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2007.03.06
カテゴリ： 読書／小説
黒伏村の久我沼羊太郎の異変に気づいたのは息子夫婦だった。
犬のように月に向かって吠え、嫁の千絵にのしかかるのだ。
犬神が憑いた…そう信じた息子・佐一郎は犬神落としを頼むが、祈祷師・牛斎は手首を噛み砕かれ、落とし屋の聴問も歯がたたない。
そしてついに悲劇が起こった。
羊太郎が孫の加津雄の首を切り落とし、千絵に襲いかかったのだ!
そこへ、祟られ屋のミスター仙人・九十九乱蔵が現れた…!? (上巻より)
+++ +++
久我沼家を襲った犬神憑き…。
落とし屋として呼ばれた九十九乱蔵は、贄師・紅丸の出現でいったん手を引くが、ことの起こりが15年前のダム建設にあることを知る。
ダムに沈んだ家には、かつて織田信長がイエズス会士ヴァリニャーノから献上された黒人の子孫が住んでいたのだ。
しかも、工事中頻発した人身事故が紅丸の秘術で鎮まったという。
紅丸の正体とは?
そして久我沼家の滅亡を予告した寒月翁とは? (下巻より)
↑ ↑ ワタシが読んだのは徳間文庫版ですが、現在は新装版がでているようです。
この間「キマイラ青龍変」を読んだ後、ひろしちゃんが出てくる話を急に読みたくなって、
どの本だったかな～と探したところ、ありました!!
「崑崙の王(上)龍の紋章」と「崑崙の王(下)龍の咆哮」。
これはミスター仙人・九十九乱蔵シリーズの中の一作品でありますが、
もうほとんど主役はひろしちゃんです
(ってゆーか、ひろしちゃんを中心に読んでしまった…)
この本はもう十年以上前に読んだ本なのですが、
今読んでも、めっちゃ面白れーーーーーー♪♪
いや～、ひろしちゃん、カッコええよ
改めてホレ直したぜぃ
最後のひろしちゃんVS贄師・紅丸の闘いは特によかったです。
紅丸に殺られるかもしれないという恐怖の中で、
見事それに打ち克つ闘いをしたひろしちゃんはカッコよかったな☆
それに紅丸もひろしちゃんと同じ「伯爵病」の一人だったというのも面白かったですね。
いったい紅丸って何歳だったんだ??(笑)
贄師っていう職業もこれまた面白いですね。
昔はこういう人がいたんだろうなあ。。
さすがに現代においては、ダムを造るのに人柱なんてしないんでしょうけど…。
(あったらコワイなあ…)
くわばらくわばら…
で、この本のひろしちゃんは、キマイラシリーズにてフリードリッヒ・ボックに敗れ、
放浪の旅を続けている途中の頃の話、という設定になってます。
なので本書には、キマイラシリーズに出てくる人物の名前もちょっと出てきます。
おまけに九十九乱蔵は、キマイラに出てくる九十九三蔵の兄という設定になっているので、
それが読者にはかなり嬉しかったりします♪
うふふ。
でもキマイラシリーズはヤング向けに書かれたのに対し、(昔はソノラマ文庫でしたから)
この「崑崙の王」は大人向けです。
ちょっとああいうシーン(どういうシーン? 笑)もあったりするので、
大人以外の人は読まないよーに。(笑)
しっかし、この本のあとがきを読むと、日付が昭和63年になってるんですよね。
そのあとがきに「キマイラ青龍変」という言葉が既に出てきてるのにはビックリです
だって実際に「キマイラ青龍変」が出版されたのは、2006年(平成18年)ですからね。
いや～、気の長い話だ。。
しかもキマイラシリーズまだ完結してないし。(笑)
いつまで続くんだろう、キマイラ…。。。(でも最後までついていきますよ)
犬のように月に向かって吠え、嫁の千絵にのしかかるのだ。
犬神が憑いた…そう信じた息子・佐一郎は犬神落としを頼むが、祈祷師・牛斎は手首を噛み砕かれ、落とし屋の聴問も歯がたたない。
そしてついに悲劇が起こった。
羊太郎が孫の加津雄の首を切り落とし、千絵に襲いかかったのだ!
そこへ、祟られ屋のミスター仙人・九十九乱蔵が現れた…!? (上巻より)
+++ +++
久我沼家を襲った犬神憑き…。
落とし屋として呼ばれた九十九乱蔵は、贄師・紅丸の出現でいったん手を引くが、ことの起こりが15年前のダム建設にあることを知る。
ダムに沈んだ家には、かつて織田信長がイエズス会士ヴァリニャーノから献上された黒人の子孫が住んでいたのだ。
しかも、工事中頻発した人身事故が紅丸の秘術で鎮まったという。
紅丸の正体とは?
そして久我沼家の滅亡を予告した寒月翁とは? (下巻より)
崑崙の王新装版
価格：1,260円（税込、送料別）
↑ ↑ ワタシが読んだのは徳間文庫版ですが、現在は新装版がでているようです。
この間「キマイラ青龍変」を読んだ後、ひろしちゃんが出てくる話を急に読みたくなって、
どの本だったかな～と探したところ、ありました!!
「崑崙の王(上)龍の紋章」と「崑崙の王(下)龍の咆哮」。
これはミスター仙人・九十九乱蔵シリーズの中の一作品でありますが、
もうほとんど主役はひろしちゃんです
(ってゆーか、ひろしちゃんを中心に読んでしまった…)
この本はもう十年以上前に読んだ本なのですが、
今読んでも、めっちゃ面白れーーーーーー♪♪
いや～、ひろしちゃん、カッコええよ
改めてホレ直したぜぃ
最後のひろしちゃんVS贄師・紅丸の闘いは特によかったです。
紅丸に殺られるかもしれないという恐怖の中で、
見事それに打ち克つ闘いをしたひろしちゃんはカッコよかったな☆
それに紅丸もひろしちゃんと同じ「伯爵病」の一人だったというのも面白かったですね。
いったい紅丸って何歳だったんだ??(笑)
贄師っていう職業もこれまた面白いですね。
昔はこういう人がいたんだろうなあ。。
さすがに現代においては、ダムを造るのに人柱なんてしないんでしょうけど…。
(あったらコワイなあ…)
くわばらくわばら…
で、この本のひろしちゃんは、キマイラシリーズにてフリードリッヒ・ボックに敗れ、
放浪の旅を続けている途中の頃の話、という設定になってます。
なので本書には、キマイラシリーズに出てくる人物の名前もちょっと出てきます。
おまけに九十九乱蔵は、キマイラに出てくる九十九三蔵の兄という設定になっているので、
それが読者にはかなり嬉しかったりします♪
うふふ。
でもキマイラシリーズはヤング向けに書かれたのに対し、(昔はソノラマ文庫でしたから)
この「崑崙の王」は大人向けです。
ちょっとああいうシーン(どういうシーン? 笑)もあったりするので、
大人以外の人は読まないよーに。(笑)
しっかし、この本のあとがきを読むと、日付が昭和63年になってるんですよね。
そのあとがきに「キマイラ青龍変」という言葉が既に出てきてるのにはビックリです
だって実際に「キマイラ青龍変」が出版されたのは、2006年(平成18年)ですからね。
いや～、気の長い話だ。。
しかもキマイラシリーズまだ完結してないし。(笑)
いつまで続くんだろう、キマイラ…。。。(でも最後までついていきますよ)
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