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2011.07.18
カテゴリ： 読書／歴史系
方蝋は炎に包まれて焼死、石宝は岳飛に首を斬られた。
ただひとり武松、燕青に助けられて、新梁山泊に帰還した呉用。
またしても死にそこなってしまった。
一方、宋万に率いられた3500の旧方蝋軍の精鋭も、童貫に恨みを胸に梁山泊に合流する。
梁山泊は、楊令を総帥にまとまり、急速に人員、装備ともに戦いの準備を進めている。
一方、宋では、方蝋の乱で国力が疲弊しているのに加えて、
青蓮寺の分裂、文官たちの暗躍などで復旧に手間どっている。
金との緊密な関係を築いたあとの、楊令、呉用、梁山泊の次の一手は？
嵐の前は静かだが、水面下の水の流れは急である。
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この巻では戦はありませんでしたが、でもいろいろなことがありましたねー。
聞煥章、まさかの最期…(笑)
まあでも、好きな女に殺られたんだから本望かしら？
しかし、色ボケの末の死は、ちょっとあっけなかったなぁ…
そして、子午山にいる王進に、たった一人で会いに行った童貫。
この二人の再会シーンは、珠玉のシーンでしたねぇ
童貫は宋の禁軍元帥なのに、少しも驕ったところがなくて、
今回も一人の人間として王進に会いに行きましたよね。
そういうところが人間的に好きだなぁ～♪
楊令の育った子午山でもてなしを受ける…。
なんだかその後の運命を考えると、切なく感じてしまうシーンでもありましたね。。
そして、ちょっとフヌケ気味になってた呉用ですが、
楊令がわざわざ迎えに行って、ようやく梁山泊へ戻る気になった模様。
これからの活躍に期待ですね
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