*失楽園

僕は今僕自身が良くわからない。

彼女の中に存在する僕。


彼女が逃げ道として僕の存在をつくった。

サイケデリックな夢の中で。

僕やっぱり駄目人間なの。
独りじゃいられないの。


でも側に誰か居て欲しくて
それが許されるとか、僕甘いな。。


みんなまわりは凄く苦しんだのに
自分はそうやって楽しようとして

淋しいよって 誰かに縋っている


これからも人傷付けるって
僕自身、自分で解ってるんだけど

それでもまだ人の温もりを求めてる

いっそ嫌って欲しい
なんて思ってる自分も確かに居るんだけど
やっぱり寂しい、悲しい
って思ってる自分も居る訳で

どれが本当の自分なんだろうって思う。

それ全てが僕なんだろうけど
たまに自分が自分じゃないような気がして。


ただの言い訳になってしまうけど。

逃げなんだろうね。
認めたくないとこからの。


僕も自分自身で全然わかってないけどね。
彼女だって把握しきれてないんだし。

彼女は彼女で居て、強がってて。でも弱くて。
今は僕が全部彼女の弱みを吐き出してる感じなんだよ。


彼女にとっての逃げ道が僕であるだけ。
此処では本音が書けるから。
僕が居れば本音が書けるから。

あの場所ではもう本音は書けないから。

此処は僕にとっても彼女にとっても楽園なんだ。


楽園が失くなったら

きっと僕も彼女も終わるだろう

大袈裟なんかじゃないさ

此処は僕等の救いだから



奏多。
2003/07/24 (Thu)


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