シネマ大好き!

シネマ大好き!

2009年10月16日
XML
テーマ: 映画鑑賞(902)
カテゴリ: 邦画-1960年代



製作:1964年
監督:内田吐夢
出演:三國連太郎/左幸子/伴淳三郎/高倉健

昭和22年、台風の最中に、北海道岩内で質店一家3人が惨殺される強盗殺人事件が起こる。さらに犯人は放火して逃げ、時を同じくして起こった青函連絡船の沈没惨事に紛れて忽然と姿を消した。青函連絡船の船客の死体収容にあたっていた函館警察の刑事・弓坂は、引き取り手のない2人の死体に疑惑を抱き、この2人が質店強盗殺人の犯人と睨み、もう一人の行方が分からない犬飼多吉を追うことに・・・・。

水上勉の同名小説の映画化。
最近は自分の理解力が落ちてきたのか、あるいはストーリーがいたずらに複雑なのか、省略しすぎているのか、それとも観る者の想像に任せているのか、分かりにくい映画が多いように思える。そんな中、この映画を観たが、3時間という長尺ながら飽きさせず、また分かりやすく丁寧に描かれていた。無駄もなく手抜きもないというのが、飽きさせずかつ分かりやすい原点なのかもしれない。
主役の三國連太郎の、犬飼多吉/樽見京一郎のいわゆる二役も見事だったが、晩年のコメディアンとしての姿しか記憶のなかった伴淳のシリアスな演技も印象的。今の重厚な演技とは対照的な若き日の高倉健の血気盛んな刑事役も見ものだった。内容は単なる犯罪サスペンスではなく、終戦直後の貧困の中で生きていくために必死だった貧しきものの生き様、人間ドラマを見るようだった。映画の背景となっている事故・事件も洞爺丸沈没事故や岩内町大火を題材にしており、リアル感があった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年10月16日 18時22分29秒 コメント(2) | コメントを書く
[邦画-1960年代] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

バックナンバー

2026年09月
2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

フラッシュダンス New! ジャスティン・ヒーさん

りらっくママの日々 りらっくままハッシー!^o^さん
お気楽タクシー日記 hy3de8さん

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: