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2009.04.02
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カテゴリ: 読書/小説


それは廃用身の切断だった。
患者の同意の下、次々に実践する漆原を、やがてマスコミがかぎつけ悪魔の医師として告発していく―。
『破裂』の久坂部羊の、これ以上ない衝撃的かつ鮮烈な小説デビュー作。



廃用身 (幻冬舎文庫)


う~ん、気が重くなるような話でした。。

『廃用身』という言葉も初めて知りました。

動かなくなった腕や足を切断すれば、本人たちと介護者の負担が減る…。
合理的にみるだけであればそうとも言えますが、
普通に考えると、なんともおぞましい発想ですよね。

老人介護の問題は、現代日本では現実的でリアルであるだけに、
読んでいて非常にやり切れなさを感じてしまいました。

そして、介護の現場というのはなんとも壮絶なものなのだな、というのも痛感しました。。


高齢化社会が進む日本。

その問題があまりにもリアルなだけに、
本書において、著者はその現実問題を提起しようとして書いたのか、
それとも単なるグロ小説として書いたのか、

その意図が掴めないまま読み終わってしまい、
なんだか読後感の悪い話になってしまいましたね…。

ただ、著者が本当の医師ということで、現場のリアル感はピカイチです

面白いとは言えないまでも、いろいろ考えさせられる本でした。





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最終更新日  2009.04.02 11:27:57
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