脱出




アタシの事を信用して、色々相談してくれる子も居ました。


そんなある日、どうしようもなくて、少し、アタシの深みを出したんです。


少しだけ、自分で壁を攀じ登ってみたんです。

どうしても皆と同じ位置に立ちたかったんです。


やはり、皆あたたかく、優しく手を差し伸べてくれました。


こんな汚い、どうしようもないアタシに救いの手を差し伸べてくれたのです。


どうして此処まで綺麗なのだろう。

どうして此処まで信頼してくれるのだろう。



皆の優しさにアタシは自然と涙が零れていました。


( 投稿日: 01/28/03 06:19 PM )

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