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2010.01.28
カテゴリ： 読書／小説
その頃、日本での戦いを終えたシド・アキヤマはテヘランにいた。
イランの国民的指導者カッシマーが殺害され、街は混乱していた。
そこへ再び内閣官房情報室からの依頼が…。
最後の戦慄 (徳間文庫)
えー、本書は、1989年に刊行された「ガイア戦記」を改題復刊したものです。
そして、「 最後の封印 」の続編でもあります。
と言っても、主人公のシド・アキヤマは、今回はミュウ・ハンターではなく、
傭兵として内閣官房情報室からの依頼をうけ、
なんとサイボーグ(サイバー・アーミー)と戦っちゃいますー。
とゆーワケで、一応サイボーグが登場する近未来の話なのですが、
でもなぜか今は亡きソ連が存在するという、ワケわからない設定になってますー(笑)
まさかその時はソ連が崩壊するなんてみんな思ってませんでしたもんねー。
いやー、時代を感じますねぇ(^_^)
そういえば、他の今野作品に出てくる内閣調査室の陣内平吉の息子が今回登場！
もちろん内閣官房情報室の一員としてです。
こういうちょっとお遊び的な設定のキャラが出てくると、
敏様ファンとしては思わずニヤリとしちゃいますね！(^ｍ^)
あと、天才外科医でありながら傭兵やってる白石クンがワタクシのお気に入り～
前作では、アキヤマの敵側にいた人物なんですけど、今回は仲間として共に戦ってます。
ケガをしても、この人がいればチャチャッと手術してくれるので安心ですねー(笑)
前作よりは面白く読めましたー
余談ですが、本書の巻末には、敏様の作品リストが掲載されてます。
その内ワタクシがすでに読了済なのが、80作品ぐらい??
まだまだ復刊しそうな作品も残ってるし、
敏様多作だなぁ～と改めて実感しましたです。。
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