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2008.10.20
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カテゴリ: 読書/小説


海軍機動部隊が極秘裡に集結する択捉島に潜入したアメリカ合衆国の日系人スパイ、ケニー・サイトウ。
義勇兵として戦ったスペイン戦争で革命に幻滅し、殺し屋となっていた彼が、激烈な諜報戦が繰り広げられる北海の小島に見たものは何だったのか。
山本賞受賞の冒険巨篇。



エトロフ発緊急電


山本周五郎賞&日本推理作家協会賞受賞作品。

この物語は、前作「 ベルリン飛行指令 」の後という時代設定になっていて、
「ベルリン…」にも出てきた海軍の大貫中佐や、海軍省の山脇書記官、
安藤の妹・真理子なども登場していて、一応前作と繋がりのある作品になってます。

今回の主人公は、日系アメリカ人スパイ・斉藤賢一郎。

1941年アメリカ海軍が掴んだ、日本海軍によるハワイ真珠湾攻撃の噂。
その情報の真偽を確かめるべく、日本へ送り込まれた斉藤。
憲兵隊に追われつつ、斉藤は秘かに択捉島へ潜り込み、その噂の真実を見ることに…。


命を捨てる覚悟がないと、とてもスパイにはなれませんね。

…ってゆーか、国のために利用するだけ利用されて、日陰の存在のまま命を失くすなんて、
なんだか空しいような気がしますが。。

でもスパイたちは、そんなことには構わず、それぞれの理由でスパイをやっているんですよね。
そこがスパイ小説の面白さですよね

「ベルリン飛行指令」に比べると、ドキドキするような面白さには若干欠けましたが、
でも、各々の登場人物をとても深く丁寧に描写していて、
内容的にはどっしりした、非常に読みごたえのある作品だったと思います。





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最終更新日  2008.10.20 10:06:01
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