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磯トンボ

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2012年02月27日
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カテゴリ: 日々雑感
tonbo-anime.gif today diary


昔からのお付き合い  =

「用いることを先にし、利益は後から」
   =  江戸元禄 富山藩二代藩主 前田正甫  =


この言葉は富山売薬業の基本理念です。

創業から現在まで脈々と受け継がれている。
「用を先にし利を後にし、

広く救療の志を貫通せよ。」

と伝えられ今日に至っている。



週末、四半期に一度、
置き薬の点検にやって来た富〇薬品の営業マン
今回は顆粒の風邪薬 一箱代を支払った。

とんぼが先月風邪を引いてしまった時、応急用として使った。

それとは別に今回は 肝油  二缶も置いて行った。
(毎日、山の神さんと娘が食べている)
肝油にはあまり良い思い出はない。
幼少期、虚弱体質のとんぼ…母親から半強制的に摂らされていた。

当時の肝油は、鯨独特の匂いのするもので
今ほど甘くて食べ易くはなかった


自分と置き薬 二社との付き合いは、もう 三十年以上 にもなる。
ドラックストアで買うよりは少し値は高いが
緊急の時にはとても重宝している

置き薬の特徴、使った分の料金は払えばよく
薬も定期的に薬も交換してくれ、
物知り営業マンとの雑談で得る情報が面白くためになる。


あの2011.3.11では被災地の顧客を殆ど失ったそうだ。
しかし、今では少しずつ顧客も戻りつつあり
被災した家庭への置き薬は、使っても
現在は料金は頂かない事にしてると言う。

置き薬を江戸時代から愛用して頂いてる
東北の人々へのお礼だそうだ。

”人に歴史あり 老舗に理念あり ”


売薬業の基本理念を現代に至るまで
引き継がれてることに感動した週末だった。






【豆知識 富山の薬】

=薬種商の始まり=

薬種商の始まりは室町時代とされる。
1639年に加賀藩から分藩した富山藩は多くの家臣や参勤交代・江戸幕府の委託事業などで財政難に苦しめられていた。そこで富山藩は加賀藩に依存しない経済基盤をつくるために売薬商法を武器に起死回生を図ろうとした。

17世紀終期、富山藩第2代藩主・前田正甫が薬に興味を持ち合薬の研究をし富山では最も有名な合薬富山反魂丹(はんごんたん)が開発された。これが富山売薬の創業とされる。しかし、このころの反魂丹の中心地は和泉国(現在の大阪府)であった。しかし、1690年に江戸城で腹痛になった三春藩主の秋田輝季に正甫が反魂丹を服用させたところ腹痛が驚異的に回復した江戸城腹痛事件という逸話がある。このことに驚いた諸国の大名が富山売薬の行商を懇請したことで富山の売薬は有名になった。さらに富山城下の製薬店や薬種業者の自主的な商売を踏まえて産業奨励のために売薬を採り上げた。このことが越中売薬発生の大きな契機となった。

18世紀になると売薬は藩の一大事業になり反魂丹商売人に対する各種の心得が示され、この商売道徳が現在まで富山売薬を発展させてきた一因である。藩の援助と取締りのもと越中売薬は種類を広げながら次第に販路を拡大していった。


=配置販売=

配置販売は富山売薬の営業形態となっている。消費者の家庭に予め医薬品を預けておき半年ごとに巡回訪問を行って使用した分の代金を受け取り、さらに新しい品物を預けるシステムである。薬事法では医薬品の小売を店頭販売と規定し消費者が転売することを禁じているため、「決まった消費者のもとで配置という形の陳列販売をしている」と解釈されている。また預ける医薬品や配置員も許可制で代金は使用された後に受け取ることになっており、他の小売販売のように現金販売はできない。




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最終更新日  2012年02月27日 07時25分46秒
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