それでも世界はよくなるプロジェクト。

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「行動してから考える」ケニー・シャンさん



やってみて結果をみる。そして判断する。
つまり行動してから考えるようにしている。

例えば、今の自分にとって非常に良さそうなセミナーのホームページをみつけたとする。
直感的に時間とお金があったら絶対行きたいと思うような内容だ。
そんな時、私は、とりあえず申し込むようにしている。
申し込んでから、お金と時間を捻出するように努力する。
そうすると大抵、行けるようになる。

普通は行けるかどうかをじっくり考える。例えば、
本当に必要なのか?
それだけのお金を投資して元がとれるのか?
仕事が忙しくて、行けないのではないか?
などなど・・・

そして、あとでじっくり考えよう、ということになり、
結局行かなかったりする。

新規事業も同じ。

新しいビジネスのアイデアがある。普通は、
うまく行くかどうか考える。
リスクにばかり焦点を当ててしまう。
結局、あとでじっくり考えることにする。
考えているうちに、うまく行かない理由をたくさん思いつく。
やらないほうが無難なような気がしてくる。
結局やらない。

独立や転職も同じパターン。
結局現状のままじりじり死んでいく。

自分の人生を振り返ってみると、ほとんど即断即決だな。
もちろん思ったとおりに行かなかった場合も多い。

しかし、そんな場合でもその挑戦からたくさんのことを学んでいる。
次の挑戦にすごく役に立っている。

大学を出て初めての就職先も迷わず、ホンダに決めた。
そこしか受けなかった。ほかにおもしろそうな会社が見つからなかったし。

しかし、入社する前から3年間で辞めることを決めていた。
一生サラリーマンをやりたいとは思わなかったし。
でも実際には計画を前倒しして2年4ヶ月で退職した。
ほかにどうしてもやりたい、挑戦したいことが見つかったらだ。

初めて独立したときも同じ。
インターネットプロバイダーをやりたくなったので、儲かる見込みはなかったけど、とりあえず会社を辞めた。
できる所から始めてみた。
結果的にできた。

なぜ、このように即断即決を出来るかと言うと、それにはコツがある。
自分の絶対的な判断基準をたくさん持っているからだ。
まず、
○それが楽しそうか否か?やっている姿を想像したときにわくわくするかどうか?
この場合、自分にできるかどうかは考えない。
わくわくするならばできる可能性はかなり高いからだ。
やれるかどうかではなく、やりたいか否かで判断する。

次に、
○やってみたとして、うまく行かなかった最悪のケースを想定し、それを受け入れることができるか?

この二つの質問にYESならばGOだ。
判断するのに10分もかからない。

10分以上考えてみて、まだ迷っているようであれば、その時点で、やらないという決断をする。
決断を先延ばしにするのはいちばん始末がわるい。

判断すべき時は今がベストだからだ。

変化の激しい今のような時代にはこれが良いと思う。

☆感じる→行動する→考える

考えている間に状況は変化する。


このような考えと行動を身に付けることができたのは、学生時代にバイクのレースに挑戦したからだ。

ひょんなことからサーキットでアルバイトをするようになった。
レーサーがバイクで走っている姿をみた。
ころんだら大怪我をしそうだ。
でも楽しそうだ。
自分がサーキットを全開で走っている姿を想像するとわくわくした。

とりあえず、走ってみることにした。
楽しかった。
レースに出たくなった。
でも事故を起こすと死ぬかもしれない。
実際にその数ヶ月前に、公道で事故を起こして、足を骨折しているし。
どうしようか?

でもやりたくなったことを我慢しながら生きていても、その人生に意味はない。
最悪の場合、死ぬかも知れないけど、まあ仕方がない。そこまでの人生だ。

ようし、挑戦だ!

死にそうになったことはあったし、大怪我もしたが、死ななかった。
ラッキーだった。
挑戦してよかった。

まあ、今まで大体こんな感じだ。
だからワクワクすることには挑戦することにしている。
そうすると人生は楽しいことばかり。

つらいことや嫌なことはたくさん、山ほどあるが、妥協せずに選んだ自分の道だから、それもスパイスだ。
人生の隠し味だ。

挑戦することを習慣にするとストレスもあまりたまらない。
20%くらいは苦しい。でもそのおかげで80%くらいは楽しい。
だから辛いことや苦しいことは感謝して受け入れる。
闇があるから光は存在する。
光があれば陰もある。
いやなやつがいるお陰で、いいヤツの素晴らしさがわかる。
だから嫌なやつにも感謝できる。
トラブルがあるお陰で、順調がある。学びもある。

夢に挑戦することは楽しいね。

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