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2008.11.24
カテゴリ： 読書／小説
病棟一の歌唱力を持つ看護師・浜田小夜の担当患者は、眼の癌…網膜芽腫の子供たち。
眼球摘出をせざるをえない彼らに心を痛めた小夜は、
患児のメンタルケアを不定愁訴外来担当の田口に依頼し、小児愚痴外来が始まった。<上巻より>
+++
手術前で精神的に不安定な子供たちのメンタルサポートを、不定愁訴外来担当の田口が行うことになった。
時同じくして、小児科病棟の問題児・瑞人の父親が殺され、警察庁から出向中の加納警視正が病院内で捜査を開始する。
緊急入院してきた伝説の歌姫と、厚生労働省の変人役人・白鳥圭輔も加わり、物語は事件解決に向け動き出す。
読者を魅了する、海堂尊のメディカル・エンターテインメント。<下巻より>
ナイチンゲールの沈黙（上） (宝島社文庫)
ナイチンゲールの沈黙（下） (宝島社文庫)
「 チーム・バチスタの栄光 」の続編です。
今回は、医療ミステリーではなく、殺人事件が絡んだお話になってましたね。
…といっても、殺人事件が起こるのは、上巻の後半になってだし、
どちらかといえば、そっち方面の謎解きよりも、
病院内で起こる人間ドラマ(漫才?)の方が面白いし、読み応えがあるので、
殺人事件は無理矢理付けた付録みたいなカンジに思えちゃいましたけど。(^_^;)
もっと出てきて欲しかったかなぁ～。
でも、さすが海堂さん、ちゃんと他のキャラで楽しめました♪
ホント、キャラ立てがウマイですよね～、海堂さんは。
それも、個性あり過ぎるのばっかり。(笑)
今回は特に、
「～であります」という口調がなんともいえず可愛いアツシくんのキャラがよかったですー
「バチスタ」同様、とても楽しく読めた本でしたー
+++
ところで、テレビドラマ「チーム・バチスタの栄光」、毎週見てます。
なかなか面白いです。
というか、テレビ用に上手くアレンジして作ってあるなーと感心しながら見てます。
特に、白鳥役の仲村トオルさんがＧＯＯＤですわー
なので、これ読んでる時も、白鳥が出てくると仲村トオルさんの顔がちらついていたのですが、
でも実は、原作では小太りなオッサンなんだよねー、白鳥って。(笑)
美化されてよかったね、ロジカル・モンスター殿♪
あ、もちろん氷室役の城田くんもカッコイイわ～
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