appliciation of audience.息継ぎについてイェレツキーDH:実は映画「ボリス・ゴドゥノフ」への出演をオファーされたのです。あれ?笑うとこじゃないでしょ?司会:どうやって初役に取り組むのか?DH:特にオネーギンは僕にとっては大事な役で、この役のイメージをここコヴェントガーデンでふくらませてきたのです。ここでは2回この役を歌いました。最初は1993年で、今回新演出でまたできてとてもうれしいし満足してます。うれしいのはお客さんが僕の成長を確認してくれるということと、僕のいわば一番いい時を見てもらえることです。だって、26歳の男の役を僕が一生同じように歌っていけるとは思いませんから。DH: オネーギンは謎めいた存在です。皆、オネーギンがどういう男だったのかわかっていません。果たして悪いやつだったのか? 彼がタチヤーナに言わば拒絶された後一体どうなったのかみんな知りたいんです。司会:この作品であなたが最初にタチヤーナに会うシーンでは、あなたは黒い鬘をかぶっているんですが(お客さん大笑い)長い放浪の末戻ってきた時には???DH:いけてると思うんだけど。司会:いやすごくいいですよ。DH:いいよねえ。司会:すごいもんです。お客さんには受けてましたよ。この、ディミートリ・フォヴォロストフスキーのトークショーは、りょーさんのサイト、Bravissimi!! で教えていただきました、本当に感謝です。なかなか興味深いトークショーでした。彼に対するイメージが変わったかもしれません。どちらかというと彼に対しては(役柄のせいもあるんでしょうが)尊大?というイメージを持っていましたが、気さくでしかもちゃんと考えているんだなあと、まあ年月もありますから。声に関しては現在も世界最高のバリトンのうちの一人であることは間違いありません。英語も上手になっていますよね? 来日が待ち遠しいです。これは、りょーさんのサイトに間違いを書き込んでしまって、いつもの早とちりを反省して言葉をまじめに書き出してみたら、ぜんぜんいいこと言ってるじゃん?というわけでここにも転載させていただきました。りょーさま許してくださいませ。まだ続きも書きたいのですが、いつものことで記事や資料を書き直すつもりでいながら年月だけが流れていってます、あぁ~ いつもこうなんです。Eugene Onegin, Covent Garden 2006to be continued
2006年04月15日
Media this week Articles on Newspaper▼Holender said "No problem" TOKYO opera no mori Excerpt from the article --- Verdi"Requiem" Maestro Muti conducted on 6 Apr Tokyo was -super- great performance.--- by Tokihiko Umedu on MAINITI 12 Apr▼SUNTORY HALL PUCCINI FESTA 2006 HALL OPERA: TURANDOT 3,6,9 Apr Suntory Hall, Tokyo Cond: Nicola LuisottiS:Andrea Gruber(Turandot) Svetla Vassilieva(Liu)T:Vincenzo La Scola(Calaf) Gianluca Floris(Pang) Makoto Sakurada(Pong) Br:Gabriele Viviani(Ping) Bs:Giacomo Prestia(Timur), etc. Cho:Fujiwara Opera Chorus Group, The Little Singers of Tokyo Orch:Tokyo Symphony Orchestra Review on MAINICHI 11 Apr. Review on NIKKEI 12 Apr. Direction was highly estimated by both.▼Orchestra Concerto Daniel Harding conducted Tokyo Philharmonic Orchestra 6 Apr. Tokyo opera city concert hall Soprano : Camilla Tilling Alto : Katarina Karnéus Choir : Tokyo Opera Singers Mahler Symphony No.2 Review on YOMIURI 11 Apr. ▼Opera 「ホーレンダー 公演内容に問題なし」 2006年4月12日(水)付 毎日新聞夕刊 …『レクイエム』は超の付く名演…by梅津時比古▼Review ホール・オペラ『トゥーランドット』 2006年4月3、6、9日 出演 トゥーランドット:アンドレア・グルーバー(ソプラノ) カラフ:ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ(テノール) リュー:スヴェトラ・ヴァシーレヴァ(ソプラノ) ティムール:ジャコモ・プレスティア(バス) ピン:ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ(バリトン) パン:櫻田亮(テノール) 皇帝:鈴木寛一(テノール) 役人:清水宏樹(バリトン)、他 指揮:ニコラ・ルイゾッティ 合唱指揮:ロレンツォ・フランティーニ 合唱:藤原歌劇団合唱部 児童合唱:東京少年少女合唱隊/合唱指揮:長谷川久恵 管弦楽:東京交響楽団 演出・装置・衣裳:デニー・クリエフ 照明:石井幹子 2006年4月11日(火)付 毎日新聞夕刊 …演出絶賛 2006年4月12日(水)付 日経新聞夕刊 …演出賞賛、指揮は評価せず。 ▼Orchestra Concerto 東京フィル公演 2006年4月6日 初台 東京オペラシティ 指揮:ダニエル・ハーディング マーラー:交響曲第2番『復活』 2006年4月11日(火)付 読売新聞夕刊▼リサイタル フォン・オッター メゾソプラノリサイタル 2006年4月8日 大阪・いずみホール 2006年4月13日(木)付 朝日新聞夕刊
2006年04月14日
Big Announcement!James Levine was injured and he was replaced by following MAESTROs!Christoph Eschenbach and Sir Andrew Davis !Eschenbach will conduct "DIE WALKURE"and Sir Andrew will conduct "Don Giovanni"Metropolitan Opera Japan tour Expected cast and conductors on upcoming JunePatrick Summers/Christoph Eschenbach/Sir Andrew DavisMelanie Diener / Placido Domingo / Renee Fleming / Dmitri Hvorostovsky / Sergei KoptchakMagdalena Kozena / Jonathan Lemalu / James Morris / Yvonne Naef / Anna Netrebko / Rene PapeDeborah Polaski / Matthew Polenzani / Erwin Schrott / Ramon Vargas / Deborah Voigt クリストフ・エッシェンバッハとサー・アンドリュー・デイヴィスが来日!メトロポリタン・オペラ日本公演、指揮者決定すごいの来ちゃった。逆に不安?
2006年04月13日
Debussy"Pelleas et Melisande"on webradio INDEXPart 1 CastPart 2 SynopsisPart 3 ReviewPart 4 Rattle talked about Debussy
2006年04月09日
Debussy"Pelleas et Melisande"on webradio part3 Review 出ましたね~。 簡単に言うと、 演出サイテー セットも最悪 バカげた衣装 でも演奏は最高! でしょうかね。 レビューによると、驚いたことに、第1幕の第1場、森も泉もありません。第2幕の第1場でメリザンドがゴローに貰った指輪を落すのは井戸ではなくて、「オーケストラピット」!! そりゃあ見つからないよね。コンヴィチュニーの真似? サー・サイモンは語っている。「ロバート・ロイドに言われたよ。”頼むからこれを振ってくれ。そしたらきっと『パルジファル』も出来るよ。” そうした。この作品が僕を『パルジファル』に導いたわけさ。」 to be continued
2006年04月09日
Debussy"Pelleas et Melisande"on webradio part2Synopsis000455Akt 1Scene1Dirigent enters(applause)In the forestGolaud,Melisandeゴローは森にいるメリザンドを見つける。メリザンドは明らかに何かのトラウマを負っているが詳しくはよくわからない。メリザンドは大事な指環を泉に落としたと語る。ゴローはメリザンドを連れ帰る。001740Scene2CastleKonig Arkel,Genevieve,Pelleas老王アルケルに、ジェヌヴィエーヴはゴローがペレアスに宛てて書いた手紙を読んで聞かせている。アルケルは眼が不自由。ゴローはペレアスに、自分が政略結婚をせずに、素性のわからない娘、メリザンドと結婚したことでアルケルが不快に思っているので、とりなしてくれるよう頼んでいる。ペレアスはゴローとは異父兄弟。ペレアスの実の父は病に臥せっている。またペレアスの友人も病に倒れている。002830Scene3Pelleas,Melisande,Genevieveジェヌヴィエーヴはメリザンドを案内している。そこにペレアスがやってくる。遠くに海上に浮かぶ船が見える。メリザンドはあれは私が乗せられて連れてこられた船だと語る。ジェヌヴィエーヴは先にイニョルドの様子を見に帰る。ペレアスはメリザンドをエスコートする。003730Akt2Scene1Pelleas,Melisande井戸。