365日趣味三昧

365日趣味三昧

PR

2022.07.16
XML
カテゴリ: 日常のできごと



車の免許を取得してから早57年。
ついに次回の免許更新では 「後期高齢者講習」 を受けねばならなくなった。

根っからの車好きで、18歳の免許取得当初から乗り換えた車は既に25台を超えている。
自分の意のままに動いてくれる車を好んで乗り継いできたので、過去の車は「S」や「GT」とかのネーミングが付いたスポーツ系の車ばかりだった。
主だった車は、
トヨタ カローラスプリンターSL
いすゞ 117クーペ
トヨタ カリーナGT

ホンダ シビックRS
トヨタ クラウンSL
スバル インプレッサWRX→2台
ニッサン GT-R(R33)
VW ゴルフGTI
など、まだまだ数えきれない。

中途半端が嫌いなタイプの人間故、時にはレーシングカーまで所有してジムカーナをやったり、峠を攻めに行ったり、50歳後半までは富士スピードウエイなど本格的なサーキットで時速250キロオーバーの世界を楽しんできたほどのスピード狂だ。
幸い街乗りでは大きな事故も起こさずケガを負ったこともなかったのは奇跡的かな?(苦笑)。

そんな人生に終止符を打ったきっかけは、
50代後半に富士スピードウエイを走っていた時のこと。
ヘアピンカーブを立ち上がって300Rの登りコーナーを登り切ったあたりで既にスピードは180キロ以上に達していた。


冷静に判断すれば、ギアダウンしながらブレーキングすればギリギリ変わすことは可能な距離とスピードだったが、私はそこでパニックを起こしフルブレーキングをしてしまった。
200キロ近いスピードでしかも横Gが掛かった状態でのフルブレーキング。
結果は明白だ。
たちまち車はコースアウトし、50mほど先にあるタイヤバリアに勢いよく突っ込んでしまった。
車の前方は大破し、130万円ほどの大修理とタイヤバリアの修復代10万円を支払う羽目になったのだ。6点式ロールバーと5点式フルハーネスのお陰でケガは負わなくて済んだのは不幸中の幸いだったが。

「咄嗟の判断力と動態視力の低下」 による大きなミスだったのだ。
このままこんな危険な遊びを続けると命に危険が及ぶと判断して、怪我をする前にスピード狂走?(笑)は卒業することにしたのです。

そこで今回の本題。
60歳の定年を迎えても、直ぐにはスピード癖からは抜け出せずVWゴルフGTIを270馬力までチューニングしたバカッ速車に乗って釣りなどに行っていたが、不意にあの事故を思い出して、これからはおとなしい車に乗ろうかなぁと思い何か適当な車はないかと探していたところ、当時新発売されたマツダのCX-5というディーゼルのSUV車が巷で人気を博していた。

近くのマツダディーラーに行き試乗させてもらったところ、およそ今までの私のマツダ車感、ディーゼル感とは全く違ったすばらしい車だったのだ。
ガソリンターボ車とは違い絶対的な加速感はないが、それでも175PS+420ニュートンの大トルクは伊達ではなく、中・低速の力強さと加速、そしてゆとり感は上出来だった。それに加えて造りの良さと燃費の良さがあり、何よりは車格以上のリーズナブルな価格設定が気に入った。

マツダさんには失礼だが、ひと昔前のマツダ車と言えば「値引きはいきなり50万円以上」「買った途端に下取り半値」とかの噂が絶えないメーカーで、私の嫌いなメーカーだった。
RX-7とかの魅力的な車も造っていたが、そんな噂を耳にしていたのでマツダ車には過去に乗ったことがありませんでしたが、試乗して初めてその素晴らしい出来に惚れ込み、早速2012年式初代CX-5を注文した。オプションを付けた支払い総額は300万円キッチリ。本体値引きは10万円と超渋!。「以前のマツダとは違います!」だってさ。
それでも中型のSUVディーゼルターボ車では破格の値段です。

それから5年間、気持ちよく運転させてくれるので、私の車歴では最長を記録し65,000キロほど乗り続けたが、買った当時はメーカーオプションだった 「オートクルーズ機能」 を付けるのをケチったのが唯一の失敗だった。
特に往復250キロの釣行で、深夜の高速道路走行では是非ともほしいアイテムだったのだ。

