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2012.02.15
カテゴリ： 読書／旅の本
女子大学を出たばかりの若い娘が、ごぜ三味線の継承者として
四国八十八カ所、千四百キロの歩きへんろに挑んだ。
生理休暇、一万円のお接待、青年僧への恋心、
一日に六十キロも歩くおじいさんへんろとの出会いなど、
歩いた娘にしか書けない、ユニークな歩きへんろの全記録。
いつかは歩きへんろをしたい人のために、必要装備や経費など、本当に役立つコラムも満載。
【送料無料】平成娘巡礼記
価格：735円（税込、送料別）
ごぜ三味線の継承者・月岡祐紀子さんの四国八十八ヵ所歩き遍路の記録です。
ワタシも去年から八十八ヵ所巡りを始めたので、(歩きじゃなく車だけど)
とても興味深く読むことができました。
約1400ｷﾛにも及ぶ遍路道。
それを歩いてまわるなんて、考えただけで気が遠くなりそうですが、
歩き遍路をされてる方ってたくさんいるんですねぇ～。
ワタシも実際テクテクと道を歩いているお遍路さんを何人も見かけたことがありますが、
本当に凄いなぁ～と思う。。
車で全部まわろうと思っても大変なのにね…。
この本を読んで感動してしまいました
何よりも、お接待をして下さる四国の方たちの温かさ、優しさ！
これが本当に素晴らしい！！
これは歩き遍路じゃないと味わえないものでしょうね～。
そしてお遍路さん同士の素敵な出会い。
いろんな人たちがいろんなものを抱えてお遍路へ旅立っているのですねぇ。
そういう出会いも歩き遍路ならではの素晴らしさですね！
読んでいると、歩き遍路にちょっと憧れてみたりもしますが、
ん～～～、、、体力がねぇ。。。(>_<)
全然自信ない(笑)
とりあえず自分は車遍路で最後まで頑張ります！(^_^;)
ごぜとは、三味線と唄で旅して歩く盲目の女芸人のことだそう。
そうか～、昔は生きていくためにこういう芸をして歩く人たちがいたのですね…。
目が見えないのに旅をして歩くなんて、考えるだけでも大変そうですが、
こういう歴史も日本にはあるんですねぇ。。
なんだか哀しい。。。
このお遍路の旅でも各札所でごぜ三味線を奉納していたことが書かれてありましたが、
一度その三味線、聴いてみたいものです(^_^)
とても読みやすい本でした
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