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2011.11.09
カテゴリ： 読書／小説
それは、最高指導者の金正日の許可による共和国内の完全自由取材だった…。
国家を襲う食糧難、収容所、拉致被害者、喜び組、そして金正日への独占インタビュー。
表向きは日本との国交樹立を掲げる北朝鮮の真意とは！？
綿密な取材と資料に基づき描かれる共和国の真相。
著者の傑作がついに文庫化。
【送料無料】金正日が愛した女
価格：720円（税込、送料別）
う～ん、、それなりに面白い内容ではありましたけど、
落合さんの作品の中では、エキサイティングさがちょっと足りないかなという気がしたし、
リアリティさもイマイチ欠けてたかな…という感じの話でした。
北朝鮮の内情にあまり突っ込んだ感もなかったですし、
最後の結末もちょっと消化不良気味な気分…(>_<)
北朝鮮を崩壊へ導こうとする中国側のシナリオに、まんまと嵌りかけた沢田ですが、
結局それを食い止めたのが、
視聴率のことしか考えてない、あまりに低レベルなTV局の社長のお陰だった…というのがねぇ。。
確かに、一国を潰してしまうようなレベルの報道内容ともなると、
もう完全に政治的レベルの問題になっちゃいますから。
なので、無難にTV内容をまとめたアホ社長の判断は、
結果的には良かったということになりますね…。
にしても、TV局内部が本当にこんな感じだったら、マスコミなんて信用できないな(笑)
人間としてのモラルとか、社会に対する責任とか、そんなことより、
番組が面白ければいい、視聴者にウケればいい、視聴率が良ければいいという、
そんな姿勢の方が強いのだとしたらね…
しかしそれよりも、北朝鮮は地理的に近い国だけに、今後の行く末が気になりますね…。
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