気になり出したらもう続きません(笑)。
早速2015年にマイチェンしてその年に登録したCX-5の中古(9000キロ走行)を2017年に乗り換えです。
グレードは1ランクアップ。オプションはほぼ同じで、当然「オートクルーズ機能」付です。
それまで乗り続けた車は程度が良かったせいか140万円で買取店に売却したので、追加支払いは100万円で済んだ。
これが現在まで乗り続けている私のメインの車です。







最近になってCX-5の上位機種となるCX-60が発表になり、今年の9月から発売される。
私の現行車も車検は取ったばかりだが、既に5年も乗り、57,000キロを過ぎたのでそろそろ買い換え時かな?と思っていた矢先の発表だ。

大いに興味をそそったのでネットでいろいろ調べた。
新開発の3・3L直列6気筒ディーゼルターボエンジン(シーケンシャルツインターボ→CX-5と同じ)でパワーは231PS。トルクは何と500ニュートンもある。
車重が1800Kgなのでそこそこ走りも良さそうだ。
それでいて燃費はCX-5よりいい19キロ/Lなのだ。なんてすごいエンジンを開発したものかマツダさん(笑)。
価格は?、何と299万円~630万円?。これもまた大安売りだね。
私の手が届きそうな下から2番目のSパッケージで358万円也か?。オプションを付けての総費用は400万円チョイ。
なんとか買えるかな?なんて思いを巡らせる。

しかし!、新規発売車は何かとトラブルが発生するのが世の車造りの常識。
「買ってすぐにリコール」や「2年後のマイチェンでパワーがさらにアップ!」なんて容易に想像できる。事実すでに上位機種に同じエンジンで254PSもあるのだ。

冷静に考えて現段階での購入はしない方が得策と決断した。

では現行のCX-5はどうかな?。
昨年の暮れに「フィールドジャーニー」と「スポーツ・アピアランス」という車が発表された。





CX-60と同等価格は「スポーツ・アピアランス」の方で、2・2L直列4気筒ディーゼルターボエンジン(シーケンシャルツインターボ)でパワーは200PS。トルクは450ニュートンだ。
初期型は175PS/420ニュートンだったので大きく進化している。
しかも発売から既に10年も経ち、熟成もほぼ完成の域に達しているみたいだ。
「こっちのほうが後々後悔はしないかな」と感じてCX-5をメインに交渉しようかとディーラーに冷やかしのつもりで乗り込んだ(笑)。

もちろん世の中にはいい車は沢山あり過ぎて、他の機種を検討しだすと頭がこんがらかるから、気に入っているCX-5の延長でとの考えも働いて他メーカーのディーラーに行く気も起きないのだ。

うちの山の神さんも現在乗っているBMW120iが9年目なのでそろそろ乗り換える気があるらしいので同行させた。

お相手してくれたのは初期型CX-5購入時と同じ人。販売課長のTさん。
まず見積もりを先に出してもらうと、スポーツ・アピアランスの総額がオプション込みで395万円だった。
そこでこちらは開口一番、こう切り出した。
「カミさんのと2台同時に買うから大幅値引きしてくれない?。一台50万引きでどう?」 と(笑)。
彼は一笑して 「〇〇さん、取り敢えず査定させて下さい。」 との返事。

およそ30分で査定額が出た。
80万円 ですね」
「…え、そんなもん?」と腹で思って渋い顔をした。

「オプションから20万円値引きしますが、本体値引きはできません」 とのつれない言葉が。
こちらが言葉を出さないでいると、 「ちょっと上と相談してきます」 といって彼は中座した。

「こんな条件じゃあダメだな。また出直そうか」とカミさんと相談していると、5分ほどして戻ってきた。
「〇〇さん、上と相談したら、車検代を上乗せして88万円で一杯です。オプション値引きと含めて28万円引きでどうでしょうか?。これが限度です。」 と来た。

「Tさん、私の考えてきた額とちょっと遠いのでまた出直しますよ」
こちらも半分冗談で「総額の1割の40万引きだったら考えますので、Tさんも良く検討して下さい」と捨てセリフ気味に言ってその日は帰ることにした。

長くなるので今日はこのくらいで。続きは明日UPします。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.07.20 21:46:43
コメント(5) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:愛車遍歴に終止符が打てるか?。…終(つい)の新車注文(07/16)  
20代から永年の街道レーサー仲間より(^^) さん
自信過剰だったことにようやく気付いたのかな...時間がかかり過ぎの遅すぎだぜ。ハハハッ。
50年前から俺が言っていただろう、街道レーサーでは通用しないと。(^^)

