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2006.11.29
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カテゴリ: 読書/歴史系
今回は第11話「二大帝国の谷間で」です。
二大帝国というのはトルコとスペインのことなんでしょうかね。

16世紀ヴェネツィアは、強大な君主国に囲まれて、次第に様子を変えざるを得なくなります。
それまでは海外ばかりに目を向けて商売していましたが、周りの国の状況も変わりつつあり、
さすがに今までどおりでは歯が立たなくなって、国内の産業にも力を入れていくことになります。

発展したのは、まず第一に毛織物業。
そして絹織物業。
ヴェネツィアは国が安定しているので、戦争によって職を失った他国のたくさんの職人が流れてきたのですね。

そしてせっけん手工業。

ガレー船にもせっけんは常備してあって、敵が来るとせっけんを水に溶かしてヌルヌル攻撃をしたらしいです。
わはは、面白いですね♪

さらにガラス工業。
グラス、シャンデリア、砂時計、窓ガラス、眼鏡レンズなどなど。
ムラノ島というところでつくられます。

そしてもうひとつ、ヴェネツィアといえば、レース産業も有名ですね。

文化面では出版業。
宗教面においてはそれほど厳しくなかったヴェネツィアですから、いろいろに本が出版されました。
有名なのはアルド社ですね。

ヴェネツィア派といわれる画家もたくさんでます。
私の好きなティツィアーノもその一人です。



そしてこの章では、塩野さんの名著「緋色のヴェネツィア」に出てきたアルヴィーゼ・グリッティの話があります。
他の国々と違って、嫡子しか認められないヴェネツィア。
トルコのイスタンブールで育った彼には、そのことがとても屈辱的だったのでしょうか。
ちょっと哀しい人ですね。。

そしてレパントの海戦についても書かれていますが、これは同じく塩野さんの名著「レパントの海戦」に詳しいので略。


ここを獲得すれば、好きな酒がいくらでも飲めちゃうもんね。
でも、キプロスの人にとっては、かなり迷惑かも。。(笑)





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最終更新日  2006.11.29 21:50:34
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