マイナス思考・うつの対処法 3



おかげさまで「マイナス思考・うつの対処法1・2」がホームページで多くの反響をいただきました。ありがとうございます!!



今回はその第三回目です。



「 ブレイクスルー思考 」



皆さん、ブレイクスルー思考というものがあることはご存じでしょうか?「生きがい」シリーズの飯田史彦さんが提唱する思考法です。


http://homepage2.nifty.com/fumi-rin/



マイナス思考の状態からいきなり頭の考えだけでプラス思考にかえるのはかなり無理があるということを第一回でも少し書きました。


マイナス思考からいきなりプラス思考に変えようとすると、自分の心の中では本当は納得できていないのにプラスに自分をだまして信じさせようとするところに無理があるからです。



例えば、深刻な問題に対してプラスに考えるのは難しいときがあります。



誰かの死、病気、事故、災害、人間関係の軋轢、離婚、夢を失う



といった問題です。



そういった問題に直面したときにプラス思考を超えて突破口を開いてくれるのが
ブレイクスルー思考です。



ブレイクスルー思考とは



すべての自分に起こる問題はそれらの困難・試練をとうして自分を成長させる
ために生まれる前に前もって自分自身で計画したと考える。



すべてのことは偶然ではなく、必ず意味・価値があり、すべての試練・困難
は予定通りに順調な学びの過程だと考える。




これらの考え方はあくまでも仮定であり、必ずしもこれが真実であると信じる
必要はありません。ただ、これらの考えを使う事によりプラス思考では対処
しきれない問題も自然と自分で納得できるようになる利点があります。



人の死は身をもって私たちに死について考えさせ、同時に生きるという重みを
学ばせてくれているのかもしれない。


病気は体が不調和に陥っているとつたえているメッセージであり、健康のありがたさ感謝の気持ち・謙虚な気持ちを学ばせてくれているのかもしれない。


事故は確かに不運だった。でも、自分で計画したんだから、この経験から何を私は
学ぶべきなんだろう?



このように考える事で無理にプラス思考をせずに自然と物事を納得できます。




そして、問題は偶然ではなく自分で計画したんだから解決できない問題はない。



すべての問題は自分で解決できる範囲内でしかやってこないんだから、
今、悩んでいるこの問題は必ず解決できるんだ。


と自分を勇気付けることも出来ます。




人生には必ず、希望をなくしてしまう時があります。



なんで私だけこんな辛い目にあわなくちゃいけないのか?

この苦しさは永遠に続くのだろうか?

いつもマイナスに考えてしまう、私はダメな人間だ。




こんなときに私はいつもこう考えるようにしています。


人生で起こる事はすべて偶然ではなく、何かを私たちに伝えてくれているメッセージであり、すべての事は私たちを学ばせ、成長させてくれている贈り物なんだと。



人生に無駄なことってないんですよね。




もし、ブレイクスルー思考に興味がある方はこの本を読まれることを
おすすめします。


「ブレイクスルー思考」 飯田史彦 PHP研究所





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