夏の暑い日ざしを避けて木陰にやってきたペレアスとメリザンド。それでも暑い。古い井戸がある。これは盲人の目を癒したといわれている泉だとペレアスは説明する。メリザンドはゴローにもらった指輪をもてあそび、井戸に落としてしまう。ちょうど正午の鐘が鳴った時だった。拾おうとして身を乗り出すメリザンド。メリザンドの長い髪が深い井戸の中に垂れていく。手よりも長いから、髪を垂らしたけど届かなかったわと語るメリザンド。「夫にはなんと言ったらいいかしら?」「真実を。ほんとうのことを。」と返すペレアス。004550Scene2Melisande,Golaudゴローとメリザンドの居室。落馬して怪我をしたゴローが帰ってくる。「おかしいことにちょうど正午の鐘が鳴った時に馬が急に暴れだして落ちたのだ。」と語るゴロー。メリザンドが指環を失くした事に気づくと怒り出すゴロー。メリザンドはなぜか真実を言わず、イニョルドの喜ぶ貝殻を拾いに海辺の洞窟に行って、そこで失くしたと言う。「波がさらってしまうぞ。すぐに探しに行くのだ。」と命令するゴロー。「暗いわ。」「ペレアスとでも誰とでも行くが良い。」010235Scene3Pelleas,Melisande海辺の洞窟にやってきたペレアスとメリザンド。「どこでなくしたかちゃんと説明できるようよく見たほうがいいですよ。」二人が洞窟の中へ降りると、月の光が降り注ぐ。「なんて美しいのだ。」メリザンドは洞窟の中で眠る3人の老人を発見し脅える。ペレアスは国に飢餓が蔓延していることを説明する。「起こすといけないからもう行きましょう。」二人は夜の洞窟を後にする。010840End of Act 2010950Akt 3Scene1Pelleas,Melisandeここが最もハイライト、伝説的な名シーン。塔の上でメリザンドがくしけずりながら歌っている。♪ペレアスがやってくる。ペレアスは自分があした旅立つことを告げる。「行かないで!」「では行きません。」塔の上から身を乗り出したメリザンド。美しい髪が下にこぼれ落ちる。ペレアスは陶酔し、メリザンドが去らないよう、髪の房を茨に縛りつける。「鳩が飛んでいったわ。あれは私の鳩よ。」ゴローが現れる。ゴローは子どもじみたふるまいをしている二人を注意する。012410Scene2Golaud,Pelleasゴローはペレアスを淵の際に連れて行く。殺意を感じるペレアス。二人は早々にそこを立ち去る。Scene3Golaud,Pelleas高い城壁の上。ペレアスは無邪気に手を振っている。ゴローはペレアスに城を去るよう命令する。「年が上なのはお前の方なのだから分別があるだろう。」013317Scene4Golaud,Ynioldゴローはイニョルドに自分がいないときにペレアスとメリザンドがどんな会話をしているか聞き出そうとしている。ゴローはイニョルドを肩車して、塔の上のメリザンドの部屋を覗かせる。ついには泣き出すイニョルド。ゴローは疑心暗鬼に駆られている。014510End of Act3 (applause),Intermission014910Talks of Keenlyside and Kirchschlager for Jugendlich workshop (in German)若人のためのワークショップ?015400Keenlyside "Pelleas,von Tenor,Ich bin bariton---Aber Dirigent Rattle--"015550Sir Simon Rattle talks about Debussy and this production(in English)015800Rattle 「オーケストラは森。ドビュッシーはメリザンドを森の中で…」020730End of Rattle's talk020920Akt 4Dirigent enters(applause)021000Scene 1Pelleas,Melisandeペレアスは自分は立ち去るので今日の夕方城門の外で会って欲しいとメリザンドに頼む。021320Scene 2Melisande,Arkel,Golaudアルケルは年老いても若い肌には触れていたいものだと、メリザンドに触れる。ゴローがやってくる。ゴローは半分気が違っている。メリザンドの髪をつかんで引きずり回す。022723Scene 3Yniold,羊飼い 羊イニョルドが遊んでいる。大事なおもちゃを大きな石の下に落としてしまう。探すイニョルド。夕暮れが迫り、羊飼い達が羊を連れて行く。「でもどうして羊さんは鳴かないの?」「いつもと帰る道が違うからさ。」と応える羊飼い。わけがわからず不安に駆られるイニョルド。023445Scene 4Pelleas,Melisande,Golaudペレアスはメリザンドを待っている。遅い。やっと現れた。もう城門が締まってしまった。ペレアスはやっと自分の真の気持ちをメリザンドに打ち明ける。メリザンドと口付けし、抱擁する。しかし背後からゴローが二人をじっと見ている。脅える二人。ペレアスはメリザンドを逃がして自分はゴローに刺される。メリザンドは逃げる。ゴローは自分も剣で刺し倒れる。023700End of Act 4025040Act 5Scene 1Melisande,Golaud,Arkel医者、ジェヌヴィエーヴ、赤ん坊、従者たち病の床のメリザンド。自己嫌悪にとらわれているゴロー。医者とアルケルを部屋の外に出し、ゴローは瀕死のメリザンドを問い詰める。「おまえはペレアスを愛したのか?」「oui,」「おまえは神に背く行為をしたのか?」「non,」死のうとしている人間にもうすぐ死ぬんだ俺もお前もだから、早くほんとのことを言え!と迫る。私が死ぬって?そうなの?メリザンドの魂を神様が連れて行く。ジェヌヴィエーヴはメリザンドの産んだ赤ん坊を抱いてこれからはこの子が希望だと言う。(了)031800Stage End (applause),End of the programme.※あらすじは原典版に基づくもので今回の舞台とは設定が異なります。
