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2011.06.11
カテゴリ： 読書／歴史系
童貫は豊美、岳飛らを従えて方蝋軍と向かいあうが、死を恐れない50万の大軍に手を焼く。
北では宋金同盟により、遼を討つために趙安が派遣されるが、
地から湧き上がったような新生梁山泊軍に一敗地にまみれる。
遼は楊令率いる金軍に一蹴され、さらに聞煥章の暗躍もあり、混沌の度合いを強めていった。
そんな中、九紋龍・史進はただひとり戦線を離脱して、子午山に向かう。
育ての親ともいうべき王進の母の危篤の報に接して、たまらずに駆けたのだった。
梁山泊の好漢たちにも、時の非情な流れが忍びよりつつあった。
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南方、北方で、宋軍が本格的に戦を始めました。
南方では、童貫軍がいよいよ方蝋軍とぶつかり合います。
と言っても、方蝋軍は、兵ではない信者が大部分ですからね。
戦というよりは一方的な殺戮になってしまい、童貫もやりにくそうです。。
しかし、やっぱり童貫軍は強い！
まさか連環馬でくるとはね…
さすがですね、童貫
一方、方蝋軍に潜入している呉用。
なんだかどんどん方蝋に惹かれているみたいで、この先ちょっと心配ですねぇ。。
その成長っぷりが、読んでて気持ちイイ(^_^)
ガンバレ、花飛麟
その花飛麟や、楊令、史進などを、
子午山で慈しんでくれた王進先生の御母堂もとうとうお亡くなりになられましたね。。
本当に素晴らしい方でしたね。
合掌。。。
ところでこの巻チョイ役で出てきた秦檜って、
のち名将岳飛を死に追いやることになるあの秦檜？
むむー、大嫌いな奴だけど、
こいつがこれからどうやって権力を握っていくことになるのか、ちょっと興味津々。。。
(「楊令伝」ではどのあたりの時代まで描かれるのかよくわかりませんが…)
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