第3社会への提言

第3社会への提言

第6部





創りださられた物に価値があるのではない。

それを創りだした人間の創造力に価値があるのだ。

経済の仕組みの中に価値を創り出す元はない。

その仕組みを創りだした人間の創造力、能力にこそ価値がある。

能力のある企業は能力のない企業を保障すべきである。

その方がその事によって将来得られる新しい付加価値が大である。

自由と平等という相反する矛盾概念が、同時に成立するはずがない。

現代科学で明らかになった遺伝の法則は認めなくてはならないが、

財産までも遺伝するとは思えない。

財産は、あくまでも個人の所有物でなくてはならない。

世界支配階級が財産や社会的地位の世襲を唱えたい気持ちはわかるが

考えてみれば、古代社会や封建社会で既に人類が経験済みの社会形態である。

21世紀型の社会形態ではない。

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