★No020022 遷都 斑鳩の里 大和路巡り

☆☆☆ 遷都 斑鳩の里 大和路を訪ねて ☆☆☆
《奈良の世界遺産巡り》2015年08月26日~27日 撮影版

平城京(へいじょうきょう)は、奈良時代の日本の首都。いわゆる「奈良の都」である。
唐の都「長安」や北魏洛陽城などを模倣して建造されたとされ、現在の奈良県奈良市及び大和郡山市近辺に位置していた。

藤原京から平城京への遷都は710年(和銅3年)3月10日 (旧暦)に遷都され内裏と大極殿、その他の官舎が整備された程度と考えられており、
寺院や邸宅は、山城国の長岡京に遷都するまでの間に、段階的に造営されていったと考えられている。




そうだ~  京都 じゃなくて・・・
奈良 へ行こう~
と言うことで 夏休み企画第二弾!
8/25~8/28まで遷都1300年、奈良に出掛けた。




11時過ぎ、東京駅発 新幹線のぞみ に乗り京都で乗り換えて奈良入りが13時。
8/25は定宿にした「日航ホテル」近辺の散策で終わる。

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   二日目
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翌日8/26日から、ふたてに別れての行動・・・女どもは、早朝から 大阪(USJ) へ出発し
トンボはノンビリと一人旅で中学修学旅行以来の 法隆寺 へと向かいました。

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平日ともあり通勤時間帯を考慮して10時に出発したのだがこれが少し遅すぎた。境内が広過ぎた。
総てを見終えないうちにお昼になってしまった。法隆寺前の茶屋で昼食。
朝から台風一過(前日台風15号が抜けた)で猛暑~さっぱりとした和膳は涼をとるには最高!!

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午後からは楽しみにしていた 慈光院 での 茶道体験
日本一五重塔 が綺麗だと言われている 薬師寺 です。
『あおによし ならのみやこは さくはなのにおうがごとく いまさかりなり』
(青丹良し;奈良の枕ことば)

降りたバス停から小高い丘陵に向かい、山道を歩くとそこには小さな門があり、その中を苔むした石畳を歩くと目的地の 慈光院 が見えてくる。

大きくて広い和室に通され、そこでお茶を頂いた。
茶室と言ったら、狭い小さな和室に通されて茶をたててもらい頂くのだとばかり思っていた・・・
日本で唯一、茶道庭園設備が揃ったままで現存しているのがここ奈良の慈光院だそうだ。
因みに寛文三年(1663年)に建立され、三百年以上もそのままの姿で、当時お茶と風景を楽しんだその人々達を同じ目線で現在も浸れる環境にあると言うのは とても貴重な場所であると思う。

足元目線が自然の風景~色々と工夫されて作られてる茶室で緑茶を頂きました。(流石に写真は撮れなかった)

慈光院からのんびり歩いて15分・・・
再建された艶やかな 薬師寺 西塔 (さいとう)が見えてくる。
東塔 (とうとう)は現在解体建築中です。

塔とは、本来お釈迦様のお墓を意味してるそうだ。
お釈迦様のご遺骨 仏舎利(ぶっしゃり)を埋葬して盛り土をしたものが原型でその塔婆を遠くからでも拝めるように、また尊敬の気持ちから、より高い台の上にお祀りするようになったそうだ。



この夜、大講堂前では市川猿之助の歌舞伎が行われるそうで、境内広場は椅子でぎっしりだ。
因みに 「講堂」 とは坊さんがお経等を勉強する場だそうで学校設備にある「講堂」は ここから来てるそうだ。
また、現代では普通に使っている 「食堂」 も坊さん達が食事をとるお堂から来てるそうで、ここ薬師寺にも大きな旧食堂があった。

この後、この日最後の訪問地である 「唐招提寺」 へと向かった。
唐招提寺 は唐僧・鑑真和上(かんじんわじょう)が天平宝字3年(759年)に、新田部親王(天武天皇第7皇子)の旧宅跡を朝廷から譲り受け、寺としたものである。

その鑑真和上は唐から日本に渡るまで、鑑真自らは失明するという苦難を味わった。
753年、6回目の渡航計画でようやく来日に成功するが、鑑真は当時既に66歳になっていた。
天平宝字7年(763年)5月、波乱の生涯を日本で閉じた。数え年76であった。

中学の歴史教科書には必ずこの 「鑑真和上像」 が載っていて記憶にある方も多いのでは・・・
ところがこの和上像、今は唐招提寺にはなく京都の国立博物館に置かれてるそうだ。
代わりに御影堂には彩色された模像が置かれてる。元々本物もこうした鮮やかでだったらしいが・・・何か威厳がない気がする( ゚Д゚)

明日は女ども達も大阪から戻る。家族揃って春日大社~東大寺へ行く予定だ。


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   三日目
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奈良と言えば鹿が自然に居る奈良公園・・・駅前から奈良公園を串刺しに通る三条通りを真っ直ぐ行くと春日山の麓にあるのが春日大社だ。
大阪から昨晩戻った女どもとこの日、往路は駅前から循環バスに乗り、 春日神社 に向かった。

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お参りした時間より、鹿とじゃれ合った時間の方が多かった・・・
大きな森に囲まれた春日大社境内に住む鹿達、日陰の少ない奈良公園で暮らす鹿達より真夏の暑さは凌げるが、草がほとんどない為、訪れる観光客に餌をねだる姿が印象的だ。
春日大社を後にして散歩道を下り坂りきると 東大寺 の入り口へと続く。

中学の修学旅行時は、あの大仏様の 右手指 の大きさに驚いたものだが、今見るとそうでもない・・・?
反して昔、通り抜けられた 柱の穴 は今の腹回りでは無理だと気づく・・・勿論、試さなかったけどね。
(大仏の鼻の穴と同じ大きさになっていて、この穴をくぐると無病息災のご利益があると言われている)

この後、奈良駅前の日航ホテルまでは、奈良公園をまっすぐ抜けて帰えるが途中で興福寺にも立ち寄ることに・・・。

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五重塔を見上げながら奈良町方面に少し下った所に三重塔もあった。
こじんまりしてあまり目立ちはしないが、こちらの方が奈良の昔を思い偲ばれた。
奈良町で遅めの昼食を摂り、小さな商店街を散策して奈良旅行 三日目が終わった。

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   四日目
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最終日、三泊した日航奈良ホテルをチェックアウトして、JR京都に向かい乗り換え時間を利用して 二年前に訪れた京町、寺町通り等を散策した。
今回の旅行では家族揃っての世界遺産巡りは一日だけだったが、自分時間に重点をおいた良い旅だった気がする。








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