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2012.04.09
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カテゴリ: 読書/歴史系

その父は謀反を起こした明智光秀。
夫は冷やかに父を無視した細川忠興。
純な魂とたぐいまれな美貌を持った彼女に課せられた運命は過酷であった。
そして、深い苦悩のすえ、救いを禁制のキリスト教に見出したのも束の間、
関ヶ原の合戦前夜、自ら生命を絶たねばならなかった…
薄幸の女人を描く感動の長編小説。


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細川ガラシャの生涯を描いた歴史小説です。

先月、京都の高桐院にある細川忠興とガラシャの墓へ行ったので、
なんとなく読みたくなって読んでみました
(高桐院の写真はいずれ別サイト「神社ウォッチング」の方へUPする予定です~)

それにしても、細川ガラシャ、なんと数奇な運命を生きた女性でしょうねぇ。。
明智光秀の娘として生まれ、細川家へ嫁いだお玉(ガラシャ)。
父が謀反人となって殺され、お玉は味土野へ幽閉、
苦悩の末キリシタンとなるも、禁制によって信仰もままならず、
最期は細川家のために自ら死を選ぶことに…。


裏切りに満ちた世の中を見続けた人生は辛かったでしょうね…。
まして旦那(忠興)があーゆー人だし(笑)

でもそのあたりの苦悩を、永井さんは割りとさらりとした描き方をしておられたので、
正直、もう少し心の奥まで踏み込んで欲しかったかな、という面が多少ありましたかね。。
全体的に、玉のキャラがちょっと薄かった気がするので。。
まあだからこそ、あっさり読みやすかったという面もありますが…(^_^)

しかし忠興、この本ではなんだかすごくまともな人間に見えたぞ!(笑)
一般的には、嫉妬深いだの残虐だの言われている人物ではありますが、
実はそれはすべて細川家を守るため!!
無類の焼き餅やきだと世間に思われることも、
実は「細川家のために男の誇りを棄てたのだ」(by忠興)という描き方でしたねー。
(笑)
なるほど、こういう忠興の見方もあるんだな~。

しかし忠興とお玉、なんという夫婦でしょうねぇ~。
不思議というかなんというか。。
乱世の中でも、決してお玉を殺そうとはしなかった忠興。

最期はお玉(この時はもう洗礼名のガラシャですが)、ちょっと気の毒でした…

戦国の世とは、キビシイものですね。。。





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最終更新日  2012.04.09 19:54:21
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