Legendary Days

Legendary Days

そこに見出したもの


「あっ!あの声は!美優じゃねぇ?霜太!」
「あっ・・・・そうだな。」
「強がってないでさぁ話してみたら?」
「でもよ~・・」
「さぁ~行ってこい!!」
「わかったよ。」
「じゃぁ俺ここで待っとくゎ!」
「オゥ・・。」
そういうと霜太は美優の声のするほうへ歩いていった。すると
「あぁ~!霜太!こんなところに居たんだ~探したよ?」
というちょっとカワイ子ぶっている美優の声が聞こえた。
俊は
「キモィなぁ・・・・霜太も大変だな。」
と霜太を哀れんでいた。
数十分が経ち霜太が帰ってこなかった。
「まだかよ~。もしかして話が弾んだのか?!あの霜太が。」
と思い坂を上っていくと二人が見えた。俊は二人を見て唖然とした。なんとあの女嫌いの霜太が美優と口付けを交わしていた。俊はそれを見てしまいなんだか悪い事をしたようでいい事をしたようでなんだか気持ちが変になってきた。俊はなんだか訳が分からなくなりその場に座り込んだ。霜太が美優にしたのかそれとも美優が霜太にしたのか・・・・・・・。その結果で随分違った事になってくる。ふと二人を見るとキスを止め何かを話しているようだった。
「何してんだろ・・・・・俺。」
そう思いまた自転車のところへ戻っていった。その途中
「俺・・・バレー続けられるかなぁ・・・・本当にこのままでいいのか。」
と考えていた。自分は霜太と美優のキスを見てしまった。見てはいけないものを見てしまった。と思っていた。5分ぐらいして霜太が帰ってきた。そして
「俺。バレーやめるわ。」
「えっ?」
「すまんけど俺続けられる自信ない。」
「いきなりなんだよ!」
俊はやめることを決心したのだ。
「何で突然辞めるんだよ?」
「いや、バレーよりもやりたいことが他にもあるから。」
「何だよそれ!?」
「お前には関係ないだろ!」
俊は苛立っていた。理由は自分でも良く分からないがただ言える事は霜太のためだったのかもしれない。
「最低だなお前。仲間を裏切る気か。あ?」
「関係ねぇだろうがよ!」
「ふざけんなよ!おらぁ!」
ドスッ!霜太は俊を殴った。
「うぜぇんだよ!」
ドスッ!俊は霜太を殴った。
二人はその後も殴り合いの喧嘩をした。そしてすぐ美優が来て二人の喧嘩を止めた。
「もぅ辞めなよ!こんなことして何の意味があるのよ!俊君!霜太!もぅ今日は帰ろう?」
俊は「お前と霜太のことを思って言っただけだ!」と言いそうになったが堪えた。そして霜太と俊は別々の方向へと帰っていった。

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