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2008.07.08
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カテゴリ: 読書/小説

自らの生きてきた時間をふり仰ぎ、母なる河ガンジスのほとりにたたずむとき、
大いなる水の流れは人間たちを次の世に運ぶように包みこむ。
人と人とのふれ合いの声を力強い沈黙で受けとめ河は流れる。
純文学書下ろし長篇待望の文庫化、毎日芸術賞受賞作。<本書より>



深い河(ディープ・リバー)


妻をガンで亡くした、磯辺。
イエスを心から信頼している大学の同級生・大津のことが気になる、美津子。
病気で生死をさまよった、沼田。
戦争中ビルマ戦線で戦い、悲惨な体験をした、木口。

各々が、それぞれの思いを胸に抱いてやってきたインド。

聖地ヴァーラーナスィで、
貧しい者も富める者も、死者も生者も、何もかもを呑み込んで静かに流れる
聖なる河ガンジスの光景は、各々に何を考えさせたのか…。


沐浴をしている者の傍で、死体が流れている。


ヒンズー教徒のインド人は、ガンジス河に入ると、
来世でよりよく生きかえると思っているからなんですよね。

なるほど、それってなんかいいですね。
満ち足りた気分であの世へ行けそうで

世界にはいろいろな宗教がありますが、
ガンジス河のように、何もかも分け隔てなくすべてを受け入れて、ただ静かに流れていく。
そんなシンプルな存在こそが宗教の原点であっていいのだと、この本を読んで、改めて思いました。

もしいつか、自分がガンジス河のほとりに立った時、いったいどんなことを思うんだろうなぁ…??
本ではいろんなものを読んできたけど、実際ナマで見たらどうなんだろうなぁ??
とても興味がありますねー。

行ってみたいなー、ガンジス







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最終更新日  2008.07.08 10:59:08
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