多摩理場放送局

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・第二世代~近代理容の礎=大場秀吉



 第二世代に、上海で修行を積んだ大場秀吉(旧姓:渡辺秀吉)がいます。

 明治35年(1902年)「大場」本店を東京芝の田村町(現在の虎ノ門)に開店しました。一番の違いは椅子ではなかったかと思われます。西洋理髪の理髪椅子は、後ろに倒れるようになっており、高さも上下できるようになっていました。まだ日本手拭いを使っていた時代に上質のタオルをふんだんに使い、洗面所の隅で洗面器に頭を突っ込むのが普通であった時代に、この店ではボイラーを焚いて釜から直接湯が出るようにしてあり、理髪椅子に座ったまま、「蓮の実」と呼んでいたシャワーから頭に注いでいました。
 当時、「大場理髪舗」の技術はヘアカット、シャンプー、シェービング、フェイシャルマッサージ(美顔術)、ヘッドマッサージが行われ、紳士淑女たちがご来店されていました。後にマニュキュア(美爪術)も導入していきました。こうして近代理容の礎ができあがり、このシステムからマッサージに至まで、大場秀吉が始めた西洋理髪は今日、どこの理髪店にも普及している(はずなのですが・・・)。

 また、大場秀吉は民間初の天皇陛下の理容師として昭和天皇陛下に仕え、後に息子・栄一も昭和天皇の理容師となりました。

 今は本店を南青山に、新宿、赤坂、六本木に支店があります。特に赤坂支店は日本で一番高い総合調髪料金(カット+シャンプー+シェービング=¥9,700)を挙げていると思われます

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