2006年04月08日
Claude Debussy: "Pelleas et Melisande"Broadcasted on web radio OE108.04.06 Samstag,08. April 2006Musical direction Sir Simon RattleDirection Stanislas NordeyStage set Emmanuel ClolusCostumes Raoul FernandezLight Philippe BerthoméChoirs Chris MouldsCoproduction with the Royal Opera House,Covent Garden, LondonCast:Simon Keenlyside, Baritone (Pelleas)Angelika Kirchschlager, Mezzosopran (Melisande)Robert Lloyd, Bas (Arkel, Konig von Allemonde)Jose van Dam, Bariton (Golaud)Anna Larsson, Alt (Genevieve, Mutter von Pelleas und Golaud)Guillaume Antoine, Bas (Arzt)Solist des Tolzer Knabenchors (Yniold)Michael Timm, Bas (Schafer)Chor: Mitglieder des Rundfunkchors Berlin, CE: Chris MouldsOrchester: Berliner PhilharmonikerDirigent: Simon Rattle (Zeitversetzte Ubertragung aus dem Grosen Festspielhaus in Salzburg im Rahmen der Salzburger Osterfestspiele 2006). Prasentation: Hannes EichmannMusikliste:CLAUDE DEBUSSY (1862-1918)Textdichter: Maurice Maeterlinck (1862-1949)Titel: Pelleas et Melisande Lyrisches Drama in funf Akten und 13 BildernAkt1-3 Lange: 100:30 minAkt4-5 Lange: 68:30 min* 1. AKT (32.00) + Umbaupause (1.30)* 2. AKT (30.00) + Umbaupause (1.00)* 3. AKT (36.00)* 4. AKT (40.00) + UMBAU (2.00)* 5. AKT(26.30) 第3幕のアンゲリカ、すばらしかったです。第4幕のサイモンはもう!フルスロットルのパワー全開。すごい熱唱でした。幕間にサイモンとアンゲリカのドイツ語のトーク、サーサイモンの英語のトークが入ってました。 I am very very expecting to simonkeenlyside.info to translate the talks of Simons German language to English on your website.Libretto Thanks for the information of broadcasting to simonkeenlyside.infoand always with great love to Sardanapalusnot completed
2006年04月08日
