シュウの薬

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September 24, 2006

☆パラレルワールド

(5)

カテゴリ： ☆日常劇場

なんてこったい　・・・・・

　　　　　　　　▽　秋の夜長　と　浅き夢

　　　　　　　　寝ている時に　見る夢は　・・・　願望をあらわしていたり

　　　　　　　　潜在意識　の　中に　沈んでいるものだとか　言われているけれど

　　　　　　　　私が　最近　思いますに　・・・　パラレルワールドなのではないか

　　　　　　　　・・・　と　思うのです

　　　　　　　　パラレルワールドとは　平行した　別世界のこと

　　　　　　　　私達が今居る　　この世界と　そっくりな世界がどこかにあって

　　　　　　　　そこには　そっくりな人が生活している　らしいんです

　　　　　　　　あまりに　リアル感を伴った　夢をみると　・・・・

　　　　　　　　やっぱり　パラレルワールド　って　あるんじゃないかな

　　　　　　　　・・・・・　って　思うわけです

　　　　　　　　昨日見た夢　・・・・

　　　　　　　　場所　は　コンクリートでできたビル

　　　　　　　　・・・・・　相当高い建物のようです

　　　　　　　　そこは　若者達(　１８～２０代　)が　住む寮　・・・

　　　　　　　　円形の建物　と　四角の建物がつながっており

　　　　　　　　とある私立高校の　建物のようでもあります

　　　　　　　　１人用　・　二人用　５人用等　の　部屋があり

　　　　　　　　数十人が　くらしているようです

　　　　　　　　１階　は　食堂で　みんながあつまる場所です

　　　　　　　　私は食堂で　知人と話をしています

　　　　　　　　「ケイくんの姿が見えないんですっ！」　

　　　　　　　　二つ下　の　女性（　エイコ：仮名　）が

　　　　　　　　食堂に　飛び込んできました

　　　　　　　　私は　いそいで　２階の　ケイの部屋を見にいきました

　　　　　　　　もぬけの殻です　・・・・

　　　　　　　　＊ケイの推定年齢　１８歳くらい

　　　　　　　　２階の大広間を　見に行くと　ケイがふるえてずくまっています

　　　　　　　　孤独で淋しくてふるえているようです

　　　　　　　　私が　抱きかかえると　安心したようです

　　　　　　　　しかし　いきなり　笑いだし

　　　　　　　　手には　注射針　５本と　注射器のセット　を　持っていました

　　　　　　　　(　１００均で売っていそうな　ビニール包装が　ほどこされています)

　　　　　　　　注射器には　なにやら液体が　入っています

　　　　　　　　・・・・・　きっと麻薬に違いありません

　　　　　　　　彼は　それを　口にくわえ　飲むようです　・・・

　　　　　　　　彼は　自分　に　関心を向けさせようと　・・・・・

　　　　　　　　わざと　これみよがしに　出してきたようにも思えます

　　　　　　　　急いで取り上げ　針と　注射器を処分しようと思いましたが

　　　　　　　　ケイを　抱きかかえているので　動きがとれません

　　　　　　　　エイコ　に　捨てさせようと　思い　声をかけようと

　　　　　　　　そちらを見ると　・・・・・・

　　　　　　　　ワナワナ　と　嫉妬にふるえているエイコの姿

　　　　　　　　どうやら　　ケイを抱きかかえている事が　我慢ならない様子です

　　　　　　　　しかし　今は　命にかかわる状況です

　　　　　　　　ケイの手から　注射器セット　を　ひきはがし

　　　　　　　　エイコを怒鳴りつけ　捨ててくるよう　命令しました

　　　　　　　　しばらくすると　・・・ケイは　落ち着きを取り戻しました

　　　　　　　　毛布に　くるんで　そっと　寝かしつけようと思っていると

　　　　　　　　そこへ　・・　薬でおかしくなった　エイコ　が

　　　　　　　　へらへら笑いながら　やってきました

　　　　　　　　目は　めらめらと　嫉妬の炎をもやしながら　・・・・

　　　　　　　　どうやら　薬を飲んでしまったようです

　　　　　　　　しきりに　・・・

　　　　　　　　自分に注目してもらいたいような　態度をとります

　　　　　　　　たとえば　・・・・

　　　　　　　　近くに居る人　の　頭に　浮き（釣りの時に使う浮き）を

　　　　　　　　突き刺したり　・・・・　（　ある意味滑稽です　）

　　　　　　　　・・・　突き刺された人は　突き刺された時のまま　静止しています

　　　　　　　　（　滑稽です　・・・　）

　　　　　　　　ケイは　この騒動には　なんの興味もないようです

　　　　　　　　静かに　私に抱きついたまま　じっとしています　・・・

　　　　　　　　エイコ　は　ますます　　嫉妬に狂います

　　　　　　　　嫉妬に燃えた目で　エイコ　が　注射器をふりかざし

　　　　　　　　ケイ　に　向かって跳びかかってきましたので

　　　　　　　　エイコ　を　避けるため　エイコの身体を　押しました

　　　　　　　　その拍子に　予備の注射針が　エイコの指に刺さり

　　　　　　　　エイコ　は　ますます　狂ったように　跳びかかってきました

　　　　　　　　私は「　いい加減にしなよっ　」　と　軽く　手をあげました

　　　　　　　　・・・・・・・・・・・・・・・

　　　　　　　　「　痛いっ　なにするのっ　」

　　　　　　　　・・・・・　という声で　目が覚めました

　　　　　　　　　私は　友達の肩の辺りに　パンチを　くらわしたようです。。

　　　　　　　　　・・・　きっと　私は　パラレルワールドに　迷い込んだに

　　　　　　　　　違いありません

　　　　　　　　　ケイは　知人ですが　・・・　エイコ　は　見た事のない人です

　　　　　　　　　ひょっとしたら　これから出会う人かもしれません

　　　　　　　　　それにしても　好きな人を守らず　嫉妬に狂って　

　　　　　　　　　好きな男性に向かって　針を突きたてようなんて　・・・・

　　　　　　　　　ふてぃ　やろうだっ　("￣д￣)ｹｯ　ホントに好きなのか

　　　　　　　　　別世界　では　麻薬は　飲み物のようです

　　　　　　　　　注射針　と　注射器　＆　麻薬セット　は　１００均で売ってます

　　　　　　　　　（　見た事がないので　現物は　知りませんけど　・・　）

　　　　　　　　　別の世界の私は　けなげにも　人を　いたわっておりました

　　　　　　　　　パンチも　さほど強くなく　かるぅ～～い感じ

　　　　　　　　　かるぅ～く　かるぅ～く　パンチ

　　　　　　　　　「　ゆるさーーんっ　あんたの隣では　２度と寝ないっ

　　　　　　　　　なにが　パラレルワールドだっ　寝ぼけただけでしょっ

　　　　　　　　　あんたねっ　貸し（借り）は　きっちり返してもらうよっ　ちっ　」

　　　　　　　　　・・・・・　と友人は　言っております

　　　　　　　　　・・・・　これも　きっと　パラレルワールドに　ちがいありません