相棒



彼女はアタシを妹のように、いや、親友のように可愛がってくれました。


彼女はアタシより一つ年上です。

面白い事に付き合いは長いなのに彼女がアタシが年下だと気付いたのはつい最近なのです。

普段はとても明るく、いつも皆を笑わせています。


だけど、やっぱり彼女も深い所は傷だらけでした。

過去にお兄さんを亡くした事。

自分を嘘で固める事で今まで身を守ってきた事。

不器用な所が、少しアタシと似ていたんです。

彼女はいつでもアタシを求めてきてくれました。

アタシも、彼女を求め、支え合いました。

恋の話もよくフタリでしたりしていました。


一緒に悩んで、泣いて、笑って、怒って、喜んで。


年上だけど、何処か放って置けないような、支えてあげたい気持ちがありました。


まだ、彼女の事は全て知りきれてませんが、これからも色々な面で支え合って行きたいと思っています。

親友として、相棒として、先輩として。

ライバルとして、土台として、仲間として。


支え合っていつかフタリで手を繋いで歩こうね。

アタシ達コンビに不可能なんて文字は無いんです。


少なくとも…そう思わせてください…。

( 投稿日: 01/28/03 11:48 PM )

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