愈々庵気まぐれ日記

愈々庵気まぐれ日記

2011.04.26
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カテゴリ: 都内散歩

待乳 山聖天 と 浅草界隈

芝浦から水上バスで浅草吾妻橋に行き、墨堤で桜の名残を楽しみながら

桜橋へと登ってゆくと左側に小高い丘があり、社のようなものが見える。

案内書を見ても何も記載が無い。そうなったら行って見るしかない。

待乳山聖天(まつちやま聖天)の石標の先の急な階段を上ると派手で

立派な社があり、寺領いたるところに大根と巾着のデザインが見える。

パンフレットによると大根は人間の迷いや怒りの毒を表し、大根を供える

ことによってこの毒を洗い清めてくれるとある。なんだかよく理解できない。

一方巾着は財宝を表し商売繁盛を表すそうだ。これはよく理解できる。

社務所では綺麗に洗われた大根が売られており最初いぶかったが本殿に

参ると多くの大根がお供えしてあった。先ほど売られていた大根は八百屋の

代行ではなくお供え用のものである。それでもよく出来ていて帰りには紙袋に

二つ切りされた大根が置いてあり、一袋を限りとして自由にお持ち帰り下さい

との張り紙があった。お供えものと同等品を持って帰れると言うわけで

なるほど寺も参拝者も財ができるのだろう。

拝殿正面の彫刻、

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そして大きな水鉢にもこの2体があり、なんだか茶巾寿司みたいだ。

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灯篭にもこの2基があり、

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提灯にも鮮やかに描かれた巾着と大根が

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この小高い山(丘)は江戸時代周りに高いものがなく絶好の見晴台であったらしく

歌川広重も好んでここからの景色を描いたらしく寺所蔵も含めて隅田川景色

が知られている。

Wikiによると、本尊の聖天とは大聖歓喜天のことでその正体はヒンズーの

シバ神の乱暴息子である。天女に化身した十一面観音と交わることによって

その約束に従い仏教に帰依し、仏法を保護する役割をになっている。まあ

下世話に言えば篭絡されてしまったらしい。象頭の神像あるいはヒンズーの

神らしく2神の抱擁像をご本尊とし開帳されることは無い。多くの聖天を祀る

寺の中でも奈良生駒の宝山寺が有名である。 

浅草の聖天様にはには江戸の歌碑、浪曲記念塔、トーキー渡来碑など

演芸の町浅草らしい記念物もある中、石段の下の小公園には池波正太郎

生誕の地の記念碑も有る。名文句の多い池波文学発祥の地でも有るらしい。

最近2週続けて池波原作で中村吉右衛門演ずる”鬼平犯科帳”をテレビで

見たがなかなか見応えがあった。江戸下町の光景が昨年訪れた近江八幡の

堀端で見事に描かれている。さしずめ時代劇はほとんど京都で製作され、

近江八幡は江戸の下町を映す絶好のロケ地なのだろう。そう言えば

八幡の堀端を訪ねたとき、地元の老人があそこは水戸黄門、そこは鬼平

と教えてくれたことを思い出した。 

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遅い昼食はまだ行ったことの無いJR系のビューホテルにした。

13階のフレンチレストランの窓からは川向こうの”空木塔”が格好いい。 

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浅草寺の五重塔も格好がいい。浅草寺本堂の裏側から見ても山門の周りに

いつもの賑わいは見えない。浅草のビジネスは今大ピンチだそうだ。 

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これも昔から名前だけしか知らない花やしきの前を通ったが閑散としている。

ここは正しく大正のディズニーランドである。忍者屋敷などあり結構面白

そうである。外国人には受けるかも知れない。 

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浅草に早く外国人観光客が戻って欲しいものである。






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Last updated  2011.04.26 09:02:34 コメントを書く
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