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2013.03.09
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カテゴリ: 読書/小説

待賢門院璋子、崇徳上皇、平清盛…亡き者たちを背負って歩く西行の胸に去来するものは…。
宿の神はただそこにあるだけ…。
著者雄渾の大河伝奇絵巻、堂々の完結。


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いよいよ最終巻。

ああ、みんな逝ってしまいましたねぇ。。
清盛も平家も西行も…。

西行といえば、『 願わくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月のころ
この歌のせいか、<西行といえば桜>のイメージがあったりします。
この作品でも桜のシーン、多かったですね。

人も桜もいつか散り滅んでゆくもの。
そんな人と桜を重ね合わせたシーンは、


「滅んでゆくものしか愛せないのではないか…」
後白河法皇にそう言われた西行。

でもそれはきっと西行だけではないですよね。
人は誰でも、すべてのものがいつか滅んでゆくことを知っているからこそ、
そのものを愛おしいと想う気持ちが生まれるのだと思います。
夢枕さんの小説を読むといつもそう思う。

平泉で西行が源義経と出会うシーンも、なんだかちょっとぐっときましたね。
世の移ろい、運命のめぐり合わせ…。
この源平の時代は特に、それらの絡み方が皮肉であり複雑であり不思議であり、
なんと凄まじい時代なんだろうと思ってしまいます。。

この最終巻は、平家物語等の引用が多かったり、歌も多かったり、(歌はちんぷんかんぷん…^ ^;)

でもやっぱり源平時代は面白いですね。

ただ宿神(摩多羅神)についてはもう少しいろいろ書いて欲しかったかなぁ。。
思っていたよりも伝奇的要素が少なかった気がします。。

でもあとがきによると、
宿神三部作として「闇狩り師 摩多羅神」というのも書いていらっしゃるそうなので、






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最終更新日  2013.03.09 18:02:40
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