やっぱり日々の思う事

2005.02.08
XML
カテゴリ: おもしろ隣人事件
金っていうのはいろいろ問題を起こすものですが

僕の友達の母ちゃんもやーこーに金がらみで追いかけられて
行方不明になったって昨日でんわが。。
僕は取材でもお世話になった歌舞伎町の相談所を教えてあげたけど

今度は僕の父親。
僕の父はとても小さい人間だ。
正確に言って、小さくなってしまった。

小さい頃は父はヒーローだった。

家に帰ってこなくても尊敬するのに十分すぎる貫禄。

でもそのうちメッキははがれる
子供は意外といろいろわかってるもの。

最近
僕の兄に今200万円が必要だと連絡があった。
僕の兄には僕には言えないからと言ったらしい。
僕のほうには家族のいる兄には言えないと、金を貸してほしいといった。
これがはじめてではない。
もう兄も僕も父からは帰ってこないお金がある。

父は自分の会社を守りたがっている。
父はバブルの時代に買った大きな家を守りたがっている。

父の体裁を守りたかっている。
母に対する秘密を守りたがっている。
僕らに対する秘密を守りたがっている。
たぶん、そうすることが少しは僕らのためだと勘違いしている。

ちっぽけなすべてをにぎりしめている人が僕の父で

そうしてしまうことには同感できない。

僕は今の位置から
父にどうすべきなのかよくわかっていない。
父にしたらお金で買っている尊厳なのに
それを傷つけたら
なだれがおこるかもしれない。
父がそれほど強いとも思わない。

父の同級生はつい最近自分の借金を苦に
最期に家族に焼肉を食わせて入水した。
彼の借金は僕の父も払っていたが
その妻と子供は死んでから初めて借金の事を知った。
父親というのはそういう生き物なのかな。

父のどろみずできずきあげた塀が
やたらに悲しくうつる。
僕がこんな気持ちで父を見てる事を知ったら
どう思うだろう?
そのうち父が自分の手でその壁をくずしてくれる事を
僕は望んでいる。
当分ないことも知っているけれど。

お金で作った泥の壁。
僕は泣けてくる。

最近取材中のあるお金持ちは言った。
「正直に生きてるから私はつかれないのよ」
正直に生きられるのならいい
そうだ
みんな正直にいきたい。
僕だって正直にいきたい。

ありのままの自分が
恥ずかしくないのであれば
多分誰でもそうしたい。

自分を見て
気がついて
一生懸命覆う

自分のいる位置にしっくりこず
適当な成功も許されず
いっちょまえに
他人と同じ方向へ歩くことに違和感を覚える

他人の過ちは必要以上に癇に障り
かといってあまる怒りの放出の勇気も機会もない。
きづつけることも
何かの原動力にもなれない怒りは
なんの役にもたたない。
ただ精神疲労を助けるだけの厄介ものだ。

自分も含めて肯定できず
基準線をたかく積み上げて他人をバカにする
勢いあまって小さな幸運を見逃し
現実逃避と自己満足を目指して
自虐的に無意味な加速を楽しんだりする。

耳を切る風の音は寂しさを育てる。
寂しさは性欲をかきたてて
愛情を利用した性交に興じる

呆然と2月の寒さを眺め
灰色に見える世界の広さに涙する
そして
まだなにかあるんじゃないかとおろおろ歩く。

誰だって正直にいきたい。

ありのままの自分が恥ずかしくないのであれば


あのいすにもう一度座りたいな
はるか赤道のうえ
手作りのロッキングチェアー。
生死の境でも確かに生きてる
汗と静寂のサバンナ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.02.10 23:59:03
[おもしろ隣人事件] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

benson_siro

benson_siro

コメント新着

しろ↑ @ エム ハプビさん。ですね。こう考えるとすごい…
ハプビ @ Re:それはよかった(12/04) しろ↑さん そうですね。 撃沈しまして…
しろ↑ @ それはよかった ハプビさん、素敵ですなあ。 さらに一生…
ハプビ @ Re:いい傷(12/04) そっか。 なんか妙に納得しました。 さ…
しろ↑ @ ハプビさん なるんですよ。本当に。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: