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2011.04.01
カテゴリ： 読書／歴史系
徳川家臣団３万人はどこへ消えたか。
【送料無料】幕臣たちの明治維新
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明治維新後、約3万人いたといわれる徳川家の家臣たちはどうなったのでしょうか？
目次はこんな感じ。
↓ ↓
第１章 徳川家の大リストラ（幕臣たちの選択／帰商・帰農の道／無禄移住の実態／）／第２章 激動の幕末を見た御家人（幕臣の格差社会／大事件の現場／上野戦争）／第３章 静岡藩の消滅（静岡藩は人材の宝庫／東京に出た者たち／茶畑の開墾／静岡藩士山本政恒の自立）／第４章 西南戦争と江戸っ子気質（士族たちの不満／西郷びいきの江戸／薩長維新史への反発）／第５章 江戸ブームの到来（東京開市三百年祭の挙行／記録されていく江戸／幕臣の自分史／受け継がれていく幕臣の会）
面白かったですー(^_^)
明治維新後の歴史というと、だいたい明治政府中心に書かれてありますからねー。
徳川家の家臣たち(幕臣)がどこへ行ったのかなんて、今まで考えたことなかったので、
とても興味深く読めました。
維新後、家臣たちの選択は大きく3つに分かれます。
1. 新政府に仕える
3. 無録覚悟で徳川家の新領地・静岡藩へ移住する
しかし、明治4年、廃藩置県によって、静岡藩は消滅。
その移住した元幕臣の者たちが帰農し、茶畑を開墾、
静岡茶の産地として有名になったみたいです。
へぇ、
静岡茶にそんな歴史があったなんて初めて知りましたよ…。
まあとにかく、どの道を選択しても、食べていくのは大変だったみたいですね。
苦労したんだな～、元幕臣のみなさん…(T_T)
視点がとても新鮮だったので、楽しく読めた一冊でした♪
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