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2012.02.20
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カテゴリ: 読書/歴史系

源頼朝の挙兵に始まるそれは、またたくうちに、関東の野をおおった。
鎌倉幕府の成立、武士の擡頭…
その裏には彼らの死に物狂いの情熱と野望が激しく燃えさかっていた。
鎌倉武士たちの生きざまを見事に浮き彫りにした傑作歴史小説。


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価格:570円(税込、送料別)



永井路子さんの直木賞受賞作。

4つの短編が収められており、
「悪禅師」は、源頼朝の異母弟・全成(今若)、
「黒雪賦」は、梶原景時、
「いもうと」は、北条政子とその妹・保子、
「覇樹」は、北条四郎をメインにし、
それぞれ違う目線から、鎌倉時代を多角的にとらえた面白い試みの作品となっています。

全成の目線から描いた「悪禅師」では、頼朝ってなんか底の知れない怖さを感じますねぇ。
妙に屈折してるというか(笑)

だって他の兄弟はねぇ…(>_<)

でも「黒雪賦」の頼朝はちょっとイライラする!(笑)
優柔すぎるというか気弱なというか。
まあ腹黒さは変わらないけどね(笑)
景時目線から見ると、頼朝ってこんな感じなのね~みたいな。

しかし、これを読むと、梶原景時がイイ奴に見えてきました!
今までは、景時って義経の天敵みたいなイメージがあったので、
ワタクシ何気に毛嫌いしてたんですけど、(笑)
実は景時って、武士の世をつくるための陰の功労者だったのではないかと…。
つまり、頼朝を陰で支えるために、わざと憎まれ役になったのだ、と。
そうか~、景時、なんだか好きになってきちゃったよ

「いもうと」は、女性である政子と保子の姉妹がメイン。
保子って人、今までよく知らなかったけど、とんだ伏兵だったですね(笑)
女のお喋りはコワイな~とつくづく思いましたです。。

とても興味深く読めた一冊でした





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最終更新日  2012.02.20 19:33:56
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