BBC Proms 2004BBC Philharmonic/NosedaPlaylist:Antonin Dvorak: The Water Goblin Rusalka - Song to the MoonGiacomo Puccini: La Boheme - Musetta's Waltz Song Manon Lescaut - IntermezzoVincenzo Bellini: I puritani - Mad SceneDmitrij Shostakovich: Symphony No 5 in DmAnna Netrebko (soprano)BBC PhilharmonicGianandrea Noseda (conductor)Royal Albert Hall, London 2004 140 MinutenEine Produktion der BBC Worldwideアンナ・ネトレプコ と BBCフィルハーモニック コンサート プロムス 2004 水の精 ( ドボルザーク作曲 ) 「ルサルカ」 から 月の歌 ( ドボルザーク作曲 ) 歌劇「ボエーム」 から ムゼッタのワルツ ( プッチーニ作曲 ) 第三幕の間奏曲 ( プッチーニ作曲 )歌劇「清教徒」 から狂乱の場面(ベルリーニ作曲 )交響曲 第5番 ニ短調 作品47( ショスタコーヴィチ作曲 ) ソプラノ アンナ・ネトレプコ 管弦楽 BBCフィルハーモニック管弦楽団 指 揮 ジャナンドレア・ノセダ 収録: 2004年9月10日 ロイヤル・アルバート・ホール (ロンドン) 2006年 4月8日(土) 23:00 ~ 翌 01:00 NHK-BShi ハイビジョン クラシック館で放送
2006年04月08日

Verdi: Requiem Apr. 6 2006 Tokyo Ueno Tokyo bunkakaikan Conductor:Riccardo MutiSoprano:Barbara FrittoliMezzo-soprano:Ekaterina GubanovaTenor:Giuseppe SabbatiniBass:Ildebrando d’Arcangeloヴェルディ: レクイエム2006年4月6日 東京・上野 東京文化会館 指揮:リッカルド・ムーティソプラノ:バルバラ・フリットリメゾ・ソプラノ:エカテリーナ・グバノワテノール:ジュゼッペ・サッバティーニバス:イルデブランド・ダルカンジェロ 演奏:東京のオペラの森管弦楽団合唱:東京のオペラの森合唱団すばらしかった。音楽が頭の中から離れない。オペラだった! レクイエムと言うより、イタリア・オペラでした~ まるで自分がミラノ・スカラ座にいるような気がした。トリフォニーの方、ぜひ皆さん足を運んでください。荘厳なそして峻厳な神に打たれてください。なんといってもフリットリ! 彼女のソプラノ、「リベラ・メ」が死ぬほどよかったです。声量とか声質とかでなく、フリットリはフリットリだった。デスデモーナみたいに苦悩していた。美しかった。サッバティーニもすばらしかった。彼の“Ingemisco”、感情が入っていて、熱演だった。ダルカンジェロはラウールに肉をつけた感じのワイルドなハンサムな青年。ものすごい声量とかすごい声質ではないが、よかった。メッゾ、グバノワは見かけは地味だがすばらしい実力の持ち主。声は一番美しかった。1. Requiem2. Dies Irae Dies Irae Tuba Mirum Liber Scriptus Quid Sum Miser Rex Tremendae Recordare Ingemisco Confutatis Lacrymosa3. Offertorio4. Sanctus5. Agnus Dei6. Lux Aeterna7. Libera Meカメラが入っていた。ちゃんとした収録だ。うれしい!開演時刻を10分過ぎても始まる気配がなく、客がざわつき始める。客席にいたホーレンダーさんが立ち上がって出て行く。何事かと心配したが、20分たってようやく合唱団、楽団員が登場。続いてソリストも指揮者も全員でてきたのでほっとする。フリットリはえんじ色の胸元の深く開いたドレス。フリルが襟にあしらってあって、後ろはしぼってあって、それは美しい。首には美しい宝石のネックレスがかかっている。肩にショールをはおっている。出演者達は一様に厳しい顔をしている。今から地獄の裁きを受けるかのようだ。レクイエム-キリエオーケストラ。合唱団。キリエ・エレイゾン…歌手達の第一声。サッバティーニも声高い。声量はそれほどでもない。この曲を書いたヴェルディに感謝したい。すばらしすぎる。2ディエス・イーレ。例のカップめんのCMや『バトルロワイヤル』でおなじみの部分。大太鼓のダンダンダンダン!速い! ムーティさん速いよっ!したがって超高速のヴァイオリンになる。すごい。合唱もすごい。このオケも合唱もほんとすばらしかった。とっても若い人たちが多いのに、それゆえか?まとまっていた。合唱は有機体のように一つになっていて怖いぐらいだった。ディエス・イーイーイーイーイーイーイー・イイイイイイイイーレ!!!この恐怖の館を体験してください。Tuba Mirum 不思議なラッパの音が響きます。上手客席の2F下手客席の1Fにペットがそれぞれ2本ずつ。ムーティが振り返ってキューを出すのでうれしい。Liber ScriptusメッゾQuid Sum MiserRex Tremendae Recordareソプラノとメッゾの二重唱。ここは最高に美しい音楽。陶酔した。フリットリはいつものごとく、眉根にちょっとしわを寄せ、小首をかしげて腕を組んで歌う。Ingemiscoテノール独唱。サッバティーニは感情こめて歌うので右手をつけるので、左手だけで楽譜を持っている。装飾音のところもかなりゆっくりじっくり歌っている。ほとんど泣き出しそうな表情で,声に色がついている。これはイタリア人の指揮するイタリア人の歌うイタリア人の書いたレクイエムだなあと思った。すばらしかった。