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2012.03.17
カテゴリ： 読書／歴史系
太閤の最信任を獲得した能吏三成は主君の遺命をひたすら堅守したが、
加藤清正、福島正則ら戦場一途の武将たちは三成を憎んで追放せんとする。
周到な謀略によって豊家乗っ取りにかかった家康は、次々と反三成派を篭絡しつつ、
上杉景勝討伐の途上、野州小山の軍議において、
秀頼の命を奉ずる諸将を、一挙に徳川家の私兵へと転換させてしまう。
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家康、いよいよ上杉討伐へ！
そして三成もついに挙兵！
東と西に割れてしまった天下争い。
それに伴う各大名の様々な思惑や行動がとてもリアルに描かれていて、
じっくり面白く読めました♪
本当に家康は芝居や演出が憎らしいほど巧いですよねぇ～。
なんだか哀れにもみ～んな家康の手のひらで転がされているように思えてしまいますー(笑)
もう家康の描いたシナリオ通りに事が進んでるというか。
これはまさに『家康マジック』(笑)
三成と仲のいい大名もいるんだけど(上杉とか大谷吉継とか)、
結局三成の人望が家康には遠く及ばないってところが残念ですよね。。
あぁそれにしても、上杉景勝と直江兼続のコンビってやっぱりイイわ～
特に景勝のムッツリキャラが笑えます～。
それを陰で操る兼続(笑)
いや～、絶妙なコンビです～
次巻はいよいよ関ヶ原決戦！？
楽しみ♪
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