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2011.07.05
カテゴリ： 読書／歴史系
この最強の武士集団の中でも、副長助勤・斎藤一は秀抜な剣技の持ち主であった。
異分子の脱盟騒動に際し、油小路の粛清劇で影の主役をつとめる。
戊辰戦争の後、藤田五郎と改名。
西南戦争が起こるや、警視庁巡査隊に参加して九州へ赴き、勇名を馳せる。
剣の刃渡りにも似た波乱の生涯を活写した名著がついに文庫化。新選組ファン必読！
新選組副長助勤斎藤一
価格：620円（税込、送料別）
図書館で見つけたので、つい借りてしまいました(^_^)
斎藤さんが主役の小説って結構珍しいんじゃないですかね？
まだまだ謎な部分が多い人ですから…。
ワタクシも実は会津戦争以後の斎藤さんってあまりよく知らなかったので、
かなり興味津々で読みました♪
警視庁に入って西南戦争で戦ったのも、
会津と斎藤さんはああいう深い繋がりがあったからなのか～と、初めて知りましたよ。
ちょうど先日西南戦争を描いた「翔ぶが如く」を読んだばかりだったので、
実はあの戦いのシーンには斎藤さん(この時は藤田五郎と改名していましたが)もいたのね～と
まあでも全体的には、ボリュームが足りないというか、ちょっと足早的な話の進め方だったので、
小説としては正直物足りないところはあったかな。。
でも、斎藤さんのいろんな事柄を新たに知ることができて嬉しかったです♪
ちなみにこの本で描かれている土方さんは…
陰険なヤローだな、ｵｲ(笑)
っていうか、鬼(笑笑)
伊東甲子太郎へのスパイの件で、土方さんを憎んだ斎藤さんですが、
近藤さんが死んでからは親友となった…という描かれ方でしたね。
フム、、なるほど。。。
とても興味深くて、サクサク読めた一冊でしたー
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