★今日何食べた?★

★今日何食べた?★

00.11パリヘ




■ミラノからパリへ■



イタリア最後の日。
日曜日のため、お店はほとんどお休みだったけど、それでも開いているお店をさがして母と2人でショッピング。
幸い中央駅近くに空いているお店があったので、おにーちゃんへのお土産を買う。
それ以上に自分用のおみやげまでしこたま買ってしまう。何が物欲がないんだ!

昼にはパリに向けて出発。
ミラノのマルペンサ空港からはアルプスの山々がとてもきれいに見えた。
こんなにきれいに見えるのは1年に何回もないらしい。
なんてラッキーなんでしょう。
それもこれも普段の行いがよいせいだ、絶対!!

ミラノに向かう途中から観たアルプスの山々

パリまでは飛行機で約1時間半。
イタリアからフランスへのフライトなのに、EU圏内の移動ということで、国内線の乗り継ぎのようだった。
パスポートは必要ないし、出国&入国審査もないし・・・。


飛行機が離陸してほどなくして機内食が出たが、ちょー激マズ!!
一口だけ食べたけど、あまりのまずさにそれ以上口をつけることができなかった。
よくもこんなまずいのを選んで出せるよなー、と逆に感心してしまった。
おかげで飛行機の中ではビールしか飲めなかったぜ。
ま、とにかく、ばいばい、イタリア!



夕刻、パリに到着。
古今東西、空港というのはどれも同じ雰囲気を醸し出しているものだ。
また別の国にやってきたという気がしない。
パリのシャルル・ド・ゴール空港からホテルまではバスで約1時間。
宿泊するホテルはベルシーという町のはずれにある地区にある。
このベルシーという地区は今都市開発が進んでいて、日本でいえばさながら幕張あたりか。
しかし地下鉄でパリの中心地まで約10分という便利さ。
新しくできたホテルでここもやはり快適。
部屋には何故かベッドが3つもあった。
到着してすぐに、母と私はモンマルトル地区にある「ムーラン・ルージュ」というキャバレーへ。

パリのムーラン・ルージュ

キャバレーとはいっても、日本のそれとは大きく異なり、大きなステージでさまざまなショーが繰り広げられる。
今回パリのツアーに参加した人は10人だったが、
ムーラン・ルージュに出かけたのは私たち親子とハネムーンでやってきた1組のカップルだけ。
ホテルからムーラン・ルージュに向かうバスの車窓からライトアップされたエッフェル塔を見ることができた。
今年は2000年ということで、エッフェル塔がライトアップされており、とてもキレイだった。

さて、ムーラン・ルージュのショー。
なんとここは日本円に換算すると、ショーを見てシャンパン飲むだけで15000円もする!
「しまった!」と後悔してしまったが、もう後には引けず・・・。
しかし、そんな後悔も、ショーが始まったら払ったお金以上に素晴らしいものだった。
こんな素晴らしいショーはみたことがないっっっ!!!
中での写真撮影は一切禁止なので、ショーの素晴らしさは頭の中にしっかりとしまいこんでおくしかないのだが、
とにかくあまりにも素晴らしくて、トータル3回も泣いてしまった。
ダンサー達はみんなかっこいいし、気づいたら口をあけて見てたよ、あたしは。
伝統のフレンチ・カンカンの踊りも見事!
パリにきたら何度でも見たいショーだ。
ロートレックの気持ちがよくわかるじょーー!
パリはなんて素晴らしい町なんだろう!!!!
パリに来て本当によかった、よかった!!と何度も思った。


ショーが終わってホテルに戻るバスに乗り込んだところ、バスのエンジンがかからず立ち往生。
一体どうなることかと思ったけど、ほどなく代わりのバスがやってきて一件落着。
・・・と思ったら、ショーに案内してくれたガイドさんのバッグが
エンジントラブルを起こしたバスに置きっぱなしで、ガイドさん、ちょーご立腹で運転手に八つ当たり。
でもフランス語で怒っても迫力はないもんだなー、と思ってしまった。
ま、どうやら彼のバッグも無事戻ってきたみたいだし、円満解決。
なんだかんだでホテル到着は午前0時半。
パリの夜も長い・・・。



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