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2011.12.23
カテゴリ： 読書／小説
地元新住民の間から暴力団追放運動が起こってきた。
そんなおり、組長の阿岐本雄蔵が、潰れかけた病院の監事となって再建を引き受けることになった。
暗い雰囲気の院内、出入り業者のバックには関西大物組織の影もある。
再建先と地元、難題を二つ抱え込んだ阿岐本組。
病院の理事もさせられた日村は、組の最大の危機を乗り切れるのか…。
【送料無料】任侠病院
価格：1,680円（税込、送料別）
「とせい」シリーズ第3弾。
出版社、学校に続き、今回はなんと病院の建て直しに阿岐本組の面々が奮闘します。
いや～ヤバイ
面白すぎますこのシリーズ♪
面白すぎて、あっとゆーまに読んでしまいましたよ(^_^)
病院を食いものにし潰そうとしている代行業者と、そのバックにつく暴力団。
そして、地元で起こっている暴力団追放運動の裏に潜む同業者の影…。
ちっぽけな任侠組織である阿岐本組が彼らとどう対決し、病院再建の道筋をつけるのか？
任侠の塊のような親分、女たらしの天才真吉、パソコンの天才テツなどなど、
みんなそれぞれが個性を生かして奮闘し、
病院の人たちを、まるで魔法をかけたように明るくしていく過程は、
読んでいてとても気持ちがよかったですね！
阿岐本組のみんな大好きだ～
病院事務長の朝顔も、最初はやる気がなさそうなイヤなヤツと思ったけど、
実はいい人だったんですねー♪
世の中こんな熱意のあるお医者さんや事務の人たちがいる病院ばかりだと嬉しいのにな～(^_^)
話のシメは相変わらずアッサリ系でしたけど、
ヤクザモノ(?)なのに、読んでるとなぜか心がホッコリする作品でした
すっかり大好きなシリーズになったので、もっともっと続編を希望です～
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