サッバティーニ。Confutatisバス。バス・バリトンのダルカンジェロ。すごく怖い顔で歌っている。ラクリモーサ、ディエス・イーラユーディカンドゥス、オーモーレウスウーイー・エルゴ・パルチェ・デーウス出た、演歌。親しみぶかいメロディ。3.Offertorioクアム・オリム・アブラエ、プロミスティーティ4、Sanctus合唱5. Agnus Dei神の子羊。アカペラで最初ソプラノとメゾが歌う。1オクターブ上と下で歌う。グバノワうまいです。途中からさざ波のようにヴァイオリンが入ってきてオーケストラと一体となる。6. Lux Aeterna感動的に美しいメロディ。最初に出てきたメロディと歌詞。エ・ルクス・パペチュア、ルーチェット・エイス7. Libera Meリベラ・メ。最初のまるで祈祷の文句、お祈りの文句のような速い速い歌いだし。フリットリ、デズデモナ入ってます。イタリア人はラテン語がうまい(当たり前)。そして絶望の中で悲嘆にくれて歌う。すごく感動的。ここで涙が出るほど感動した。すばらしい。カーテンコール、何回も出てきても皆葬式のような顔をしている(葬式の歌だから当たり前)何回か繰り返すうちにやっと笑顔が出てきた。笑顔だとみなすてき。ムーティは笑わん殿下で、最後に男性が何かメッセージを書いた箱を渡して、楽団員に『これ何書いてるの?」ときいて、やっと堰を切ったように笑い出した。ちょっとユーモラスでほっとした。to be continued
2006年04月06日
Articles on Newspapers News▼第31回菊田一夫演劇賞 大賞に鹿賀丈史 2006年4月4日(火)付 朝日新聞夕刊 Dance review▼新国立劇場バレエ団「ナチョ・ドゥアトの世界」 2006年4月3日(月)付 朝日新聞夕刊 KABUKI review▼コクーン歌舞伎『東海道四谷怪談 南番・北番』 2006年4月4日(火)付 朝日新聞夕刊 Book▼『星の王子さま』第3次ブーム 2006年4月4日(火)付 日経新聞夕刊
2006年04月04日
4月3日 首相、荒川静香選手とトゥーランドットを鑑賞 荒川さんと首相、フリーの曲「トゥーランドット」鑑賞 パリ・オペラ座総裁が来日 題材発掘し未来へ
2006年04月03日

Matthew Bourne's Swan Lake North American Tour 2006 Reported by LANA The last performance in Los Angeles March 7 - 19 Ahmanson Theatre なんとなんとびっくり、お久しぶりのラナさま登場です!待ってました!LA Swan レポでございます。ほんとうに感謝です!~ ・ ~・ ~・ ~・ ~・ ~・ ~・ ~・ ~・ ~・ ホセの調子がとても良く、L.A.の千秋楽は 本当に素晴らしかったです。 L.A.のオーディエンスは本当にSWAN LAKEを楽しんでいました。特に、ガールフレンドの携帯電話のシーンは、毎回会場全体が大爆笑で、その大きな笑い声の方がおかしく、毎回つられて笑ってしまいました。 ホールもほどよい大きさだし、会場とステージが一体となって楽しんでいる雰囲気がとても新鮮でした。男性カップルのあまりの多さに驚き、L.A.に来ているんだなぁ と実感しました。 笑ホセに来年のツアーで日本にきてくれるよう声をかけたのですが・・・うーん・・・わかんないなぁ といったカンジでした。 まぁ、そう答えるしかないのが 正直なとこですよね。 でも、日本でたくさんのあなたのファンが待ってますから!と伝えておきました。ドミニクにも来年日本に来てくれる? と聞いたら、I can try!! と言ってくれました。 サムもプリンスデビューをしたとのことです。グレンもL.A.でまた ザ・スワンを踊ったみたいですし、来年フレッシュな彼らの ザ・スワンとプリンスを 日本でみられると良いですね。毎回、スタオベなのにも関わらず、カーテンコールが無いことにも驚きましたが、時計を見ると、22時45分。皆さん、余韻に浸りながらも、急いでお帰りになってました。海外の劇場でのSWAN LAKE鑑賞が病みつきになるほど楽しく、良い想い出になりました。~ ・ ~・ ~・ ~・ ~・ ~・ ~・ ~・ ~・ ~・ ラナさま、わがままを申し上げてすみませんでした。ほんとうに感謝です。LA でもスタオベということで、本当にすばらしいことです。グレンは、LAでもThe Swan を踊ったのですね!私はドミニクとサムの王子は見ていないので、できれば見たいですよね~ Review - LA Times A lead swan with brawn - Alan Vincent mixes power and tenderness Reader reviews Ahmanson TheatreDominic North Jan 2006 Paris
2006年04月01日
Opera Next Season English National Opera イングリッシュ・ナショナル・オペラ Wiener Staatsoper
2006年04月01日
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