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2009.05.27
カテゴリ： 読書／歴史系
古代ギリシアから、ルネサンスの禁欲、“世紀末”の愛の迷宮、帝国主義と二つの世界大戦、
そして、性意識の増大した二十世紀に花開いた美と多様な価値観。
その裏側には、知られざる壮大なホモセクシャル・ネットワークがあった。
今、明かされる、前人未到の裏世界史。
ホモセクシャルの世界史 (文春文庫)
とても面白い(というか変わった)視点から歴史を知るのも楽しいのではないかと思って、
読んでみました。
タイトルはアヤシイですが、本書はいたって真面目に歴史について書かれた本です。
ヤらしい本ではありませんので念のため。(笑)
まあワタクシはどちらかというと、
古代～中世・ルネサンスの頃についてのホモ事情について興味があったのですが、
この本ではその時代の著述は1/3くらいで、
どちらかというと、近代～現代についての方がたくさん書かれてました。
現代のホモ事情には興味ないのでね。。。(^_^;)
もう少しルネサンス以前の事情を知りたかったですが、
こういう関係のものって、たぶんそんなに史料が残ってないし、
研究もあんまりされてないんでしょうね。
ちょっと不完全燃焼な本でした
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