★No015012 恐怖体験part12 心霊スポット…


★恐怖体験 part12


怖いもの知らず…何よりも変え難い言葉だ。
知っていたらとても出来なかっただろうと思われることも、知らない故にできる事もある。




2007’夏…最近になく少し怖い目に遭遇した。
その日は猛暑の八月も終わり九月に入った最初の日のことで、南房の釣り人で混雑していた。
夕方からあちこちと釣り場を見て歩き、この日は釣り場が空いていなく結局は自分が時々入る離れ岩で釣りをした。



ウエットスーツに着替え胸まで海水に浸かり渡礁し夜半まで釣りをしたため、この夜の帰りはかなり疲れていた。
運転途中で睡魔が襲い直行での帰宅を断念し、とある静かな駐車場で仮眠した。
熟睡して目が覚めたのは三時間後の夜も明けきらぬ薄暗かった。

折角だから朝日と観音様の顔でも見て帰ろうかと、海側を走る国道から山道へと向った。
JR内房線の踏切を越え、しばらく走ると左に折れる山道が見えてきた。
ここを登りきれば目的地だ。 夜露が周りの雑木林の葉に光り静かである。



狭い道を幾つかカーブしてやがて駐車場に到着した。 十年ぶりかなここに来たのは。
丁度、日の出の時間で東京湾観音の顔に朝日が当たり、少しだけ感動した気分になる。
漸く眠気も覚めて、今来た道を引き返し車を走らせた。

降り始めてすぐのカーブに一台の乗用車がまだ停まっていた。
登って来る時も停まっていたので、さして気にもとめなかったが…
何をしてるのだろう? 登ってくる時はこの車は自分より上の方に停まっているため
車内の様子は見えなかったが、帰りは下り坂道で運転席や助手席、そして後部座席まで見えた。

誰も居ない。。。自分が下坂の進行方向左側は切り立った崖で、右側は谷だ。
勿論、在る物と言ったら雑木林だけで、人が潜む場所もないのだが…。
車は他府県ナンバーだった。 よせばいいのにその車の真横で止めて窓越しの覗いた。

なにやら助手席にはコンビニのレジ袋らしきものがあり、少し散らかっていた。
『だらしのない持ち主だなぁ~』
そう思いながら再び車を走らせてこの日の釣行は朝帰りで終わった。


後に釣行記のblogにこの事も書いたら、hpお馴染みさんがコメントを残してくれ、
書かれていたコメントを読んでいて背中がゾクゾクしてきた。

「とんぼさん! 一部で噂されている心霊スポットだけど、大丈夫でした?」
「げげっ! なにが大丈夫だった だよ…!?」

そんなこと知っていたら近づくはずがない。

が…今になって一つだけ気になることがある。
勿論、車の持ち主はどこっ!? ってのもあるけど、

たしか…助手席側のドアが半開きになっていた気がした。
そして車内の散乱状態からして何か起きたとしか思えなかった。
熊に襲われた~とか まさか霊に捕り付かれて谷底へ~ まさかね。 冗談だよね~\(〇_o)/

赤色のセダンタイプの乗用車だったが、後に事件らしきニュースは流れていない。
きっと自分の思い過ごしだと言い聞かせてるが… どうなんだぁ~~~








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