マツヨイグサの仲間(4種類)

マツヨイグサの仲間

狭山丘陵で見つけたマツヨイグサの仲間を集めました。
花の時期は種類によって異なります。

・マツヨイグサ(待宵草)
・アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧) 
・ヒナマツヨイグサ(雛待宵草) 
・コマツヨイグサ(小待宵草) 

どれも南北アメリカ大陸原産で、自生しているものは帰化植物ないしは園芸品種が漏出したもの。


マツヨイグサ(待宵草) アカバナ科

マツヨイグサとメマツヨイグサはよく似ています。
見分けは、葉の形が一つのポイントです。
柳のように細く、真ん中の葉脈が白っぽかったらマツヨイグサ。
メマツヨイグサの葉は広くて真ん中の葉脈が目立ちません。

マツヨイグサ

花の時期は7月から、場所によっては10月になっても見かけることがあります。

撮影日時 2007/08/12 10:57:09
Tv 1/160
Av 7.1
ISO感度 100
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM


アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧) アカバナ科

ちょっと艶っぽい名前の花です。野草には珍しい、あでやかなピンク色が野に目立ちます。
もともとは観賞用にアメリカ大陸から持ち込まれたものが野生化しているとか。
アカバナ科マツヨイグサ属で、夕方開花するのでこの名前があるそうです。
でも、日中も普通にたくさん咲いていますけど・・・

花の形はちょっとオオイヌノフグリに似てますね。
こっちの方がふた周りくらい大きな花で、見栄えがします。

花の時期は5月~7月と長いですが、綺麗で大きな花を咲かせるのは5月中。

アカバナユウゲショウ

撮影日時 2006/05/14 13:46:39
Tv 1/500
Av 3.5
ISO感度 200
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM


アカバナユウゲショウ

撮影日時 2007/05/13 11:22:46
Tv 1/250
Av 5.6
ISO感度 100
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM


アカバナユウゲショウ

撮影日時 2007/05/12 11:21:47
Tv 1/500
Av 3.5
ISO感度 100
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM


ヒナマツヨイグサ(雛待宵草) アカバナ科

アカバナユウゲショウの色違いと言ってもいいくらい似ています。
花の大きさは1cmあまりで、こちらの方がやや小振りといったところです。
比較的最近入り込んだ外来種のようで、園芸用のが野に逃げ出して野生化しているらしい。

花の時期は6月、花が見られる期間は短いようです。

ヒナマツヨイグサ

狭山丘陵・六道山公園にて。

撮影日時 2007/06/02 15:25:20
Tv 1/60
Av 7.1
ISO感度 400
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM


コマツヨイグサ(小待宵草) アカバナ科

茎が地を這うマツヨイグサは、まず間違いなくコマツヨイグサだそうなので、これは間違いないと思います。
アカバナ科の花はどれもよく似ていますね。

マツヨイグサは、よく月見草と呼ばれます。
太宰治の「富士には月見草がよく似合う」もマツヨイグサのことだそうです。

コマツヨイグサ

撮影日時 2007/06/09 17:53:28
Tv 1/100
Av 5.6
ISO感度 200
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM

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