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2011.12.20
カテゴリ： 読書／歴史系
覇業を志し数々の伝説に彩られた英雄たちが起ち、或は興り或いは滅ぶ…
激しくも哀切な興亡のドラマを雄渾華麗に謳い上げる北方版『三国志』第一巻。
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ワタクシが読んだのは図書館で借りた単行本なのですが、
画像がないので文庫版の方のリンクを貼っておきます。
えーさて、北方さんの中国モノは、
楊家将⇒血涙⇒水滸伝⇒楊令伝⇒史記と読んできているのですが、
実は一番古い「三国志」は未読でした。。
というのも、ワタクシ三国志は大好きで、昔かなりハマッていた時期があるのですが、
その時小説やら(吉川三国志や柴錬三国志、反三国志など)、
マンガやらアニメやら映画やらを散々観散らかし、
またいずれ読む機会があれば…と思いつつ、ずっとそのままだったのですね。
でもあれから十数年が経ち、そろそろ三国志の内容も半分忘れかけてるので、(笑)
ようやく読んでみることにしました(^_^)
いや～やっぱり三国志は面白いですね！
特に北方さんの三国志は、テンポが良く、とても読みやすい。
さらに登場人物が非常に魅力的♪
劉備はもっとやぼったいイメージを持ってたんですけど、
なんかちょっと爽やかな感じがする…(笑)
三国志にお馴染みの桃園の誓いのシーンはなく、
劉備、関羽、張飛の出会いが、馬絡みだったっていうのが、
なんか北方さんらしいな～と思っちゃいました(笑)
そういう描写を含め、劉備たち三人や他の登場人物たちのキャラの立て方を見ていると、
もう第一巻から、あぁ～漢のドラマだなぁ～って匂いがプンプンしますね
さすがだなぁ～、北方さん
次巻も楽しみ
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