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2011.02.24
カテゴリ： 読書／旅の本
第七回開高健ノンフィクション賞受賞作。
26歳の私は、ユーラシア・アフリカ大陸へ2年間の旅に出る。
「その地域に生きる人たちの小さな声に耳を傾けること」を主題に、
そして、その“小さな声”を手がかりに、生き延びる手段を模索し、世界を見つめ直していく。
中国からチベットへ抜け、高僧に謁見。
インドを放浪し、危険地帯といわれているパキスタンに入国。
イスラム圏では、旅を続けるために戒律に従い、2度の結婚と2度の離婚を経験する。
アラビア半島からアフリカ大陸へ渡り、オンボロ列車、船、バス、トラック……が壊れて、
荒野へ放り出された私は、地元の乗客たちと同じ時を過ごすうちに、
世界の奇妙な一面を捉え始める。
ウガンダで孤児たちと生活を共にし、タンザニアで宝石堀りをし、
ザンビアで密輸に加わり、ジンバブエで強盗事件に巻き込まれ …。
私は、旅を続ける中で、人間社会の深い闇と確かな希望を発見していく。
感動系の旅本なのかなと思って読んでみたら、、、
結構過酷な旅の記録本でした。。
目次はこんな感じ。
↓ ↓
序章 向かう世界／第１章 ささやきを聴く─ヒマラヤ山系／第２章 カオス─東南アジア～インド／第３章 小道の花々─インド～パキスタン／第４章 ウォッカの味─中央アジア／第５章 悪の庭先─中東／第６章 鼓動─東アフリカ／第７章 内なる敵─南アフリカ／第８章 血のぬくもり─西アフリカ／第９章 世界の法則─サハラ北上／終章 去来
むむー、
絶対絶対こんな大変な旅、ワタクシには出来ない！
っていうか、しようとも思わない！！(笑)
危険な目にたくさんあって、野宿して、厳しいアフリカの現実を目の当たりにして…。
なんか辛すぎますよ。。。
著者の方、逞しいですよね～。
凄い。
勇気あるなぁ。。
決して旅情を誘うような楽しい本ではなかったですけど、
中東、アフリカなど、あまり馴染みのない国の人達の日常世界を覗くことができて、
とても興味深く読めた一冊でしたね。
まあでももうちょっと欲を言えば、
もう少しひとつひとつの事柄を具体的にじっくりと描いてほしかったですかねぇ～。。
結局あの後どうなったの？みたいな事柄が多く、
ちょっと中途半端なもどかしい印象が残ってしまったので…。
そこらへんが物足りないといえば物足りなかったかな。。
そういう感じになってしまったのかな？って感じです。。
最後に印象に残った言葉を。
…世界を正確に理解するのはほとんど無謀な試みで、全容を把握することなんて永久に不可能と気がついた。
私はわざわざ旅をして、自分自身の無知を学んだ…。(P257)
26歳の私は、ユーラシア・アフリカ大陸へ2年間の旅に出る。
「その地域に生きる人たちの小さな声に耳を傾けること」を主題に、
そして、その“小さな声”を手がかりに、生き延びる手段を模索し、世界を見つめ直していく。
中国からチベットへ抜け、高僧に謁見。
インドを放浪し、危険地帯といわれているパキスタンに入国。
イスラム圏では、旅を続けるために戒律に従い、2度の結婚と2度の離婚を経験する。
アラビア半島からアフリカ大陸へ渡り、オンボロ列車、船、バス、トラック……が壊れて、
荒野へ放り出された私は、地元の乗客たちと同じ時を過ごすうちに、
世界の奇妙な一面を捉え始める。
ウガンダで孤児たちと生活を共にし、タンザニアで宝石堀りをし、
ザンビアで密輸に加わり、ジンバブエで強盗事件に巻き込まれ …。
私は、旅を続ける中で、人間社会の深い闇と確かな希望を発見していく。
【送料無料】インパラの朝
価格：1,575円（税込、送料別）
感動系の旅本なのかなと思って読んでみたら、、、
結構過酷な旅の記録本でした。。
目次はこんな感じ。
↓ ↓
序章 向かう世界／第１章 ささやきを聴く─ヒマラヤ山系／第２章 カオス─東南アジア～インド／第３章 小道の花々─インド～パキスタン／第４章 ウォッカの味─中央アジア／第５章 悪の庭先─中東／第６章 鼓動─東アフリカ／第７章 内なる敵─南アフリカ／第８章 血のぬくもり─西アフリカ／第９章 世界の法則─サハラ北上／終章 去来
むむー、
絶対絶対こんな大変な旅、ワタクシには出来ない！
っていうか、しようとも思わない！！(笑)
危険な目にたくさんあって、野宿して、厳しいアフリカの現実を目の当たりにして…。
なんか辛すぎますよ。。。
著者の方、逞しいですよね～。
凄い。
勇気あるなぁ。。
決して旅情を誘うような楽しい本ではなかったですけど、
中東、アフリカなど、あまり馴染みのない国の人達の日常世界を覗くことができて、
とても興味深く読めた一冊でしたね。
まあでももうちょっと欲を言えば、
もう少しひとつひとつの事柄を具体的にじっくりと描いてほしかったですかねぇ～。。
結局あの後どうなったの？みたいな事柄が多く、
ちょっと中途半端なもどかしい印象が残ってしまったので…。
そこらへんが物足りないといえば物足りなかったかな。。
そういう感じになってしまったのかな？って感じです。。
最後に印象に残った言葉を。
…世界を正確に理解するのはほとんど無謀な試みで、全容を把握することなんて永久に不可能と気がついた。
私はわざわざ旅をして、自分自身の無知を学んだ…。(P257)
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