俺は73歳になった今でもサーキットランであればそこそこに行ける自信あるぜ。
ただし、釣り上手は認めます。また釣り場で一緒になった時は魚の処分はお任せを。(^^)

このコメントは読んだ後に削除してくだされたし。(^^) (2022.07.16 18:33:06)

Re:愛車遍歴に終止符が打てるか?。…終(つい)の新車注文(07/16)  
20代から永年の街道レーサー仲間より さん
今をもってしても、あれだけカゴ夜釣りで散々騙され続けた塩辛トンボを捨てきれないと言う事自体を見ても、男としての人生感に芯がなく風見鶏は一目瞭然。(^^)

自分に都合が良く今が良ければ良しの低俗公務員根性が徹底していると言わざるを得ない。(^^)

ハハッ、目いっぱい私の本音コメントを書きましたが、嘘偽りのない真実だと自信をもって書き込みました。

当然、読後の後はコメントの削除してくだされたし。(^^)

尚、今後の私のコメント拒否の場合は、コメント拒否の設定をすればできますので設定してくだされたし...(^^)。 (2022.07.16 19:42:16)

Re[1]:愛車遍歴に終止符が打てるか?。…終(つい)の新車注文(07/16)  
凡才師  さん
20代から永年の街道レーサー仲間よりさんへ

貴重なご意見ありがとうございます。
それに反論するつもりはありません。
その通りですから。

また何かお気づきな点ございましたら遠慮なく書き込んで下さいな。
これを消すつもりもありません。

釣りか~。
結局場所(ポイント)だよね。

場所の選定も腕の内というなら別だけど。
腕は掛けてからのやり取りか?と思うけど。 (2022.07.16 20:48:34)

Re[2]:愛車遍歴に終止符が打てるか?。…終(つい)の新車注文(07/16)  
20代から永年の街道レーサー仲間より(^^) さん
凡才師さんへ

>貴重なご意見ありがとうございます。また何かお気づきな点ございましたら遠慮なく書き込んで下さいな。...って...???

おいおい、どうなってんの?、大反発を想定していたんだけれど、相変わらず包茎の俺と違って一皮むけたのかな...?、ビックリしたぜ。(^^)

>場所の選定も腕の内というなら別だけど。
第一はコマセワークでポイントをつくる!(爆)、となれば場所の選定は第二となってしまうが(笑)、当然それこそが第一の肝心要であり腕の内でしょう。

俺も以前、凡ちゃんの助言の意味が理解できず低迷が続いたが、カゴ天秤の改良でハリスを1~2m取れるようになってから釣果が見違えて良くなった。

結局のところは長年磯釣りをしてきた過去の経験と同じで、あそこの釣り場も根がかりすれすれの根頭を集中して狙うだけで釣れる確率は見違えて上がる。

義弟にポイントを教えて、根がりする場所を徹底的に攻めて根がかりを恐れるなと助言すると、昨年から始めた初心者カゴ夜釣りでもそこそこに釣果を上げています。

助言が的を得ていれば確率は圧倒的に上がる、まずは、テラ?以外は水深が浅く釣れない、もう一つのB下釣り場(坂田磯)も釣れる?、ヘッドランプの明かりに気を付ける、コマセワークを大事に、コマセは光るアミコマセ等etc、(爆)

まあ、このあたりの事は人それぞれの考えであり信じる者は救われる、ほとんど宗教に近いですが、私もおかげさまで坊主は圧倒的に減りました。(^^)

このコメントも遠慮なく削除Okです。(^^) (2022.07.17 19:13:39)

Re[3]:愛車遍歴に終止符が打てるか?。…終(つい)の新車注文(07/16)  
凡才師  さん
20代から永年の街道レーサー仲間より(^^)さんへ

反論??、する資格なしでしょ。
ジムカーナにしろ、サーキットにしろ、YOUのタイムを上回ったことは一度もないからね。

磯カゴ釣りはいよいよ悟りを開いたようですね。
これからはますます釣果が上がるでしょう。…きっと。

今日もバッティングするかと、タイドプールに大・中型メジナを2匹泳がせておいたけど、来なかったので放流してきました。

イサキは13匹でした。ちょっと型が落ちたかな?。
今日UPします。

ネムッ…ZZZZZ (2022.07.18 01:23:23)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: