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2007.09.24
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カテゴリ: 読書/小説
安禄山の乱の折、長安の都を落ちのびた玄宗皇帝は、
臣下の反乱を抑えるため、最愛の楊貴妃を処刑せざるを得ない状況に陥った。
しかしそこに現れた胡の道士・黄鶴は、驚くべき提案をする。
それは、尸解の法を用いて貴妃をいったん仮死状態にして難を逃れ、
そののちに倭国―日本に連れて行き、ほとぼりをさますというものだった。
しかしこの案は、恐るべき結末をむかえることとなった…。
遡ること四十数年前。
晁衡こと安倍仲麻呂が詩仙・李白宛に遺した手紙に記された、身の毛もよだつ顛末。
空海は、倭国の言葉で記されたこの手紙を、柳宗元のために読み下す。
一方、青龍寺の恵果のもとにも、妖しき影が現れ…。




ゆるゆると話は進んでおります。

楊貴妃の件に関し、安倍仲麻呂の手紙の他に、もう一通の手紙があったことも判明。
それは宦官・高力士が書いた、仲麻呂宛の手紙でした。

そこで語られる新たな真相。
うーむ、なるほどあーゆーことがあったのか…。(ネタバレになるため省略。。)

しかしまたまた長い手紙ですな。
書く方も大変でしょーが、読む方も大変ですよ、こりゃ☆

さて、「陰陽師」でもそうですが、夢枕さんの小説で読んでいて楽しいのが、仏教問答的な会話。
この本でも、般若心経の「空」についての、空海と逸勢の会話があります。


でも、なんとなくわかったようなわからないような、不思議な気持ちになってしまいます
なんとも奥深い会話ですよねぇ。。
夢枕さん上手いなぁ

次巻もまた楽しみです♪

★お気に入りの言葉★

「この宇宙を統べる法の前には、あらゆるものが無力なのだ。仏法すらも、その例外ではあり得ぬのだ。仏法は、自らを、仏法そのものを無力であると言っているのさ。だからこその仏法なのだよ」






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最終更新日  2011.06.23 11:26:49
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